毎日、暑いですね。
岡山市は100年間で8月の月平均気温が1.6℃上がっているそうです。私が20歳になるまでは、27℃未満が当たり前だったとのことです。大きな水害・土砂災害も頻発しています。
8.13は、市民ネットで、気候変動への適応策について勉強会をしました。講師は、白井信雄さん(山陽学園大学教員)で、Zoomです。
気候変動は自然災害や健康面だけでなく、特産物、景観資源、観光資源など、地域資源にも大きく影響を与えるようになりますよと。桃をやめて、マンゴーができるようになるかもしれないといわれて、ハッと。
白井さんは、こうして気候が非常事態になっているとき、地域における気候変動への追加的適応策や気候変動の地元学を進めたいと言われています。
地元学。そういえば、京山ESD協議会でも、水俣に倣ってできたらなぁという提案もあり、意識をしてきたことがあります。
国も何とかしないといけないと、2018年に「気候変動適応法」を策定しました。そこで、自治体には、地域気候変動適応計画の策定などを努力義務ですが求めています。
岡山市は、今年度、環境基本計画と地球温暖化対策実行計画の中間見直し作業中です。それにあわせて、適応計画を全庁的に進めていこうとしています。
勉強会では、地域新電力をどう進めるのか、地元学の実践例は?、SDGsを計画にどう積極的に入れていくのか、市民・事業者からのボトムアップをどう作るのかなど話は尽きませんでした。
暑いと熱中症に気をつける。そして、先々への一手をみんなで意識して進めたいですね。
◎ 環境省 「気候変動適応法の概要」
https://www.env.go.jp/press/files/jp/108353.pdf
お花は、鏡野の家周りの写真です。子どもの頃から親しんできた花を見ると何やらほっとしますね。私たちの趣向の変化のためか、ケイトウ、マツバボタン、ダリアなど、昔ながらの夏の花をあまり見かけなくなっているように感じます。