即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

クジラの島の少女

2007年02月12日 23時54分26秒 | 音楽と美術
クジラの島の少女 - goo 映画

上野の東京国立博物館にまた行ってしまいました。

マーオリのことを描いた映画が無料で見られるというので、そして、天気もよかったので。



2002年トロント国際映画祭 観客賞
2003年サンダンス映画祭 観客賞
2003年ロッテルダム映画祭 観客賞
第76回アカデミー賞 主演女優賞ノミネート(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)

クジラに乗ってやってきたニュージーランド、マオリの伝説。
1000年もの間、この伝統を受け継ぐ者は「男」と決められていた。
勇者の魂を受け継ぐ家に生まれた少女、パイケア12歳。
彼女の勇気が未来を変える―――。たったひとりで。
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それほど期待はしてなかったけど、マーオリの文化について、おとといセミナーを聞いて、展示を見て、帰ってからちょっとネットで調べたりした後だったので、臨場感持って興味深く見られた。

ストーリーもわかりやすく、テンポもよく、いろいろ考えさせられる部分もあって。
少し突っ込みが足りない、とも思ったけど、ダラっとするところもなくかなり楽しめた。
主演の少女、とっても迫力のある演技力。
目が印象的。
見終わった後で知ったけど、アカデミー賞 主演女優賞にノミネートされたとのこと。

祖先の伝統的な教えを、子供たちに教える場面。
セミナーで聞いた、『マーオリの集会場は本』というのが、
あー、そういうことか、と思わせてくれて。
語り継ぐことの大切さ。
自分たちの原点は、生きる目的は、拘りは、アイデンティティは、なんなのか?
その昔から続いている知恵や情熱と、それを理解できない新しい時代。

なんかマーオリとすっかり親しんだ3連休。

昔からいいなあと思っていたけど、ニュージーランド、行きたいなあ。

そして公園では、梅です。
青い空と紅白の梅。
ほっとする休日でした。

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