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原発新設会合の腑抜け、特定秘密保護法案合意の腑抜け

2013-10-17 23:51:33 | ニュース
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自然がつくりだした神秘の丘「チョコレート・ヒル」 by 世界十大奇景-巧克力山(1) / alvin0118


17日の日本経団連新聞によると、経産省エネルギー政策会合で、
原発新設が不可欠というハナシになったとのことです。
なんか、そういう結論ありきな会合っぽいですけどね。


 「原発の新増設を」 経産省がエネルギー基本計画会合

 経済産業省は16日、中長期的なエネルギー政策の方向性を示す
 基本計画に関する会合で、原子力政策を巡り話し合った。
 経産省は7つの課題を挙げた上で、原発を使わなくなる場合に
 コストや人材確保の不安が大きくなる見通しを示した。
 有識者からは原発の新増設や寿命延長を求める声が相次いだ。
 年内にまとめる計画で原子力を必要な電源として位置づける。

 東京電力福島第1原発事故を踏まえて改正した原子炉等規制法は、
 原則として40年以上の運転を認めていない。
 経産省は16日の基本政策分科会で、原発がすべて40年で運転を終えると、
 設備容量は現在の約5千万キロワットから2028年に半減し、
 49年にゼロになる試算を示した。20年代と30年代半ばに急激に設備の容量が減る
 「がけ」があり、原発に代わる電源の確保の難しさを訴えた。

 分科会では山名元京都大学原子炉実験所教授が「急激に原子力依存度を下げることは
 代替エネルギーの確保に必要な時間や投資を考えると危険。新増設は避けて通れない」
 と切り出した。豊田正和日本エネルギー経済研究所理事長は「一定の率を維持するための
 新増設が可能となるメッセージを基本計画に入れ込んでほしい」と求めた。
 増田寛也野村総合研究所顧問も「古い物を使い続けるよりは最新のもののほうが
 安全性は高いはず」と訴えた。

 経産省は地球温暖化問題を巡り「意欲的な目標だけが出ても道筋がなかったら
 うまくいかない」と主張。来月の国連の気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)
 に向け20年までの温暖化ガスの削減の数値目標設定を急ぐ環境省をけん制した。
 原発に絡む人材確保の面でも「建設や保守の経験を蓄積して安全を高めるには
 原発の少ない状況が障害になる」と危機感を示した。


まったく国の役人ってのは相変わらずですねえ。
原発を維持・推進するほうが危機感ありますっての。


冒頭の写真はフィリピンのボホール島で見られるチョコレート・ヒルと呼ばれる
特殊な景観ですが、先日この島で大きな地震がありました。

このボホール島のあるフィリピンと、そしてパプアニューギニアと、
太平洋地域ではM7クラスの地震が続けて起きてるってときに、
日本は原発が必要だとか言ってるのですから、のんきなものです。


上の記事ではエネルギー確保とか安全性とか地球温暖化とかいろいろ言ってますが、
原発新設の根拠にそんなことをいろいろ議論に持ち出すってことは、それくらい、
実は必要性がないってコトの裏返しなんじゃと思ったりするのですけども。

まぁなんでも結構ですけど、そんなに原発の電気が欲しくて、
新たに原発が必要なのであれば、次は是非、東京湾沿いに作ってくださいよ。

都会の電気のためでしょ。
それに原発は安全なんでしょ。

どうか経産省の高級役人とかエネルギー政策会合のエラい人、ご検討お願いしますよ。


さて、これで日本はブラック国家になるんでないの?的な特定秘密保護法案、
与党でありながら法案に慎重だった公明党が、取材活動については原則として
罰則対象外にすることで大筋合意するんですって。


 公明、秘密保護法案を了承 「知る権利」明記

 政府と公明党は16日、機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する
 特定秘密保護法案の修正を巡り大筋合意した。
 取材活動は原則として罰則の対象外とする案で折り合った。
 公明党は17日に幹部が協議したうえで、修正案を了承、法案提出を容認する見通しだ。
 政府は早ければ22日にも法案を閣議決定したい考えだ。

