岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月24日 みどり岡山総会と福嶋浩彦さんを招いてみんなの自治講座「議会ってなんだ」 & 戸籍女子、父ちゃんになる! ~ あなたが自分と向き合うことで 周りや社会の景色が変わる ~

2017-06-24 | おにき日記









 「みどり岡山」総会を行いました。総会で、大塚愛さんと私が共同代表になりました。
 ちょうど一年前の総会。横田えつこさんの後継として大塚愛さんが補選に挑戦してくださることを発表したとき、感激と感謝の大歓声があがったことを思い出します。2016年度は、日本の政治状況も、みどり岡山にとっても、怒涛の一年でした。大塚愛さんは、選挙も、県議会議員としての活動も、横田さんが天国から喜んでいらっしゃるだろうなと思う嬉しい活躍です。出会いと経験を愛ちゃんらしい力にしておられます。
 私的には、思いがけず、夫・光吉ひとしが鏡野町議に挑戦することになり、はじめはビックリ。思えば、これ以上にない候補者、安心の輪がさらに広がると取り組みました。光吉さんは、みどり岡山スタート時点からの運営委員で、事務局長経験者です。
 この一年を思い返すと、愛ちゃんの存在にニコニコ過ごし、光吉さんが町議になってからは、光吉さんが話すひと言ひと言にワクワク耳を傾けています。
 総会後は、福嶋浩彦さん(元我孫子市長、中央学院大学教員)から、「議会ってなんだ? ー 議会と住民参加 ー」ということで、みんなの自治講座をもちました。
 まず、自治体の土台は、大事なことはいざとなったら市民が直接決めることができる直接民主制なんですよ、国会とは大きく違う。という大原則を確認。
 そして、議会は行政の監視機関だという人がおられますが、議会は自治体の意思決定機関。議会は、首長(行政)が議会の決定にもとづいて、仕事が行われているかどうかを監視するのです。意思決定機関なので、議員間の議論で合意を作らないといけない。例えば人口減少社会において、地域の質を高めていくためには、何に集中して、何をひかえるかの判断が求められる。そこで、議員間の討論・議論が必要になる。現実的には修正議案で議員間討議が行われることになると。確かに、議案に付帯意見をつけるときには、議員間討議が行われます。実態とはかけ離れていますが、議会の役割を再確認しました。
 また、首長と議員をされた経験から、首長にたくさん情報があるように思うが、首長がもっている情報は行政情報。本当の情報は暮らしのなかにあり、市民とつながる複数の議員がいる議会に情報がある。それを反映しての議員間討議になるのだと。
 などなど、頭と心を整理しつつ、励ましをいただくお話でした。ありがとうございました。
 こうした議会活動もふくめて、多くの皆さんといっしょにがんばった一年。政治状況も暮らしの状況も厳しいですが、さらに多くの皆さんと話す機会をふやしながら、安心できる場をひろげ、2017年度もがんばっていきたいです。よろしくお願いします。



 午前中は、京山公民館さんかくウィーク公民館行事で、タカキート(臼井崇来人)さんの話を聞きました。タイトルは、「戸籍女子、父ちゃんになる! ~ あなたが自分と向き合うことで 周りや社会の景色が変わる ~」です。
 タカキートの話は大好きです。さまざまなことにぶつかったり、むきあったりしたとき、自分の気持ちや感情を見つめ、整理され、わかりやすく伝えてくださいます。性同一性障害であることをカムアウトされたときの、FBに綴っておられた言葉に深く感銘を受けたことを思い出します。
 誰かに決めつけられた自分のイメージを自分に押し付けるのではなく、グローバルな視点で自分の存在と生き様を問い続けてほしいと。お話のあとのワークショップでは、「あるがまま」というのがキーワードでした。
 久しぶりにお会いしたタカキートはなんかゆったりしている感じがしました。ご家族みんなで仲良くお過ごしなんだろうなぁと思います。これからもご一緒に性的マイノリティの課題にとりくんでいきたいです。



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