台北の故宮博物館のこと書きましたが、
別の意味でビックリしたこと。
想像を絶してすごかったんです。
美術館、博物館のイメージってありますよね。
シーンとしていて、話し声もひそひそ程度。
足音くらいしか聞こえない静寂の中で、
作品と自分の世界に浸ろうとする。
それが、全然違いました。
もちろん空いている時もあるのだろうけど、なんと、団体がいっぱい。
どの部屋も、15人~20人くらいの団体さんで溢れている。
そして、信じられないことに、
説明員(台湾人)が、作品の前で、大声で、身振り手振りでやってる。
中国語(北京語)って、またあのイントネーションが、
こういう場では耳障りなんだなあ、これが。
たまたま静かに見ているところに、団体さんが襲ってきちゃったら、もうだめ。
どかされちゃう。はい、じゃまじゃま、って感じで。
そして、ひそひそ話さなきゃ、って遠慮や恐縮感がまるでなく、
ほんと、無防備、大雑把、無意識。
モラルなんて言葉は存在してない。
あちこちにいろんな団体さんがいる。
欧米人の団体には、変な英語でペラペラ説明。
小学校の課外授業(?)の団体も。
説明なんか聞いてるわけもなく、走り回ったり、床に寝転んだり。
昔の日本の農協のようなおっさんばかしの品のない団体も。
作品にはなんの興味もなさそう。
ガーっときて、わあわあ言って、ガーっと行っちゃう。
仕方ないので、団体さんがいない部屋を見繕って、順番は無視して見てまわりました。
あっ、ここいない、早く早く、みたいな感じで。
普通、こういうところでは、係員が各部屋に座っていて、見張ってるよね?
なんでいないの?
なんで野放し?
いいわけ?ああいうの。
博物館側のほったらかしの対応も理解できない。
ああ、故宮(呼吸)が、ため息に・・。→(オヤジ)
団体客がうるさくてねえ。」
歌丸「へー、それで、どうなったの?」
nanapon「故宮(呼吸)がため息に
変わっちゃいましたよ。」
歌丸「山田君、nanaponさんに座布団1枚やっとくれ。」
しかし、笑点の司会と言えば、三波伸介以外はしっくりこない私は何なのでしょう?
もちろん、座布団運びは松崎真。
(すみません、今度、まじめなコメントもします)
あら、歌丸さん、まだ呼吸してたの?(笑)
すんでのところでため池に落っこちそうになって・・・。
あっしがあかさかだった。
ssayさんへのレスが面白すぎて、コメントに困っちゃうじゃないですか(笑)。
同じようにノリ良く行きたいところですが…芸才がなくてどうもすみません(林家三平風)。
ではこの辺でちょいと真面目に…。
確かに中国語でやられると、参っちゃうかもしれないですね。
こうなると、もう見境がなくなりますから、タブーなんだろうけど、赤信号皆で渡れば怖くない式に、みんながやりだすから…節操がなくなる。
悪循環ですね。
日本でも、東京の上野にある美術館・博物館での特別展などは、やっぱり逆走する子供がいたり、結構ひそひそ話にしては声が大きいおばちゃん軍団がいたりと、節操がないといえばない…。
去年行ったダ・ヴィンチ展も、『受胎告知』1枚の絵だけで1つの建物使っちゃっていたのですが、すごかった…人とざわめきで。
これじゃ、滅多に見られない絵も、若干台無し。
金属探知機使って入場制限しても、あんまり意味ないんじゃないか?とさえ思えました。
静かに芸術に浸る…のが良いんだけどなぁ…。
それでも、自分の中に、「魔境」にならない程度の世界を作って、入ろうとして入って感動したことはしましたがね(笑)。
>こん平さんになりすましたnanaponさん、こんばんは。
あっ、ばらしちゃだめですよ。(笑)
>日本でも、東京の上野にある美術館・博物館での特別展などは、やっぱり逆走する子供がいたり、結構ひそひそ話にしては声が大きいおばちゃん軍団がいたりと、節操がないといえばない…。
そういう環境の中で見たのと、そうでない時と、同じ作品でも全然印象が違いますよね。
>それでも、自分の中に、「魔境」にならない程度の世界を作って、入ろうとして入って感動したことはしましたがね(笑)。
すごいですね、その集中力。
同じ金払ったからには、そうしたいですが、どうもうまくできません。
最初から気分はもういいや、ってあきらめモードになってしまってね。
あー、もうパッと見て出ちゃおうって感じで。
扇子がうるさくても、滝がうるさくても、対局に没頭できる才能、ですね。見習いたいです。