 礒崎陽輔首相補佐官が公明党のプロジェクトチームの大口善徳座長に修正案を提示。
 公明党側が大筋で受け入れた。報道機関の取材活動は著しく不当でない限り
 「正当な業務行為」と位置づけ、罰則の例外とする。
 特定秘密の指定基準を策定する有識者会議の設置を担保する表現も盛り込む。

 公明党が付則に盛り込むよう要求していた公文書管理法の改正は、
 国会答弁や付帯決議で対応する方向だ。同法の改正によって閣議の議事録の作成を義務付ける。

 公明党は「取材の自由」や「知る権利」を確保する条項の明記などの法案修正要求を
 政府に提出。政府はこれらの文言を盛り込んだ修正案を示し調整を続けていた。


よく、特定秘密保護法案について大マスコミがする形容に、上の記事にもある通り、
情報を漏らした職員への罰則を強化する、とあるのですけど、これって、
本質を誤魔化してませんかねえ。

「特定秘密」なるものを行政が勝手に決めることができちゃうとか、
本当に危険視されるものは別にある筈なのですけど。

それには触れずに、守秘義務違反に対する罰則なんてもともとあるものについて、
罰則強化、ってことで法案修正の正当性を印象操作するだけじゃないですか。
で、本質からは目をそらそうというね。

なんとも腑抜けた合意だなと思うワケですが。


だいたい、取材活動は原則は罰則から除外と言ってもですね、
記事にするとなると問題は別になるのでしょうかね。

ま、取材はいいとしても、特定秘密を漏らした際の罰則強化となると、
取材に対して役人は何も答えなくなるんじゃないですかねえ。

そうするとマスコミは一層、取材よりも役所の出す報道資料に頼らざるを
得なくなるのではないかと、それを垂れ流すことしかできなくなるのではないかと、
いう恐れはないでしょうか。

ん?
なあんだ、今とたいして変わらないか。


ま、まったく、こんなことで法案についての不安を一つ解消しました、
というアリバイにされてしまうのでしょうね。
何につけ、こんな茶番の繰り返しですよ。
 
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アンダー・コントロールじゃなくてアンコントローラブル

2013-10-16 23:31:19 | ニュース
台風26号は伊豆大島に甚大な被害をもたらしたようです。
現時点で16名が死亡、数十名が行方不明になっているということで。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。


そんなワケで、ニュース番組も台風被害関連のニュースが大きくなるのも尤もですが。

その中で、台風が早朝の関東を襲ったってことで、
交通機関の乱れによる首都圏の通勤の混乱ぶりを取り上げているのですが。

そんなもん、小さい小さい。
伊豆大島が被った被害に比べれば小さ過ぎますって。

そんなことを取り上げるヒマがあれば、
もっと注目すべき被害や他のニュースがありそうなもんです。

福島第一原発とかね。


福島第一原発では、台風26号来襲のどさくさに紛れて、
貯まっていた雨水を排水したんですってね。

東電によるとその汚染濃度は基準値以下で、敷地内に排水したってことで、
緊急だったこともありその行為を正当化してるようですが。

基準値以下と言ったって、その基準値は即席で作ったばかりらしいじゃないですか。
だとしても、本当に基準値以下だったのか、そもそも測定もしているのか。

敷地内に排水と言っても、本当に敷地内限定だったのか、
だとしても、海洋などにそれが流出したりしないのかとか、

まあ、いろいろ疑問は湧いてくるワケです。
なんたって今や逃凶電力といえばオオカミ少年企業なもんですから、
ナニを言ったところで信用ならないのですからね。

それに、シートに水漏れが発覚して使用されないでいた地下貯水槽に、
汚染水貯蔵タンクを囲むせきに貯まった水をの一部を移したってんですから、
一体どうなってるんでしょう。

