岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

7月24日 熊本地震・熊本城と益城町に

2016-07-24 | おにき日記







 宿がなかなか取れなくて、ようやくあったのがゲストハウス。こちらも初体験でした。外国人が多いのでしょうね。和の置物・飾りがアチコチに置いてありました。
 早朝は、熊本城の周辺を散策しました。石垣があちこちで崩れ、根こそぎ大木が倒れているところもあり、熊本城エリアには立ち入り禁止です。たくさんの方が早朝ランニングしてをしておられ、写真を撮っていたら、女性が寄ってきて「とりましょうか? 皆さんの暮らしが先でしょうけど、熊本城も必ず復旧します」と言われました。たくさんの方に愛される熊本城ですね。私も好きです。









 そして、益城町に。神田こうじ合志市議会議員のご案内です。お連れ合いのご実家がまさに被災地ど真ん中にあり、爆弾が落ちたかと思ったということです。とりあえず道が通れるようになりましたが、益城町の家の解体作業はこれから何年もかかるとのことです。
 益城町総合体育館には多くの方が避難され、仮設住宅への入居とともに数は減ってきているとのこと(とはいえ、7月8日時点で800人近く)。段ボールの柱とベッドで仕切りは布でした。元々、YMCAに指定管理されている施設で、YMCAのボランティアスタッフを多くみました。
 神田さんは他の避難所のご様子もあわせて、福祉避難所とはいうけど、介護士・看護師も被災するわけだし、すべての避難所に福祉的な視点が必要だと言われていました。また、神田さんは熊本県学童保育連絡協議会の会長です。益城町の学童保育所のスペースが狭くなったということで、仮設の学童保育所設置にご尽力してこられました。今週設置され、28日に開所ということ。NGOの避難所の子どもたちのケアについても教えてくださいました。いざという時に、日頃の活動の大切さを思います。
 日曜日なので解体工事はなく、出会う人はまばらで静かな益城町です。まずは住宅確保。そして復興には長い時間が必要で、それぞれの暮らしは多様です。まずは避難されている方のストレスをより少なくと願います。
 熊本市内。家やビルの外見はなんともないようでも、中が大変なところが多いと聞きました。熊本地震から100日。益城町などで自治体主催初の慰霊祭が今日持たれたそうです。熊本地震の報道が少なくなっていると感じます。被災地の一部を垣間見ただけでけの短時間の訪問でしたが、思い切ってきてよかったです。キャッチ&発信を意識したいです。

 


コメント
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