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浦和サポーターの差別的行為に処分

2014-03-13 23:58:57 | フットボール・スポーツ
前節のJリーグで、浦和レッズサポーターが差別的と思われる行為を行ったことについて、
Jリーグと浦和レッズがその処分を発表しましたね。

まず、クラブ側では、

・その行為を行ったサポーターグループの活動停止とメンバーの無期限入場禁止
・横断幕や装飾物等の掲出禁止
・役員報酬の自主返納

Jリーグからは、

・譴責
・次のホームゲーム(清水戦)の無観客試合


とのことです。

なんだかんだ言って、クラブもJリーグもなあなあで誤摩化すのかと思っていましたが、
意外に早いタイミングでそれなりの処分を決定したと思います。
これは純粋に評価したいと思います。

アウェーとはいえ無観客試合に応じざるを得ない清水側にとってはとばっちりですが、
そうした浦和から清水への迷惑、というのも含めて自覚すべきペナルティだと思います。

浦和の一切の横断幕・装飾物禁止というのは、今後こうしたことは起こさない、
という浦和サポーターの決意表明の機会を失ってしまうようで、気の毒な気もしますが。


大マスコミも、この問題、差別という厄介な問題ってこともありますので、
スルーするのかとも疑ってましたが、テレビ番組などでも大きく扱っているようで、
そういったことも意外ではありましたが評価できます。

ま、今年はサッカーのワールドカップイヤーですし、
東京オリンピック招致が決まったばかりですし、
やっぱり厳格にしなければ、という判断もあったのかもしれませんけどね。


まぁでも、世界ではこれくらいが標準ですからね。
中には、もっと厳しい処分でもよかった、という声もあるようですが、
自分的には頑張ったほうだと思います。

サッカーだけでなく、スポーツだけでなく、
社会全体から差別行為が根絶されることを望みます。
 

エネルギー自給のためとしても原発反対

2014-03-11 23:41:25 | 日記
11日は311、東日本大震災からちょうど3年です。

こうなると思い出したようにみな、被災地を元気に!と、
お決まりのように言うのですが。

そんなに被災地は元気がないのでしょうか。
復興のために必死に頑張っていても、元気がないということになるのでしょうか。

これは、被災地以外の人々が、ただそう言いたいだけで、
震災で弱っている被災地は弱いままだと考えているっていうことです。

で、その弱ってる人々に対して、元気を与える側でいたい、
元気を与えたと、いいことをしたという気になりたいのです。

その満足を得るためには、被災地は元気であってはならないのです。
被災地以外の人々にとっては。


あ、いや、いくらなんでも天邪鬼すぎたようです。


ところで、311が起きて、被災地が元気でない一番の原因は原発事故ですが。

福島第一原発事故からちょうど3年たったところですが、
いまだに原発事故の原因は解明できず、なんて言うワケですよ。

これって、いくらなんでも呑気過ぎなんじゃありません?

っていうか、ヤル気ないのでしょうね。
もしくは、解明したくないのでしょうね。

時間が経って事故が風化して、事故のことや放射能の影響のことなど、
国民が忘れるのを待っているのじゃないかとさえ思います。


311のあとに、

 プロメテウスの火、パンドラの箱

というエントリーをポストしました。

ゼウスが禁じたプロメテウスの火が原発による核エネルギーとして、
ゼウスの罰はパンドラだったのじゃないかと。

そして原発事故があってパンドラの箱は解かれ、災いが世に出てしまいます。
必死で箱に閉じこめたのは、「希望」という名の放射能汚染の真実であり、
箱に閉じ込めた行為は「隠蔽」ということになるかもしれません。


とにかく、福島第一原発の事故の原因さえもわからない、
つまり、事故がまた次にあったとしたら、またその対処法もわからない、
それなのに原発を再稼働・推進する動きが明確に出てきておりますが。