何週間後かに、その雨水が地下貯水槽から漏れてました、
移した水は実は高度に汚染されていましたと発表する東電の姿が見えるようです。


こんな体たらくな福島第一原発ですけれども、国会の代表質問でアベちゃんは、
汚染水は「全体的として制御」されていると改めて表明しましたね。


 安倍首相、汚染水「全体として制御」=秘密法案、早期成立に意欲-衆院代表質問

 安倍晋三首相は16日午後、衆院本会議での代表質問で、
 東京電力福島第1原発の汚染水漏れについて「近海の放射性物質の影響は、
 発電所の港湾内の0.3平方キロメートル内にブロックされている。
 全体として状況はコントロールされている」と述べた。
 その上で、政府として汚染水対策に全力を挙げる意向を表明した。
 民主党の海江田万里代表への答弁。
 首相は9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、汚染水問題について
 「完全にブロック」「状況はコントロールされている」などと言及。
 トラブルが相次ぐ実態と懸け離れた認識として、野党などから批判を浴びている。
 同日の答弁では「全体として」との表現を追加することで、
 断定調の発言の修正を図ったとみられる。
 (以下略)


全体として?

何たる詭弁、何たるごまかし。

だったら、部分的には制御できてないと認めるのですかね。

福島第一原発の事故対応の体たらくっぷりを見れば、こういうのは、
アンダー・コントロールじゃなくてアンコントローラブルって呼ぶ筈なんですがねえ。


もともとアベちゃんが汚染水は制御できてるなんて言ったところで、
そんなものは誰も信じてないのですけど、誰も信じてないからこそ、
こうやって割り切って大嘘をついちゃえるってものなのですかねえ。

国民はこんな総理を許しておいていいんでしょうか。
大マスコミの世論調査(笑)では高い支持率があるようですが。


で、アベちゃんによると、そんな福島第一原発については、
政府が前面に出て対応してくれる筈なのですが、
さあ、この台風時に一体どんな対応をしてくれてたのでしょうか。

いつ、前面に出て政府が対応してくれるのでしょうか。
それとも、もう対応済みなのでしょうか。

よくわからないのですが、アベちゃんがやるって言ってるのですから、
政府にはさっさと本気出してもらいたいものです。
 
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大型台風に隠れる臨時国会

2013-10-15 21:58:03 | ニュース
大型の台風26号が接近ということで、各地で大わらわの様相です。

特に予想進路では福島も暴風域に完全にとらえられているのですが、
事故対応もままならない福島第一原発は大丈夫なのでしょうか。


えっ、むしろ、もってこい、なのかも、ですって?

そうです、台風のどさくさに紛れて貯まった汚染水を放出できちゃいますからね。
それから、いろいろあるトラブルを大型台風のせいにしてしまえるかもしれません。

ま、冗談じゃなく、また大きなトラブルをもたらすんじゃないかと思われますが、
その時には汚染水、じゃなくて情報をアンダーコントロールするワケですから、
国民を心配させるには及ばないのでしょう。


この台風26号は10年に1度の大型台風ということですが、
ってことは、福島第一原発がこれから廃炉に向かうといったときに、
廃炉には数十年かかるワケですから、廃炉完了までに少なくとも
数回の大型台風の心配をしなくちゃならん、ということですよね。
いやはや。


しかし、ニュース番組などでは台風の件にエラい時間を割くのですよね。

まぁ10年に1度の大型台風ということで注目度・重要度も高いのでしょうが、
それは首都圏を直撃する恐れがあるから、全国区のマスコミも力を入れると、
いうことでじゃないでしょうか。

