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ナチスと第二次アベちゃん政権は似てる気がする

2014-02-17 00:56:19 | 国際・政治
以前から第二次アベちゃん政権ってのはどうもナチスっぽいなと、
なんとなく感じていたのですが、この週末に世界史関連の書籍を読んでいて、
つくづく、いろいろナチスに似てるなと、改めて思ったのです。

で、どういうところがというのをメモ的に抽出してみようと思います。


・演説を頑張る

ヒトラーといえば、その演説っぷりが特徴で、
それによって民衆を惹き付けたというのはよく言われます。
アベちゃんも、うまいかどうかはともかく、
プレゼンテーションの技術についてはよく練習を重ねているふうです。
そもそも演説で人を説得するのは政治家の重要な資質ですが、
それを武器にしてやろうという意気込みが明らかに見てとれます。


・大きなウソをつく

ナチスの掲げた政策なども欺瞞であったとの評価がある一方、
ヒトラーは大きなウソほど人は騙されやすいと言っています。
大きなウソを確信犯的について知らんぷり、というのはアベちゃんの真骨頂。
TPPへの参加だったり汚染水のアンダーコントロールであったり、
他にも彼による大きなウソはここでわざわざ列挙するまでもないでしょう。


・オリンピック

その、汚染水はコントロールされていると国際舞台で嘘をつき、
まんまと東京オリンピック招致に成功したアベちゃん。
ヒトラーやムッソリーニも自国オリンピックの開催で
国威発揚、民族意識の高揚につとめました。
ところで聖火リレーを最初に始めたのはベルリンオリンピックなのですね。
これも宣伝省・ゲッベルスのアイディアなんでしょうか。


・宣伝省

宣伝の天才・ゲッベルスが率いた宣伝省はナチスならではのプロパガンダ機関。
アベちゃんがプロパガンダに利用するのはそう、「みなさまの」NHK。
NHK会長のモミーは「政府が右と言うものを左とは言えない」と、
堂々と政府御用報道機関であることを宣言していますし、
何のためにいるのかわからないNHK経営委員はみんなアベちゃんの友達で、
百田センセーも長谷川センセーも早速アベちゃん寄りの思想を
いかんなく発揮しているのはご承知のとおりです。
百田センセー原作「永遠の0」がプロパガンダ映画として
制作・公開されてるんじゃないかとしても不思議ではありません。


・民族意識の利用

ヒトラーはアーリア人が最も優秀な民族であると説き、
最も劣等なユダヤ人は一掃するべきと訴え、
人民に内在する保守的な意識を利用し、
国内の不満をユダヤ人に向けさせました。
マスコミは日本と中国や韓国との関係が冷えているとよく言いますが、
アベちゃんが同様のことを画策しているとしたら、
竹島や尖閣諸島、北朝鮮の問題などは、日本近辺における
軍事的緊張感を作り出すための演出との可能性はないでしょうか。
とにかく、国全体が右傾化してる気がするのは自分だけでないでしょう。
とかく日本人は自分たちがアジアで最も優れていると思いがちですから。


・大資本の支持

ナチスは大資本の支持を受けて選挙にも勝ち、
アウトバーン建設などの大規模公共事業や軍需工業を押し進めました。
今や日本でも国土強靭化という物騒な名称の公共事業が計画され、
武器輸出3原則を見直し武器輸出を拡大しようとする動きがあります。
大企業の経済的利益になりますからね。
実際に南スーダンの紛争では銃弾を国連・韓国軍に提供するという、
銃弾はその後使用されずに返却されたようではありますが、
武器輸出3原則の例外適用かと思われる実績を作ってしまいました。
アベノミクス(笑)も恩恵を受けているのは一部の大企業だけですしね。


・反対勢力弾圧

秘密警察・ゲシュタポは言論・集会の自由を剥奪し、弾圧する機関でした。
日本版NSAの創設が検討されていますが、秘密警察的使命を帯びるのでしょうか。
特定秘密保護法案なんてのが無理矢理に通されましたが、
これも反対勢力弾圧的な法案になりかねない懸念は拭えません。
また、アベちゃんは自分の政権打倒がアサヒる新聞の社是だと言ったり、
おそらく日刊ゲンダイが自分のことを「人間のくず」と呼んでいると批判したり、
政権に批判的なマスコミが気に入らないことを公言しています。
報道機関は政権のヨイショ報道をしろ恫喝しているかのようです。
ナチスは政権にとってふさわしくないと思われる書物の焚書を行いましたね。


・全権委任法

極めつけはアベちゃんの、自分が政府の最高責任者であり、
自らの一存で憲法解釈を変更できるというような、
立憲主義を否定するような発言です。
ナチスの悪名高い全権委任法は、
「政府によって制定された法律は憲法に違反しうる」と、
ヒトラーによる自由な立法を認める驚くべき内容の法律で、
アベちゃんの発言はまさにコレじゃないですか。


・独裁者

というワケで、衆議院でも参議院でも圧倒的な与党であり、
自民党の一党独裁の様相で、党内からの批判に耳を貸さない、
やりたい放題の党首アベちゃんはまさに独裁者の地位にあるワケでして、
「総統」と呼んでもいいんじゃないでしょうか。

ちなみに、チャプリンの映画「独裁者」にこんなセリフがあります。

 「国民の不満を敵国にぶつけさせる」

 「劣等民族は国家の敵であり、敵を憎むのは我々の義務である」

こうやって国民を戦争にしむけるのですけれども。

あとアベちゃん、オカルト趣味とかないでしたっけ。


とまあ、一国の宰相たるもの、多かれ少なかれこういった側面は
あるものかもしれませんけど、いろいろシンクロするなあと。

邪推し過ぎですか?
どうも、そうにも思えない悪寒がするのですけれども。


まぁ、エヴァ・ブラウン役が昭恵夫人というカンジはしませんけどね。