そんで、原発を維持・推進する側は、火力に頼っていて原発が動かないから
電気料金が上がると国民を脅し続けています。

火力に頼っているから、化石燃料に頼っているから、
電気料金が上がるのだと脅し続けています。

だから原発が必要でしょう?と。
いい加減なものだと思います。


とはいえ確かに、石油の大きな輸入元である中東に何かあれば、
また火力発電の燃料費が上がるだけでなく、十分な調達さえも危ぶまれます。

なるほどつまり、中東が不安定であれば、こうしてエネルギーを人質に取って、
国を威嚇できるということにもなります。

何かあったらエネルギーやってけないだろ?っていう。

だからそうした国々を威嚇し続け、大国のプレゼンスを維持し続けるために、
米欧にとって中東は不安定であるべきで、その地域を支配する必要があるのですね。

それって、やってることはパイプラインを人質に取って
ウクライナやその他ヨーロッパに圧力をかけるロシアと変わらないですね。


だからってエネルギー自立のために原発が必要かと言えば、
それは全然思いませんけどね。
 

浦和レッズの一部のサポーターにレイシズム行為か

2014-03-09 10:38:44 | フットボール・スポーツ



8日のJリーグ、浦和vs鳥栖戦で残念なことがあったようですね。
一部の浦和サポーターによるレイシズムと疑われる行為があったのだとか。

「JAPANEASE ONLY」と書かれた横断幕が掲げられたり、
李忠成選手に対するブーイングなどがそれらしい、というもので、
詳しくはコチラで見ていただくとしまして。


 埼玉スタジアム浦和ゴール裏ゲートに張られた「JAPANESE ONLY」の弾幕について


「JAPANEASE ONLY」や旭日旗がどんな性格のメッセージなのか、
そもそもこれらが浦和サポーターによるものなのかどうか、わかりません。

わかりませんが、浦和の槙野選手もツイートしてたり、
浦和レッズの公式でもコメントが掲載されるなど、
どうやらその行為はやっぱりあったのだと認識されているようですので、
クラブそしてJリーグにも速やかに調査をしていただきたいと思います。


 サガン鳥栖戦での出来事について

 本日行われましたJリーグ第2節サガン鳥栖戦におきまして、
 差別的と解釈されかねない発言と行為がありました。
 クラブとしましては、差別的発言・行為は断じて許されるものではないと考えています。
 浦和レッズは「差別的発言」の禁止など「重点禁止6項目」の遵守を呼びかける
 「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトを2014シーズンから強化して取り組んでおります。
 差別の最大の抑止は一人一人の心にあると考えております。
 そのために、浦和レッズは今後も「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトの啓発を軸に
 訴えを続けて参ります。
 なお、今回の出来事につきましては、事実確認のうえ適切な対応に取り組んで参ります。
 皆様のご理解とご参画のほど、何とぞよろしくお願いいたします。


うーん、なんかあまり意気込みを感じませんが。。

調査の結果、それが差別的行為との事実関係が明らかになったとしたら、
厳正な対処もお願いしたいと思います。

例えばヨーロッパなんかだと、罰金や勝ち点の没収、ホームでの無観客試合など、
そうしたクラブへのペナルティも見受けられます。
もちろん、差別行為に及んだサポーターは出入り禁止です。


浦和レッズは SPORTS FOR PEACE というコンセプトもお持ちのようですので、
こうした問題への対応を期待したいのですが、この時点で既に残念なのは、
クラブ側のスタッフが横断幕の問題を認識していたのにも関わらず、
試合中それが外されることはなかった、ってことですね。

そして外国人が写真を撮ろうとするとそそくさと外したのだとか、
ちょっといただけない対応なのではないかと思います。


これは浦和だけの問題ではありません。
Jリーグの問題でもありますし、日本全体のスポーツ界の問題でもあります。

日本のスポーツクラブや地域、もしくは日本全体が、
レイシズムに厳しく向き合うことができるのか、ということです。

海外のスポーツなどで差別の場面があった場合、たいていの日本人は
それを酷いと考える筈ですが、いざ似たことが日本で起きたときに、
どういった態度を取ることができるのでしょう。
そうしたことを肝に銘じて、関係者には断固とした対応を期待します。
ここで、この手の問題を自浄できなければ、東京オリンピックなんて開催して、
世界中の人々を「おもてなし(笑)」する資質がこの国にあるのか疑われるでしょう。


そのためにもメディアは、特に大マスコミ、テレビや新聞も、
この問題に蓋をすることなく、しっかり報じてもらいたいものです。

なぁんて、アベちゃんと仲良しの大マスコミは、
この手のことは揉み消すかスルーしちゃいそうですけどね。


ところで、この問題に関するニュースのヤフコメなんかを見ていると、
やっぱりこの行為に憤るコメントが多く、それはいいのですが、
「韓国人と同じことするな!」なんてコメントもかなり見受けられまして、
その時点でレイシズムだと思うのですが大丈夫なのでしょうか。
 

ハンデがあるのに作曲家とか政治家とかってスゲー

2014-03-08 09:05:12 | ニュース
ソチ・パラリンピックも開幕しましてね、結局、
ウクライナの選手も出場することになったようで、良かったですね。

