即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

地震について考える日々・その5

2011年04月18日 23時58分26秒 | 3.11
先週、二年ぶりに人間ドックに行ってきました。
胸腹部CTスキャンをやったけど、10~20ミリシーベルトの被曝量とか言われています。
1分でそれくらいという説もあるので、10分以上やってたので、そうなると人体に影響があると言われる100ミリシーベルトに達してしまいます。
汚染ホウレンソウなど全然目じゃないです。
もう、何でも来い、というくらいの被曝をしてしまったかもしれません。
外部被曝、内部被曝とかもあり、まだまだこの辺のことよくわからないです。

なんてことで、相変わらず地震や原発でいっぱいいっぱいの日々。
いろいろ考える上で、刺激を受けたサイト、共感した言葉などをいくつかご紹介します。

『森は海の恋人』の畠山重篤さん。
その運動がふたたび不死鳥のように蘇りますように。
またあの美味しい牡蠣が食べられるように。
ぜひ、ご支援のほど。

一色伸幸さんのtweet。
ほんと、いろいろなこと、たくさんほったらかしてきたよ。
だめだよなあ、オレ、とつくづく。

"開戦を祝って提灯行列をし、反戦記事を載せる新聞の不買運動をしたのは庶民。敗戦になると責任を軍部に押しつけて被害者面。原発が危険なことは誰でも知っていた。詳細を学ぼうとしなかった僕たちの怠惰。「♪みんなウソだったんだぜ〜」よりは、「♪ ずっと無知だったんだぜ〜」と自分を嗤いたい。"

ピーピングしのすけのふしあなから世間 - 毎日jp(毎日新聞)から。
避難所のおじさんがみんなに聞こえるように大きな声で言う。
「なあ、みんな。俺たちは大丈夫だよな。食べるものも少ししかないし、酒もたばこもなくて早寝早起き。こんな毎日が続くと健康になっちまうな、ははははは」

津波でなんと自分の家のテレビの横に、半ばひからびてしまった大きなエイがいた。抱えて運ぶおじいさんは言う。
「お前も災難だったな」

少々なまりのあるしゃべり方でなんとか笑顔をつくろうと絞りだすように言う被災地の店主。
「これからは前向きにいきたいと思ってるんだけど、どっちが前だかわからねえよ」

東日本大震災:「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見 - 毎日jp(毎日新聞)
南相馬市の小学生の兄弟のあまりにもひどいケース。
子供の頃のおぞましい言葉、「えんがちょ!」を思い出してしまった。
寂しい限り。

「兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。
 兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれた。兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていった。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、両親らは相談。「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難した。」

なんかいろいろおかしいなーと思った話 - G.A.W.
『あの大量のがんばれ日本とか強いぞ日本とか団結は日本の力って、いったいなんなんだろう。ふつうの人たちのがんばりの許容量を超えたがんばれメッセージだけが大量に出回ってる。善意搾り出さなきゃいけないってことか。そうやって搾り出された善意どこ行くん。千羽鶴作ればいいん?
 今回、ネットあたりではよく「不謹慎」って言葉を見かけたけど、実はこの「不謹慎」って、人が本来「自然に」持ちうる「対岸の火事」に対する善意の量を超えるものを求められた結果、善意が暴走したものなんじゃないかと思ってる。やれることあんまりないのにやらなくちゃ!みたいな気分が空回りしてるような状態。』

境さんのブログから新しい政治の季節がはじまろうとしているという記事。

この地震で目覚めた感がした矢先の都知事選の結果。
日本新党と細川政権の話。
理屈っぽくて小うるさい団塊世代のおっさんの話。
キャンパスの立て看の話。
そして、安田講堂や連合赤軍の話。
それにしても、先週の日曜に高円寺で反原発デモが行われて1万5千人も集まったっていう事実はすごい。
新しい政治の季節が確実に訪れているということなのか。

岩手発の「復興の狼煙」ポスタープロジェクト
どのポスターもメッセージ力の強さが素晴らしい。
コピーもビジュアルも極めてシンプルなのに訴求力抜群。
クリエイティブの力を見直してしまうプロジェクトですね。

川島さんのご紹介のプロジェクト。
原発事故の影響による風評被害を防ごう!
おっちゃん、おばちゃんが食べたるで!


つべこべ言わずに何でも食べまっせ。
つい最近人間ドックでCTスキャンやってかなりの被曝したばかりだし、怖いものなし。
だって僕らの若い頃なんか、今みたいにしっかりした基準とかないから、よく洗ってないものとか、カラダにはよくない着色料だの調味料だの、平気で食べてたもんね。
ワタナベのジュースの素とか。(笑)
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 気分も満開 | トップ | 地震について考える日々・その6 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です。 (Dancho)
2011-04-19 07:48:24
nanaponさん、おはようございます。

>つべこべ言わずに何でも食べまっせ。
>つい最近人間ドックでCTスキャンやってかなりの被曝したばかりだし、怖いものなし。

私も、毎年CT受けていますし、放射性同位体を体内に入れる検査も17歳の時に受けています。

何をそんなに怖がるのか…。

当然私も、食べますし、牛乳も飲みます。

「同歩」の一手でしょう!。
返信する
ご紹介に感謝 (川島孝之(表参道の小さな広告屋から))
2011-04-23 14:37:03

ワタナベのジュースの素です、もー1杯♪

メーカーは違うかもしれませんが、
粉末のコーラもあったなー。

(「野菜・魚」風評被害防止マークのご紹介に感謝です)
返信する
風評に負けないで (nanapon)
2011-05-09 16:45:39
Danchoさん、川島さん、こんにちは。

はい、怖がらずにどんどん食べましょう。
放射能はいいけど、ユッケは怖いか。(笑)

>ワタナベのジュースの素です、もー1杯♪

おー、歌えますね、ちゃんと。エノケンだっけ?

「野菜・魚」風評被害防止マーク、さらにどんどん出回るといいですね。
お上が、○○は控えてください、とか言っても効き目ないので、こういうことでわれわれが自主的にアイディア出して、自分たちでやっていかないといけないですね。
返信する

コメントを投稿

3.11」カテゴリの最新記事