4月18日 「協同労働」をご存じですか？

　今日は、岡山県高齢者福祉生活協同組合であった、協同労働・協同組合法についての勉強会に参加をしました。
　雇用労働ではなく、働く者や市民が協同で出資し、経営し、働くのが、「協同労働」で、20年前から全国各地で展開されています。
　http://www.roukyou.gr.jp/16_whats/rinen.htm　
　今の法律では、労働者は雇われる人で、「雇用労働」しか想定されていませんが、現在、「協同労働」を旨にした新しい協同組合法の制定が国会では超党派で目指されています。
　協同労働も法制化についても、まだ余り知れ渡っていませんよね。勉強会では、「公共」のあり方まで話題となり、興味深いものでした。「労働」は人間の根幹に関わることであり、法制定が求められます。

4月17日 自衛隊のイラク派遣は違憲判決

　今日、名古屋高裁で、「自衛隊のイラク派遣は違憲」との判決が出ました。自衛隊のイラク派遣の派遣差し止めと慰謝料などを求めた裁判の控訴審判決です。派遣差し止めと慰謝料請求の訴えは棄却ですが、実質的には「勝訴」。画期的な判決です(^^)。国側は勝訴のため上告できず、確定する見通し。
　岡山も含め全国11カ所で行われているこの裁判。岡山訴訟は全国で唯一、まだ判決に至っていません。証人尋問が6月にあります。
　「憲法9条」の大切さを実感できる判決でした。

4月13日 野宿生活者の会・炊き出し

　
　先週は雨、今週もやや雨模様。南方公園と城地下で43人の皆さんに、炊き込みご飯のおにぎりとスープ＆お茶。野菜スープにはゆで玉子が2個入っています。どうやら玉子の差入れがあったようです。女性は5人。風邪薬より胃薬をと言われる方が多かったようです。ボランティアは15人と普段よりやや少なめだけど、スムーズですね。
　この場でいろんな生活相談が出てきます。ある女性の方に生活保護受給をと話ながらの帰途でした。

4月12日 “よっしゃ”の夕食会

　ボランティアサークル「よっしゃ」は、かつて精神病を体験した人たちと、支えつつ支えられて一緒に生きてゆける街を作りたいと活動しています。毎週土曜日の夜の夕食会も活動のひとつで、私も時折参加しています。
　今日の夕食は、揚げ出し豆腐＆山芋のすり下ろし、切り干し大根の煮付け、素麺入り具だくさんみそ汁。もちろんスタッフの手作り。病院や施設を出てから、家族と一緒ではなく一人暮らしをする人たちがいて、そんな方達と一緒に家庭的な場がもてたらとスタートしたと聞いています。切り盛りするスタッフだけでなく、「よっしゃ」が好きで私のように食事をとりに来る人もいます。
　みんなで美味しく食事をいただき、一週間の出来事を報告しあって、歌をうたう。今日は、病院に入院中の仲間から届いた手紙をみんなで聞きました。3月にあった「よっしゃ」の集いで、Ｒっちゃんが「“出会い”で元気になった」と体験報告したけど、ここに来ると私も元気になるのです。
　アパートの一室を借りて、皆さんのスペースとしていますが、この維持費が大変。京橋朝市などを活用しながらのやり繰りに頭が下がります。

4月11日 チューリップの会・“ぷれジョブ”スタート間近

　

　　チューリップの会（支援を必要とする子どもの社会参加を考える会in京山）の例会日。5月からいよいよ“ぷれジョブ”活動がスタートします。
　“ぷれジョブ”とは聞き慣れない言葉ですが、ハンディーキャップをもった子どもなど何らかの支援や理解を必要としている子どもたちの社会参加を促し、将来的には就労につなげる目的を持った職業体験です。放課後や休日を利用して、週１回１時間、地域や近隣地の企業や公共施設に出向いて働くという経験を積み重ねる活動です。
　参加する子どもたちのお母さんを中心に前向きににぎやかな会で、出席している私も元気になります。
　伊島幼稚園の入園式もありました。「チューリップ」を歌う時にはみんなが大きな声で整然と。歌ってすごいですね。チューリップの歌詞は、幼稚園の皆さんにも、“ぷれジョブ”の活動にもぴったりです。
　写真はお隣りのチューリップ。色がすきです。我が家はまだつぼみ。