こうしたスポーツの世界が政治に左右されて参加不参加とか、やめてほしいものです。
ウクライナの選手のことを考えれば、米欧も大会に閣僚を送らないとか、
そんな態度をとっている場合じゃないと思うのですけどもね。

大会が無事に終えることを望みたいと切に願うところですが、
ロシアに対抗する西側諸国はナニかおっぱじめたりしないものか、
ちょっと気がかりではあります。


さて、7日は作曲家といいながら実は別の人が作曲をしていたということで、
佐村河内氏(以下「ゴーチ」と呼ぶ)が会見を開きましたね。

が、しかし、なんでしょう、この大騒ぎっぷり。
まるで世紀の大犯罪があったかのようです。

いや、ま、曲を書いてないのに書いてたように偽った、
もしくは、耳が聞こえるのに障害者を偽った、
というのがたいそうな犯罪と言うのならそうかもしれませんけどもね。


なんでゴーチがこんなに叩かれるかというと、
ゴーストライターと言われる作曲担当の存在を隠していたことより、

 「せっかく、障害者が作曲したことに感動したのに」

という身勝手な想いを裏切られたことに、
マスコミも消費者も逆上してるってことなんでしょう。


これで、それまでは各界の著名人(笑)が絶賛し、CDも大ヒットするという、
ゴーチ作とされた楽曲の評価は変わってしまうのでしょうか。

まあ、「せっかく、障害者が」という感動が得られなければ、
その価値が別物になってしまうってのはなんかおかしなものですけど。


ゴーチがこんなにも国民の目の敵にされている一方で、
同じ偽装でも311被災地のドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」の
偽装については、ちっとも報道されませんね。

この映画は博報堂による制作なのですけれども、
大マスコミは大手広告会社のことには触れたがらないってことなんでしょうか。


ハナシは変わって政治の世界では、日本維新の会の会合で、
トルコなどへ原発を輸出する原子力協定に反対する党の方針にも関わらず、
慎太郎センセーが協定に賛成すると宣言し、それに対して党の若手議員が
「党を出て行け」と反発するという、なかなか愉快な展開が見られたようです。


 維新・石原代表が原子力協定に賛成表明 大阪系「出て行け」と反発

 日本維新の会の石原慎太郎共同代表は6日、
 自らが会長を務める党エネルギー調査会の初会合で講演し、
 今国会で採決予定のトルコなどへの原発輸出を可能にする原子力協定について、
 党の反対方針に従わず賛成する意向を表明した。
 これには大阪維新の会系の議員らが反発し、会合は紛糾。
 「東西」の埋まらぬ溝を改めて印象付けた。

 原発容認派の石原氏は講演で、昨年12月の両院議員総会で多数決で
 原子力協定反対を決めたことを「ばかばかしい。高校の生徒会のやり方だ」と批判。
 その上で「私は採決のとき賛成する」と明言した。

 その瞬間、大阪系の浦野靖人衆院議員が
 「(党の決定に)反対なら党から出ていったらよろしい」とかみつき、
 他の大阪系議員が「そうだ」「出ていけ」と加勢した。
 これに対し石原氏は「決定に反対する自由はある」と切り返し、
 「電力がなくて企業が死ねば、人が死ぬ」と大阪系を説得しようと試みた。

 険悪な雰囲気にたまりかねた園田博之国会議員団幹事長代理は
 「党の決定に従わないと党の崩壊につながる。
 協定に賛成するというのは取り消してもらいたい」と発言の撤回を求めた。
 同じ旧太陽の党系からの要求に石原氏は「それなら欠席したらいいのか」
 と苦笑するしかなかった。

 納得のいかない石原氏は会合後、記者団に「両院総会の決定は取り消すべきだ。
 党が未熟だ。でも、離党はしないし、党も分裂させない。東も西も議論したらいい」と語った。


「出て行け」と言ったのは浦野靖人衆院議員で、
確かに大人げなかったというか、もっと言い方はあったろうとは思いますが、
当選1回の新人議員がベテラン議員に言うことじゃない、みたいな批判は
いかがなものかと思いますね。

これ、映像を見ましたけど、慎太郎センセーが、

 原子力協定にはオレ賛成するよ、そしたらお前らどうすんの

なんて、恫喝まがいの高圧的な言動をするワケですよ。
それじゃあ党の方針を決めた党員達もカチンと来るでしょう。

慎太郎センセーはきっと、自分に言い返せる奴はいないと高を括ってたんでしょう。
もうね、こういう意識もね、古びてると思うのですよ。

慎太郎センセーは党が方針を決めたプロセスについても、
多数決が生徒会みたいと批判するのですが、
もともと政策理念なんて合っていなかった立ち枯れ新党が
維新に合流したのだって、数のためだったでしょうに。

