岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月26日 岡大津島キャンパスにある戦争遺跡めぐり & 自然エネルギー活用シンポジウム & 滝浦孝さんのご冥福を祈ります

2010-06-26 | 平和


 今日は、6月29日、岡山空襲の日を前に、岡山大学津島キャンパス戦争遺跡巡りに参加をしました。今までもチャンスがあったのに、恥ずかしながら初めてです。
 日露戦争後、ここに陸軍(第17師団)の施設が建設され、後に岡山連隊区となり、敗戦(1945)まで軍事施設だったのです。このことは、学生時代から知っていたし、私の暮らしていた女子寮は、当時の馬小屋を改造したとも聞いていました(本当かな?)。でも、じっくりと、意識して学んだことはなかったのです。

 一番初めの写真は、連隊司令部だった建物。私の学生時代は岡大事務局本部だった建物で、新しい本部建設とともに、正面だけ残して、やや西に移築されたものです。貴重な文化財ということでの保存。

 工学部裏の赤レンガは、学生時代には、毎日、目にしていた親しみある建物です。倉庫だったそうです。

 三枚目の写真は、教育学部の入り口にある、「砲身型軍人勅諭下賜五十周年記念碑」。1932年に建てられたものですが、こちらも学生時代には毎日、横を通っていたのに、まったく知りませんでした。
 その他にも、学生時代には行ったことがない場所をあちこち見て、教えていただきました。将校が楽しんだ庭跡には、池や灯籠などが残っていました。

 見慣れた風景が違ってみえてきます。もう四半世紀前となった私の学生時代には、まだまだ当時の建物が。今となってはほとんど残っていないので、早め早めの対応が必要です。
 学生時代にきちんと学んでいたかったですね。残念ではありますが、時機を逸しないよう、(仮称)岡山空襲平和資料館」についても早期に整備計画をと願います。

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 午後からは、旧本部近くの岡大・50周年記念館に。「地域の自然エネルギー活用と地方の活性化」という岡大環境管理センターの公開シンポジウムに。風、太陽光、バイオマスについて、行政、市民団体、経済課、研究者が知恵を寄せ合います。
 民主党の政策に気になるところが幾つかありますが、その一つが、原発推進の施策。それを国際的にも展開するとマニフェストにありますが、原発ではなく、地域の自然エネルギーを活用するべきです。

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 滝浦孝さんが昨日お亡くなりになり、「お別れの会」がもたれました。
 滝浦さんは、私の学生時代に岡山に来られ、初めてお会いしたのは、岡大のサークルBOXです。労働運動、平和運動などに熱心に懸命に取り組まれ、日常的にもそして選挙のときも温かくご指導くださいました。滝浦さんと一緒にいると、なぜか安心できたものです。
 一人身ということもあり、病魔に冒されてからは生前葬。今回はまったくの無宗派の献花のみで、皆さんと食事。生前にいろいろと段取りを依頼されていたようです。滝浦さんらしいなと。滝浦さんを慕って、多くの方が全国各地から集まっていました。天国から見守っていてくださいね。









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