政令市移行後の権限移譲について県市連絡会議が開かれ、権限移譲事務の概要や県市財政への影響見込みなどが示されました。朝、行われた高谷市長と石井知事のトップ会談を皮切りに、県と市側で慌ただしい動きがあり、市議会としては午後4時に代表者会議が開かれ、私たちにその内容が明らかになったのです。法令等に基づく移譲事務(1387項目)、事務処理特例条例等による移譲事務(111項目)、県単独事業(69事業)………、国県道は2002年度以後の国県道に関する県債元利償還金7年分172億円、宝くじの発売収益金は人口比に応じて35.6%(17億円程度)………。いただいた資料では詳細はほとんどわかりません。
そして、この内容を検討するために、急遽12月4日(火)に各常任委員会が開催されることになりました。5日から代表質問が行われますが、その他様々な会議が矢継ぎ早に入ってきています。
なお、この内容は変更の余地はないそうです。内容について明らかにするようにと度々多くの議員が請求したにもかかわらず、議会の政令市調査特別委員会にすら、これまでなんの報告もなかったのですよ。保健福祉委員会では、吉備・御南中学校区が福祉区を見直した上で政令市移行ということで、福祉行政についても討論が必要でしょう。
はたしてこんな状態で、十分な議論がきちんとできるのだろうかと思います。拙速どころの状態ではありません。
ところで、写真は何かわかりますか? 我が家の裏庭菜園のミツバです。小さな芽がたくさんでてきて何かと思えばミツバ。大きくなると固くなるのですが、小さなうちは柔らかくて香りもよくてお吸い物をはじめいろんなものに使っています。ほっとします。