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浦和レッズの一部のサポーターにレイシズム行為か

2014-03-09 10:38:44 | フットボール・スポーツ



8日のJリーグ、浦和vs鳥栖戦で残念なことがあったようですね。
一部の浦和サポーターによるレイシズムと疑われる行為があったのだとか。

「JAPANEASE ONLY」と書かれた横断幕が掲げられたり、
李忠成選手に対するブーイングなどがそれらしい、というもので、
詳しくはコチラで見ていただくとしまして。


 埼玉スタジアム浦和ゴール裏ゲートに張られた「JAPANESE ONLY」の弾幕について


「JAPANEASE ONLY」や旭日旗がどんな性格のメッセージなのか、
そもそもこれらが浦和サポーターによるものなのかどうか、わかりません。

わかりませんが、浦和の槙野選手もツイートしてたり、
浦和レッズの公式でもコメントが掲載されるなど、
どうやらその行為はやっぱりあったのだと認識されているようですので、
クラブそしてJリーグにも速やかに調査をしていただきたいと思います。


 サガン鳥栖戦での出来事について

 本日行われましたJリーグ第2節サガン鳥栖戦におきまして、
 差別的と解釈されかねない発言と行為がありました。
 クラブとしましては、差別的発言・行為は断じて許されるものではないと考えています。
 浦和レッズは「差別的発言」の禁止など「重点禁止6項目」の遵守を呼びかける
 「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトを2014シーズンから強化して取り組んでおります。
 差別の最大の抑止は一人一人の心にあると考えております。
 そのために、浦和レッズは今後も「SPORTS FOR PEACE!」プロジェクトの啓発を軸に
 訴えを続けて参ります。
 なお、今回の出来事につきましては、事実確認のうえ適切な対応に取り組んで参ります。
 皆様のご理解とご参画のほど、何とぞよろしくお願いいたします。


うーん、なんかあまり意気込みを感じませんが。。

調査の結果、それが差別的行為との事実関係が明らかになったとしたら、
厳正な対処もお願いしたいと思います。

例えばヨーロッパなんかだと、罰金や勝ち点の没収、ホームでの無観客試合など、
そうしたクラブへのペナルティも見受けられます。
もちろん、差別行為に及んだサポーターは出入り禁止です。


浦和レッズは SPORTS FOR PEACE というコンセプトもお持ちのようですので、
こうした問題への対応を期待したいのですが、この時点で既に残念なのは、
クラブ側のスタッフが横断幕の問題を認識していたのにも関わらず、
試合中それが外されることはなかった、ってことですね。

そして外国人が写真を撮ろうとするとそそくさと外したのだとか、
ちょっといただけない対応なのではないかと思います。


これは浦和だけの問題ではありません。
Jリーグの問題でもありますし、日本全体のスポーツ界の問題でもあります。

日本のスポーツクラブや地域、もしくは日本全体が、
レイシズムに厳しく向き合うことができるのか、ということです。

海外のスポーツなどで差別の場面があった場合、たいていの日本人は
それを酷いと考える筈ですが、いざ似たことが日本で起きたときに、
どういった態度を取ることができるのでしょう。
そうしたことを肝に銘じて、関係者には断固とした対応を期待します。
ここで、この手の問題を自浄できなければ、東京オリンピックなんて開催して、
世界中の人々を「おもてなし(笑)」する資質がこの国にあるのか疑われるでしょう。


そのためにもメディアは、特に大マスコミ、テレビや新聞も、
この問題に蓋をすることなく、しっかり報じてもらいたいものです。

なぁんて、アベちゃんと仲良しの大マスコミは、
この手のことは揉み消すかスルーしちゃいそうですけどね。


ところで、この問題に関するニュースのヤフコメなんかを見ていると、
やっぱりこの行為に憤るコメントが多く、それはいいのですが、
「韓国人と同じことするな!」なんてコメントもかなり見受けられまして、
その時点でレイシズムだと思うのですが大丈夫なのでしょうか。
 
コメント
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