新田原井堰(和気町、農業用水施設)です。太伯小学校児童クラブの子どもたちに、水利の面から農業に関心をもっていただこうと企画された第2農業委員会としての取り組みです。自分たちの周りの田んぼとの関わりを学びます。農業委員会はこんなこともしているのですね(^^)。私も以前から行きたかったところです。
この井堰は、全国一の貯水量をもっています。県北で豪雨があったため、門が一つ開いており、にごった水が流れていました。
私の左後ろに端っこだけ写っているのが、小水力発電の建物です。“小”といっても、私が今までみたものとは比較にならないくらい大きい(最大2400kw)。中国電力に売電して、運営費にあてているとのことですが、パンフレットによると、旧和気町内のふつうの家庭の約9割(3600世帯)の電気をつくっているそうです。
この新しい井堰ができる前(1979年から8年かけて築造)の、江戸時代築造300年の歴史をもつ岡山県指定「田原井堰」は撤去され、関係資料が「和気田原井堰資料館」が建設されています。スゴイ技術と熱意。とても分かりやすく親しみやすいお話で、子どもたちはイキイキと話を聞いていました(^^)。