福嶋浩洋さん(前我孫子市町)が、「新しい働き方」を考える市民集会の基調講演講師として来られました。主催は、労協センター事業団・ワーカーズコープ。演題は、「新しい公共とその担い手」です。先週同様、わかりやすく図解をして話をしてくださいました。
例えば…。市民ができるものは市民が行い、できないものを税金を払って行政にしてもらう。そこで指定管理者制度がでてきますが、今までのように、本音のところの「コスト削減」が優先ではなく、受益者市民にとっての〈質〉で判断をする。コスト削減が人件費にはねかえり、同一賃金同一労働の原則を行政が先頭になって砕いているのが実際のところだが、そうであってはならない。そして、〈質〉をみるときは、行政のなかだけでなく、少なくとも民間との対話でもって決める。この課題は、私もこれから取り上げていきたいと思っています。
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昨日に続いて、午前中はアドボカシー講座に出かけました。午前中は、各省庁が出している通達について。通達集は3センチにもなる分厚いものです。一つひとつの通達が、DV被害者の皆さんの汗と涙の結晶であり、勝ち取ってこられたものなのです。まさに昨日のブログに書いた「当事者主義」。私もしっかり勉強して、いかしていきたいと思います。