これが仮に沖縄や九州、西日本をかすめる進路だったらこんなに大きく扱うでしょうか。
つまりは首都圏のことだけが心配なんじゃないかと邪推するのですけどもね。

原発やTPP、米軍基地などと同様、首都圏がよければいいのだと。
そういう心理が大マスコミにも働いているのじゃないでしょうか。

そして今日から始まった臨時国会は台風26号に隠れてひっそりとした扱いと。
なかなか理想的な展開なのじゃないでしょうか。

と考えるのは穿ち過ぎなんでしょうかね。


所信表明演説でアベちゃんは、福島第一原発の汚染水問題を、
東電任せにせず政府が前面に出て今後とも対応すると言ったようですが、
今後とも、とか言われても、これまでも特にナニかした印象はないのですけど。
汚染水対策アイディアを募集したくらいじゃないでしょうか。

他にも、消費税増税は決定したようですが、法人税減税の件とか、
TPP、特定秘密保護法案、日本版NSC、憲法改正、解雇特区などと、
懸念される問題がたくさんありながら、与党の力技で押し切られそうな状況であり、
国民の不安も大きいはずなのですが、どうやら大マスコミはアベちゃんヨイショに
余念がないようで、個々の問題にはあまり触れないですね。

ま、大型台風が首都圏接近で、あまり臨時国会に時間・スペースを割けませんからね。
 
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秘密保護法案と武器輸出3原則を見直す政府、批判する気のない大マスコミ

2013-10-10 23:41:37 | 国際・政治
今日の日本経団連新聞に、特定秘密保護法案に関する記事がありました。


 特定秘密「30年超」は内閣承認 延長の乱用懸念に配慮

 政府は秘密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案に関し、
 漏洩を禁じる「特定秘密」の有効期間(最長5年)の延長に一定の歯止めを
 設ける方針だ。延長を繰り返して30年に達した場合、それ以降は更新の度に
 内閣の承認を求める。延長の乱用に対する懸念に配慮した。ただ「知る権利」の
 明記はなお検討中で、政府の恣意性をどこまで排除できるかは不透明だ。

 政府は9日、自民党の法案に関するプロジェクトチーム(PT)などの合同会議で
 この規定案を提示。30年超の延長条件に関し「政府の諸活動を国民に説明する責務を
 全うする観点に立っても、情報を公にしないことが我が国と国民の安全を確保するために
 やむを得ないものについて、理由を示して内閣の承認を得なければならない」とした。

 政府が9月下旬に自民党に示した法案の原案では、外相や防衛相ら「行政機関の長」
 が防衛や外交など4分野にかかわる情報から保護の対象となる特定秘密を指定し、
 その有効期間を最長で5年としていた。ただ行政機関の長の判断で何度でも
 延長できるため、与党内に「閣僚の一存で情報が半永久的に秘密にされる」
 との懸念があった。

 自民党PTは新たな規定を盛った法案を大筋で了承。近く公明党との調整を始め、
 来週にも総務会で最終的に了承する方針だ。座長の町村信孝元外相は会合後、記者団に
 「30年の有効期限が100年になるかもしれない可能性は原則としてなくなった。
 内閣は相当な理由がないと承認せず、かなり『知る権利』は担保された」と強調した。

 政府が30年超の延長に内閣の承認というハードルを設けたのは、
 公文書管理法で重要書類を非公開で保管する期間が最長30年であることを念頭に置いた。
 外交文書も作成から30年以上たてば原則公開対象となる。ただ有効期間の延長に対する
 政府の恣意性が完全に排除できるかは疑問が残る。

 日本弁護士連合会は「30年を超えても秘密を保とうすること自体が問題だ。
 行政の恣意性をなくすための判断を内閣という行政主体に委ねても何の意味もない」
 とし、第三者機関の関与を求める。政府は内閣の承認について閣議決定を想定している。
 30年超の延長を認めるか否かの条件は明らかになっていない。

 政府は公明党のPTでも30年超の延長規定を説明。秘密の指定権限の乱用を防ぐための
 政府の統一基準の作成に向けて設置する有識者会議の概要も伝え、会議に基準の運用の
 チェックを担わせる案も新たに示した。異論は出なかった。

