第2期の第2回外国人市民会議が行われました。1回目と比べて、全体リラックスした雰囲気でした。討議事項は、第1期提言の具体化に向けた当面の対応予定、策定中の多文化共生社会推進プラン(案)についてなどです。体験にもとづいた率直で貴重な意見がたくさん出されました。
提言の具体化については、6ヶ月に一度、進捗状況を報告してほしい。プライバシーの問題で難しいと言われたが、外国人児童の実態把握ができないか。実態把握ができないと課題が明確にならない。多言語の岡山生活情報を外国人登録窓口でパックにして渡してほしい。推進プランについては、外国人が支えられる、助けられる存在であり、日本文化を押しつけられる印象をもつ。共生社会プランなのだから、なぜ外国人が日本にいるのかということも含め、外国人とともに社会を作る観点を組み入れてほしい。……etc。
一方、岡山市への要望ばかりではなく、自分たちでできることはしていこうとの提案もありました。発言があるたびに、周りの皆さんも「そうそう」とうなずかれるのが印象的でした。推進プラン(案)は、議会の委員会をへて、パブリック・コメントが行われます。
次回は、医療・災害などの課題についてです。
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いろいろと書きたいことがあるのだけど、はじめて、岡山市原爆被爆者総会に参加をしました。被爆者の平均年齢は、全国75歳、岡山県79歳です。被害者救済と核廃絶に向けた粘り強い活動に敬意を表します。