今日は2月議会開会日。市長の所信表明がありました。
大森市長の二つの目玉、中心市街地活性化とESD世界会議に続いてあったのが、「男女共同参画課」から「女性が輝くまちづくり推進課」への名称変更。違和感がぬぐえません。
「さんかく条例」でもプランでも、性別に関係なく、その人らしく生きることができるまちづくりを目指しているからです。男性が変わらないと共同参画、平等社会はやってきません。男性が、参加・相談しづらくなるのかなとも感じます。
もちろん、ワークライフバランス施策、賃金・雇用など女性への不当な差別解消、子育て支援などはしっかりしてほしいものですが、今の名称でも十分取り組めること。「名は体をあらわす」で、懸念すること多しです。
今日は2月議会開会日です。写真は議会終了後に行なわれた、議員研修会です。
岡山市顧問弁護士の佐々木基彰さんから、「平成19年度・20年度政務調査費裁判から考える政務活動費の適正支出について」とお話をいただきました。
ちょうど一年前の3月に、地方自治法が改正され、名称が「政務活動費」に改められるとともに、政務活動費を充てることのできる経費対象の範囲が少し変更もされたのです。そして、議長は、使途の透明性の確保に努めるものとすると定められました。
平成19、20年度の岡山市議会への判決は、私は多くは妥当なものだと思っています。裁判官によって判決内容が異なる場合(年度ごと、地裁と高裁でも異なる)がありますが、裁判制度上からくるもので仕方がないことではあります。これからも説明責任がまっとうできる政務調査費の使い方をしていきます。