その後、党の役員会で慎太郎センセーに発言の撤回を求めることに
なったようですが、さあ、どうなりますことやら。


もういい加減結構な年齢で判断も思考も何もかも衰えているのでしょうし、
そんなご老人をいたわらないといけないからか、不思議なことに
慎太郎センセーを批判する論調はあまり見かけないのは気のせいでしょうか。

アレですかね、障害者でありながら曲を作ると一層ありがたく尊いのと同様に、
よぼよぼの老人が政治家をやってると一層ありがたく尊いのでしょうかねえ。
 

事件報道におけるプライバシーの扱い

2014-03-06 23:49:37 | ニュース



千葉県柏の通り魔事件で逮捕された24歳の青年。

逮捕前の事情聴取の時点での報道では「24歳の男」と氏名を明かされず、
インタビュー映像でも顔を隠すか、ぼかしエフェクトを入れてました。

それが、逮捕状が出てからは実名も出るし、顔も晒されるようになりました。

ま、これはこれで正しい対応だったのかなと思います。

事件性が凶暴凶悪のものではあるにはしても、
容疑が確定する前の段階であまり特定の個人を犯人扱いするような報道は
すべきではありませんね。


なんですが、逮捕・拘留から1年以上経ってやっと保釈された
PC遠隔操作事件の容疑者、片山氏の扱いは酷いものでした。

逮捕される前からマスコミに備考されて顔も日常の行動も晒され、
容疑者どころか完全に犯人扱い、変人扱いだったのですからね。

たとえ警察側がマスコミにけしかけたにせよ、
いかに異常な報道ぶりだったことでしょう。


ま、警察や検察からしたら、この凶悪犯を逮捕するから、
Making of からちゃんと撮影して記録して、盛大に報道して、
その活躍ぶり・ヒーローぶりを大いに喧伝するように!
ってな魂胆だったのでしょうけども。

それが、操作が思うように進展せず、操作のずさんさが露呈するばかり。

この度の片山氏保釈のプロセスではまた醜い駆け引きに及んだようで、
片山氏も言うように悪あがきがすぎますねえ。

必死すぎてむしろ哀れでさえあります。


その検察の悪あがきに、


 「重大悪質な事件で、被告が全面的に争っており、
 罪証隠滅の恐れがあることから一貫して保釈に反対してきた。
 高裁の保釈許可決定には著しく正義に反する法令違反と重大な事実誤認があり、
 特別抗告している。最高裁で適切に判断されると考えていてる」


と、のたまっているようなんですが。

彼らの言う、

 「著しく正義に反する法令違反と重大な事実誤認」

ってのが具体的に何なのか、素人にわかるように説明して欲しいものです。


もちろん検察は、自らのメンツのために一度拳を振り上げたからには、
あくまで片山氏が犯人として追求を辞めないのでしょうけども、
証拠が600幾つもありながら容疑確定に持ち込めないようじゃ、ねえ。

で、大マスコミを使えば片山氏が奇人変人であると洗脳して、
彼が犯人だと国民をだませると期待したんでしょう。
そして片山氏自身がコロっと自白すると期待したんでしょう。

ところが、そんな検察の思うようなシナリオにならなかったものですから。
それどころか検察側がむしろ不利であって、追いつめられてるカンジでしてね。

もうね、捜査はイチからやり直した方がいいんじゃないのと、
誰か中のエロいヒトが言って上げた方がいいんじゃないですかねえ。


まーでも、それから比べれば、柏の通り魔事件報道に関しては、
マスコミもちっとは学習したのかどうなのか、ってことですかねえ。


あーでも、ところで、柏の通り魔事件については、NHKなんかで、
容疑者の小学校時代の担任の教師とやらがインタビューに応えていて、
なんとこれが、浮いてたとか作り話をするヤツだったとか、
かつての教え子についてネガティブな発言をばんばしているワケですよ。
こんな先生なんて嫌ですよねえ。

しかもNHKではこの映像で、教師の顔を隠し、音声にエフェクトをかけて、
教師のプライバシーを守るかのようなことをしていたのですが、
テロップで小学6年のときの担任、なんてことが表示されてまして、
それだけでその教師が誰なのか特定できると思うのですが。
あれはなんだったのでしょうか。