今日は、
「おかやま労働安全衛生センター」総会に参加。
奥津晋弁護から、
4月16日に判決のあった、
クラレ・山陽断熱アスベスト損害賠償訴訟裁判について
特別報告がありました。
原告13人(元従業員2人と4遺族)に対しては、
雇用主であった㈱山陽断熱に
1億3200万円の損害賠償を支払えとの
命令が出されました。
この点では、勝っています。
でも、すでに亡くなられた1遺族に対しては、
時効として却下されました。
また、発注元のクラレに対しては、
形式的な使用従属関係は認められないことを理由に、
責任を退けています。
亡くなった時期が早いということで、
(早く亡くなられたのは、
大量にアスベストを吸った可能性が高い)
救済されないのはどうなのか。
また、被害者の救済を軸に、
実質的に使用従属関係のあったクラレの責任を問っていくということです。
安全より利益を優先させることを許してはいけません。
記念講演は、大槻剛巳さん(川崎医科大学教授)による
「環境と健康問題~アスベスト・PM2.5」でした。
興味いっぱいでしたが、
最後少ししか話を聞けませんでした。残念!
でも、お会いできてよかったです。
インターネットでみると、
作曲をされCDを出されているのですね(^^)。
労働は人間の尊厳だと思います。
「おかやま労働安全衛生センター」の活動に、
これからも学んでいきたいです。
* * *
あともう一つ、総会に参加をしました。
「大学女性協会岡山支部会員総会」です。
グローバルな視野で、
女性の教育の向上&男女共同参画社会の推進を
進めておられます。
女性が会員の集まりですが、
会員の皆さんが、
ていねいな運営のもと、
いい距離間で活動しているなぁと、
参加する度にその空気に触発されます。
今年度は、来年に岡山で行なわれる
ESD世界会議を視野にいれた活動が多いです。
こちらも一緒に活動することを楽しみにしています。
母体の(一般社団法人)大学女性協会は、
国際大学女性連盟(IFUW)の加盟団体です。