今日は、岡山大豆倶楽部での楽しみの一つ、大豆料理教室。ミレットの岡田シェフに教えていただきながら、今日は大豆料理3種。「大豆と黄ニラ入り、豆腐のスープ」「厚揚げと大豆のチリビーンズ」「大豆と挽肉のハーブ風味スパゲティ」。かなり遅れての参加で、私がしたのは、主に「食べる」ことでした(^^)。美味しい。でも、レシピがありますから……(^^;)。
そして、今日は、黄ニラ大使の植田輝義さんがこられ、岡田シェフとともに、「食」と「農」についてアツく、さわやかに、語ってくださいました。こんな素敵な“ミニ・トーク”を聞くことができるとは。お二人ともかっこよかった(^^)。
黄ニラ大使が話してくださったのは、主に、菅内閣が進めようとしているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)について。情報を公開してもっと熟慮をというのが趣旨だったように思います。農家ももっと自分たちの想い・主張を声に出さないといけない。「一人ひとりが大使」という言葉に、大きくうなずいた私でした。
岡田シェフの、「安さを追及するのではなく、価値あるものを適正な価格で」との言葉に、思わず私の原点、フィリピン・ネグロス島を思い出しました。外国依存のサトウキビ経済のなかで、飢えて多くの子どもたちが天国に。「価値あるものの適正な価格での流通」をめざして格闘してきた、今も格闘中だからです。何処も同じですね。
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そして、昨日のブログでご案内した「あれから10年…~日本軍「慰安婦」問題の現在とメディア~」/池田恵理子さん講演会」に。池田恵理子さん(写真中央)は、元NHKディレクターで、昨年定年退職されました。今、「女たちの戦争と平和資料館(wam)」館長。wamには、私も2回訪問しました。
池田さんは、NHKエンタープラズ21への出向を命じられるまでに、NHKで、8本の「慰安婦」問題の番組に携わってこられました。マスメディアがとりあげない問題は、市民が記録を取り続けるしかないと、「慰安婦」被害者の証言を映像で記録する女性グループ・ビデオ塾も立ち上げて、活動してこられています。
「押さえつけられるほど、そこに本質があり、いいものができる」と不屈の心と行動力の方。とにかく諦めない。「慰安婦」問題の情報はまだまだたくさんあるので、この問題が正しく理解され、常識となる日本を作っていきたいと結ばれました。
宗教(主に仏教)の研究を通して性意識や「穢れ」意識etcについて問い続けている源淳子さん(私の横)も来られていて、久しぶりにお会いしました。お二人に出会えてダブルで元気が出ました(^^)。