【千葉市議会の正面にある両側にある大画面にビックリ。議員の各議席にマイクがあり、はじめの質問以外は、自席から行うようです。正確でなかったら、ごめんなさい。】
【委員会室では、床上間近に、こんな大画面ディスプレイが置かれていました。】
【どの市議会にいっても、その議会のあり方を把握するのに必死でした。】
【横浜市議会議場は、海のブルーを基調にとてもオシャレでした。床の模様は波を、写っていませんが、天井は船を模してありました。機能面でもいろんな工夫があったので、別途、アップするつもりです。】
7.12~13に、議会運営委員会メンバーを中心に、千葉市議会、川崎市議会、横浜市議会の視察を行いました。
視察の内容は、今年度から始まる「予算・決算特別委員会の運営」についてです。岡山市議会では、この9月議会に、改変して初めての決算特別委員会が行われます。
3市議会を訪問しての感想は、三者三様。歴史も地勢も人口規模も、どこかで議会の文化という言葉が使われましたが、育まれてきた議会のあり様も異なるからなのでしょうね。岡山市議会らしいものを作っていくということだと思います。
違い過ぎて、正直なところ、その市議会の定例会の流れを把握するだけでも精一杯でした。
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✳︎岡山市議会でこの9月議会に改変して初めて行われる決算特別委員会。はじめに「代表質疑」が会派ごとに行われるのですが、この代表質疑は代表質問とどのように異なるのか。
準備をしないといけないのですが、どうしたものかと思案中。
どの議会でも意識して聞いてみましたが、どの議会でも、代表質問は市政一般が対象だが、代表質疑は議案だけという仕切り以外は、あまり違いがないようでした。
実際にそれぞれの会議録を読んでみても、そのように思われ、私もそれでいいのではないかと思います。
✳︎予算・決算特別委員会の会場は、千葉市議会、川崎市議会は議場。横浜市議会は特別委員会を意識してつくられた大会議室があり、傍聴席は40ありました。
岡山市議会でもこの9月議会は議場で行われ、本会議と変わらない傍聴者席数となりますが、新庁舎に移ってからも本会議場で行えばいいのではと思います。
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3市議会すべての様子を書くと長くなるので、はじめに訪れた千葉市議会において印象に残ったことを幾つかあげます。とりわけ③は必要なことだと思います。
①全議案が一括上程されたあと、「議案研究」という日程がとられ、会派ごとに分かれて、局単位で議案説明、質疑応答が行われます。
②5分科会が2グループに分かれ、日にちを交互に行っている。つまり、他グループの分科会の傍聴ができるということです。
③予算・決算審査特別委員会ともに、来年度への「指摘要望事項」がまとめられます。予算審査特別委員会分科会では、当初予算審議案の前に、前年の「指摘要望事項」に対する措置状況の報告が行われます。
④資料としてあった「ちば市議会だより」には、会派ごとの*賛成反対への態度と*意見表明が掲載されていました。
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この3市に共通するのは、ここ数年で新庁舎建設が行われたということです。千葉市は今年の4月から。川崎市は11月からで残念ながら新庁舎に入ることはできませんでした。横浜市議会は2020年からです。議場は真新しく、機材も最新のものでした。
会派「みらいえ」の若い皆さんから、どうして議会質問にパワポが使えないのかという質問があったので、各市議会で聞いてみたところ、3市議会ともパワポを使っての質問が可能でした。どんな仕様にしているのか。確認をしたいと思います。
なお、委員会での傍聴者への資料配布については、それぞれでしたが、ぺ―パーで各人に配布されている議会もありました。傍聴者への利便性は進めていきたいです。
刺激の多い視察となりました。岡山市議会での運営に生かしていきたいです。
【のぞみ・のぞみコンビ。】