今日は、この4月に「福祉の専攻科」が倉敷市児島にオープンをしたと聞き、訪問をしました。NPO法人サポートセンタージョイ運営による「かがやきの杜“ジョイスクール”」。自立訓練(生活訓練)事業です。写真は、NPO法人理事長の赤澤正基さんと。
たんぽぽネットワーク(しょうがいのある子どもたちの教育を考える会)の場で、特別支援学校高等部の子どもを持つお父さんが、「高等部を出てすぐ就職・作業所ではなく、もう少しゆっくりと学んで成長ができるような場があってもいいのでは」と言われたことがことがあって、“ジョイスクール”の話を聞いたとき、まさにそんな事業だなと思いました。
支援学校卒業生や青年期の障がい者が、将来自立した豊かな生活を営むための訓練や支援を、ゆったり、のびのびと自由に楽しく受けられる通所施設です。2年間。健常者のように、障がい者にもいろんな選択肢があったらいいですよね。他府県には、2年間の「専攻科」があり、そこで学生と同じように、仲間とともに遊び、楽しく学べる場があるそうです。2008年にオープンした和歌山県のフォレスクールなどを視察しての開所です。
私が訪問したときには、パソコンの練習をしていました。昼ご飯作りなど、衣食住の生活講座、趣味の特別活動など、プログラム内容は理事長ご推奨です。
“ジョイスクール”では、現在も利用者を募集中。その後の進路の一つとして、就労継続支援事業B型も開設されます。