 公明党は10日のPTで「知る権利」と「取材の自由」の明記を求めることを柱とした
 法案の考え方をまとめ、自民党との調整に入る。政府は来週の閣議決定を目指す。


はい、特定秘密の有効期間を30年を超えることに関しては、
内閣の承認を必要とする、みたいなことを承認したっていうのですが。

そりゃ隠したいことであれば、30年を超えようが内閣もホイホイ承認するんじゃないですか。
原則は廃炉にすべき原発も安全性が認められたら稼働を続けることを認める、みたいにね。

なので、30年がどーたらなんて、はっきり言ってどうだっていいハナシです。


それより、行政の長の裁量で特定秘密が規定されてしまうことが危険なんでしょうに、
そういうことについては触れてくれないのですね、この記事は。

代わりに別のことで法案に関する懸念があたかも解決されたかのように
見せかけているだけです。

大マスコミってのは役立たずですね。


全く、8割近くがこの法案に反対としたパブリックコメントとはなんだったのでしょう。

そんなパブコメなどただのプロセスに過ぎなくて、役人が決めたことは
国民の意見を聞いたアリバイだけ作って、とっとと進めるだけってことです。


それから、やはり今日の日経で小さく掲載された記事なのですが、


 武器輸出三原則の見直し提言へ、政府有識者懇

 政府の安全保障と防衛力に関する懇談会(座長・北岡伸一国際大学長)は9日、
 中長期的な安保政策の指針となる「国家安全保障戦略」の策定に向けた第3回会合で、
 武器と関連技術の海外への移転を原則禁じた武器輸出三原則の見直しを提言する方針で
 一致した。北岡氏は国家安全保障戦略は10年ごとに改定すべきだとの考えも示した。

 会合では三原則について「自由と民主主義など基本的な価値を同じくし、
 平和愛好的で、非膨張主義的な国と協力を深めるのはいいことだ」などと
 再検討を求める意見が相次いだ。北岡氏は会合終了後、記者団に三原則の見直しに関し
 「(国家安全保障戦略で)方向性を打ち出すことになる」との見通しを語った。


うーむ、日本も武器で儲ける国になるのでしょうか。

まあ、そういうコンセプトもあるのかもしれませんけど、そうすっと、
戦争推進に向かっての活動やら陰謀やらを働かす国になるってことです。

ま、ミニ・アメリカとして、世界の紛争を飯の種にする、
そんな国を指向しているのでしょうか。


こういったことに特定秘密保全法が幅を利かすとしたら、
なんて恐ろしい法律なのかと思いません?


ま、それに限らずですけど、国民が「知らないでいいこと」が
行政の裁量で大量生産されても、国民は知らないまま。

もちろん、原発のトラブルも含め、権力側が都合が悪いと思えば、
特定秘密にしちゃえるのです。

なんか、すごく前近代的で、現代民主国家とは思えないのですけど。


特定秘密保護法案では、「知る権利」「報道の自由」は保証するとか言ってますが、
そんなの憲法にあるように当たり前のことであって、わざわざ条文に書いて
配慮しましたとデカい顔されるようなことじゃないのですよ。

保証すると言ったところで全く評価には値しませんから。

そういうのツッコんで欲しいのですけど、大マスコミって本当に役立たずですね。


あ、大マスコミはこういうところで政府と取引があるのですかそうですか。
 
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プラズマテレビから撤退するパナソニック、原発からもTPPからも撤退しない日本

2013-10-09 23:39:42 | 社会・経済
パナソニックがいよいよプラズマテレビから撤退するとのことです。

やはり、そうなりますか。
液晶テレビの高性能化、低価格には勝てませんでしたね。

パナソニックは松下電器時代にはビデオ録画機の規格競争で、
品質的には勝ると言われたベータマックスのソニー陣営に対し、
ビクターなどとのVHS陣営として競争に勝ったのですけど。

