岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

10月4日-3 講座「子どもの意見表明権 〜 子どもの声を聞いていますか? 〜 」に参加しました

2020-10-04 | おにき日記
 

 10.4午後、「子どもの意見表明権 〜 子どもの声を聞いていますか? 〜 」に参加をしました。
 9.27に、里親と児童養護施設で過ごした若者から、子どもの声を聞くことの大切さ、声にすることの難しさ、子どもの声を信じない大人たちの存在、それらの仕組みづくりはこれからだという実情を聞いていたので、岡山での現場の取り組みが話し合われるこの企画を楽しみにしていました。
 弁護士、医者、教員、自立援助ホーム関係者、元児童相談職員、また会場からは児童養護施設職員などからのご発言。
 なかなか、会の様子をまとめられなかったのですが、大塚愛さん、木口優さんがまとめておられたので、ご参考ください。「おかやま児童虐待事例研究会」の公開講座です。報告集も作られます。
 



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*大塚愛さんのFacebook投稿文

今日は美咲町で開かれたみどりの大会に出席した後、南下し、
おかやま児童虐待事例研究会主催の
「子どもの意見表明権」の講座に参加しました。
子どもの権利擁護のために一時保護所などで話を聞く弁護士さんからの報告や、
意思表明がしにくい障がい児に丁寧に寄り添う特別支援学校の取り組みや教員が支援につなげた性虐待の事例、
自立援助ホームで、女の子たちからの意見を聞いた大人達が民主的に改善を図った事例、
児童相談所に第三者として弁護士さんが入ることで、最初は抵抗があったけど、今は児相の中でも好評で、子どもの権利擁護を考える機会になっていること、
虐待や犯罪の加害者の中には、かつて被害者だった人も多く、加害者のための更生プログラムがとても大事だということ、
子どもの意見を聞くだけでなく、その意見に対して大人がどう判断したかというフィードバックが合わさって初めて「権利」となること、など
さまざまな立場から、貴重なお話をお聞きしました。
アドボケイトの制度が始まり、
ようやく子どもの権利擁護や意見表明権が語られるようになったという今、
現場の皆さんが、さまざま悩み模索しながら、
子どもを真ん中において、最善の利益のために努力されている…
そんな皆さんの熱意に感銘を受けましたが、
より広く「子どもの権利」が意識される社会になっていければと思います。
会場では、久しぶりにお会いできた人たちも多く、
オンラインではない生講座の良さも実感しました。^^
 
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*木口優さんのFacebook投稿文

昨日、きらめきプラザにて岡山県児童虐待研究会の公開講座がありました。
「子どもの意見表明権」
 
~子どもの声を聴いていますか?~
様々な立場で社会的養護下の子どもさんに関わっておられる方々のお話、また会場に参加された方々も日頃子どもさんと関わる方が多く、岡山ならではの講座だと感じました。
一時保護所での聞き取り、また支援学校での意見聴取の取り組みの工夫や実例、養護施設での聞き取りにより民主的な動きから約束事の見直しがあった事、CAP岡山の説明など発表がありました。
また社会全体から人権問題についてをアニメ「パパ、ママをぶたないで」のストーリーより虐待について発見から被害者のケア、ならびに加害者のケアの必要性を市場さんが説明されました。
被害者が居所を変えるだけでなく、加害者に対し適切な対応をするべく法の整備が不可欠であり、被害者も加害者も出さないシステムの必要性を話されました。
また、加害者更正プログラムについて会場からの質問もあり、今各地で自主上映されている映画「プリズンサークル」の中でのCTの説明もありました。
加害者も以前に被害者であった事が多いという事実。自分が被害者であった事に向き合う体験は安全な場所でしか出来ないと思います。法の整備が必要です。
暴力の連鎖を止める為に、まずは今子どもさんの話を聴く、そしてみんなでもっと考えたいです。

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