3.26、映画『子どもたちによろしく』を、シネマクレールでの最終日にようやく観ました。寺脇研さんと前川喜平さんが企画をした映画です。みどり岡山も広報で応援をしました。
観ていると辛くなり、目と耳を覆いたくなる場面もあります。子どものいじめ、親の貧困、ギャンブル依存、性的虐待……など、子どもをとりまく厳しい現実が繰り広げられます。
想像力をしっかり働かせて、映画に出てくる子どもたちの心に寄り添おうと思いました。「えっ」という展開もあり、一度観ただけでは、子どもの気持ちに理解が至らないところも私にはあったかと思います。
正直、学校や行政とのつながりが出てこないことにイライラしましたが、それだけ子どもが孤立をしているということなのですね。
いじめられている子どもが、一人、ボールを壁に投げている場面が何度かでてきました。私は、その子どもの存在に気づき、声をかけているだろうかと。
私の周りには、その子どもに声かけをする大人たちがいて、感心することがあります。子どもに寄り添う場を地域につくること、子どもが声を届けようと思う大人になること、その輪を広げること。
3.27、パンフレットも読みました。ボリュームが多く、子ども役の俳優たちの言葉にも学ばされ、映画への理解を助けてくれました。もう一度、観たい。
岡山では終わったけど、全国では、これから上映が続いていきます。ご覧くださいね。パンフレットも読まれることをおすすめします。
◎ 映画『子どもたちによろしく』公式サイト