今度は、品質的に勝ると思われたパナソニックはじめプラズマ陣営が、
液晶テレビ陣営に薄型テレビ競争で敗北したのですから皮肉なものです。

盛者必衰とは、昔の人はよく言ったものです。


まぁ、こうして民間企業は負けたことを認めれば、
潔く市場から撤退する決断もするのですけど、
一方、国となると往生際が悪いものです。


福島第一原発では今日も汚染水関連のトラブルがあって、
作業員が汚染水を浴びたということなおのですけど、
いや、これって、ものすごい重大事故ですよね。

少なくとも、ある個人がもろに災害を被ったワケです。

コレ、東電はどう対処するのでしょう。
明らかに汚染水によって被爆してると思われますが、
その被害を東電はずっと面倒みてくれるのでしょうか。

気になるところですが、これまでの東電を見てると期待できそうもありません。
自分とこの社員じゃないから、くらい平気で言いそうです。
直接的にその作業員を雇ったのは何次かの下請け企業だから、と。

でも、労働者を派遣するだけの企業が、こうした放射能被害に
対処できるとは思いませんし、これは東電が面倒見る範疇と思いますが、
実際のところはどうなのでしょうか。

もしくは、国策として原発を推進している政府が面倒見るとかね。

でも結局は、政府や東電の息のかかった病院やクリニックで、
問題なし、みたいな診断にされてしまうのですかねえ。
おぉ、こわ。


それに、だいたい、福島第一原発ではずっと高レベルで放射性物質が
放出されてると、東電も認めてるじゃ、あーりませんか。


 今も毎時1000万ベクレル 大気中に放出続く

 東京電力福島第一原発事故に伴い大気中に放出された放射性物質は
「セシウムの134、137を合わせて2万兆ベクレルになるとみている」と
 東電の廣瀬直己社長が7日の閉会中審査の参議院経済産業委員会で語った。

 廣瀬社長は「現在も毎時1000万ベクレルの追加的放出がある」と
 大気汚染が継続的に続いているという深刻な状況にあることを示した。

 また、海洋への放射性物質の放出について
 「当初は7100兆ベクレル放出されたとみている。
 その後、地下水の汚染などにより、最大で1日あたり
 最大200億ベクレルのセシウムが放出されているとみている」と述べた。

 日本共産党の倉林明子参議院議員の質問に答えた。
 また、田中俊一原子力規制委員長は「これ以上、海洋への汚染が
 広がらないようにするのが我々の役目だと思っている」と答えた。
 茂木敏充経済産業大臣は「海を汚さないため、万全の対策をとっていきたい」とした。

 政府側は地下水バイパスの水処理については地下水を原子炉建屋に
 近づけないための策として地下水バイパスで汲み上げた水を貯水タンクに
 一次貯留し、水質の安全性を確認できたものを海に放出すると説明。
 またサブドレインによって汲み上げた水は基準値以下の水の扱いについて
 専門家の知見も活用して検討中とした。
 トリチウム水についての対策では現時点では大量にトリチウム水を処理する技術は
 見つかっていないが、内外の英知を結集すべく技術提案を求めているとした。
 またトリチウムの分離技術や長期安定貯蔵方法などについても
 提案を募っているなどを説明し「海への安易な放出は行わない」とした。


大マスコミの報道はありませんけどね。


TPPもTPPでね。

自民党はあれだけ聖域を守ると言ってたんだから、
重要5品目の細目であろうが関税撤廃の対象とされる事態なのであれば、
卓袱台を返して交渉の場から撤退したっていいのじゃないですか。

もともと、交渉には参加するけど、不利なら撤退可能、と言ってましたよね。

やっぱり、撤退なんかできなかったのですね。
やっぱり、ウソだったのですね。

というか、聖域を守り通すことなんかできないことがわかっていて、
わざわざ交渉に参加したのですね。

わかりますよ。


なんか、アベちゃんはじめ閣僚とか役人とかの、


 え、まさかお前ら、マジで聖域が守れるとか撤退可能とか思ってたワケ?
 簡単に騙され過ぎだろw ばっかじゃねえ?www


とかいう、国民に対する冷笑・高笑いが聞こえてきそうですよ。
 
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