VSCO犯罪被害者支援ボランティア養成講座に参加。基礎講座の最終回です。娘さん、息子さんを亡くされた遺族の方から、お話を聞きました。どちらとも加害者が未成年だったのですが、突然子どもを失ったショックのなかで、被害者のプライバシーの方がまったく考慮されていなかった。少年法により、真実を確認することすら難しかった。二次被害で悩まされた。……。
今回の基礎講座で、「犯罪被害者の権利宣言」について知りました。1)公正な処遇を受ける権利、2)情報を提供される権利、3)被害回復の権利、4)意見を述べる権利、5)支援を受ける権利、6)再被害から守られる権利、7)平穏かつ安全に生活する権利。犯罪被害者は、“支援”される存在ではなく、“権利”の主体であるということです。
悲しみと苦しみを経て、権利回復のために歩んでこられたお二方の姿は凛としておられ、多くのことを学ばせていただきました。