APLAのオンライン総会に参加をしました。全国の皆さんだけでなく、フィリピン・ネグロス島ともつながっていました。
岡山に来られたチータやジョネルの元気そうな姿もあり、嬉しかったです。
ネグロスもコロナでは大変なようです。でも、私たちがつながるカネシゲ農場は外出制限で買物に困っている地域の需要にフィット。Facebookを利用して始めた、農場の野菜や肉を配達するデリバリーサービスが好評のようでした。
私たちがネグロスに関わったきっかけは、飢えを招いた砂糖危機。砂糖きびプランテーションで外国向けの砂糖しか作ってこなかった農業労働者が、「自分たちの食べ物は自分たちで作りたい」という願いからでした。
今や若い研修生を受け入れ、地域の農業者として送り出す自前のカネシゲ農場が、コロナ禍という危機のなかで、自分たちだけでなく、地域の皆さんの食を支えていることを知り、タブレットの前で一人感激していました。
ジョネルが責任者の養豚も、他の島から肉が入って来にくくなって注文が多くなり、合わせて、肉の質の良さも伝わっているようです。
農場から出た幹線道路沿いに、KIOSKという小さな売店も始め、農場生産物の販路拡大へと。将来は、ソーセージなどの加工品販売やカフェへとつなげていきたいそうです。
日本サイドのAPLA事務局も、若いスタッフが、オンラインでの活動を広げてテレワークでがんばっていました。
この一年、ネグロス岡山では梅田環代表が、全国的にも、ネグロスとの営みをスタートさせた秋山眞兄・APLA共同代表、堀田正彦・初代ATJ代表が天に召され、寂しくなりましたが、培ってこられてきたことが、花開いているなぁと感じる総会でした。