デパートの衰退について、《デパートって何なの?》、《デパートの再生》という記事を書き、デパートについて考察するカテゴリーまで作ってしまいました。
いろいろネット調べていたら、ほんと、たくさん出てますね。
「デパート 衰退」とでも入れて検索してみてください。
エキサイトのニュースがこれ。
百貨店の魅力はもうなくなった?
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週末だというのに客の姿はまばら。以前なら人ごみをかき分けながらやっとのことで歩いていた通路が、今はやけに広く見える。東京・池袋の某百貨店に何年ぶりかで足を運び、様変わりに驚いた。
三越池袋店、大阪のそごう心斎橋本店だけでなく、全国各地で有名老舗百貨店がバタバタ閉店している。百貨店売上高は12年連続で減り、もうすぐコンビニに抜かれそうだとか。このまま百貨店は衰退しちゃうんだろうか。将来を危ぶむ声は、教えて!gooにも寄せられている。
「百貨店の将来」
「池袋 三越の閉店」
閉店の原因として挙げられているのは「消費者の百貨店離れ」「保守的で遅れてるイメージ」「経営陣の判断の誤り」「集客努力の不足」など。百貨店は衰退に向かうと言い切る人もいる。
「(百貨店は)衰退傾向に有ると考えます。これだけ消費者の節約志向が強く高い物を買おうとしない以上、衰退の方向に向かうと考えます」
節約志向に合わせて、最近は百貨店でも3000円均一セールとか、スーツ2着で10,000円とかのチラシを見かけるようになったが
「百貨店が激安になると言う事はその百貨店の地位や名誉を棄てる事を意味していると考えます」
とこの回答者は言う。確かに、「高級感」は百貨店の大きなウリだったはず。スーパーとは違う百貨店の魅力が語られているQ&Aもある。
「「デパート」「スーパー」の違いは?」
「デパートとスーパーの違い」
「私の母(70才)の世代ですと同じ商品なら普通の店より大手デパートで買った方が安心だと言っています。どこの包装紙であるかも大切な要素だったのです」
「松○屋(私の住んでいる名古屋では○坂屋がナンバーワンブランドです)の包装紙で包んであるだけで、『おぉー!』と思います」
そうそう、お世話になった方や親類への手土産は、中身はともあれ某老舗百貨店の紙袋を下げていくだけで喜んでもらえた。しかしそんなブランド信仰は崩れつつあるのか?と思わせるのが
「高級百貨店と言えばどこ?」
という質問に対して寄せられたコメント。
「すでに百貨店は多くの消費者にとってめったに行かない場所になっていて、デパ地下だけが最後の砦となっています」
「こういったデパートではすでに格といったものはほとんどありません」
景気が良くなれば持ち直すのか、それとも一度離れた客はもう戻らないのか。
私自身は今でも百貨店の中を歩き回るのが好き(買うかどうかはともかく)。
独特のあの雰囲気も、店員の丁寧な物腰も(時にはうっとうしいこともあるけど)、ほかでは味わえない良さがあると思う。
だからこのまま衰退の一途をたどるとしたらやっぱり寂しい。何よりも、ブランド信奉者への手土産やギフトを安直に選べる場がなくなると困るから。
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この中のリンク貼ってあるところ、見てください。
勉強になります。
そもそも「スーパーとデパートって、どこが違うの?」っていう素朴な疑問が「教えて!goo」に取り上げられていますね。
そして、下記、二つのブログ。
百貨店衰退はジェネラリスト不要時代の象徴か?
マスコミも今のままでは早晩百貨店と同じような道を辿るような気がしますがどうでしょうか?
今のままだと、広告会社は、百貨店と同じ衰退の運命をたどる
いま改めて、広告業界の行く末が、百貨店業界の現状とぴったりと重なってならない。
今、デパートというものを具に見ること、考えることは、とても時代の勉強になると思うのです。
デパートというものが、どのように手を打って、結果どういう行く末になっていくのか。
デパ地下と包装紙の価値ゆえに生き延びている今のデパートが、今後どうなっていくのか、しっかり時代というものを見守って行きたいと思います。
いろいろネット調べていたら、ほんと、たくさん出てますね。
「デパート 衰退」とでも入れて検索してみてください。
エキサイトのニュースがこれ。
百貨店の魅力はもうなくなった?
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週末だというのに客の姿はまばら。以前なら人ごみをかき分けながらやっとのことで歩いていた通路が、今はやけに広く見える。東京・池袋の某百貨店に何年ぶりかで足を運び、様変わりに驚いた。
三越池袋店、大阪のそごう心斎橋本店だけでなく、全国各地で有名老舗百貨店がバタバタ閉店している。百貨店売上高は12年連続で減り、もうすぐコンビニに抜かれそうだとか。このまま百貨店は衰退しちゃうんだろうか。将来を危ぶむ声は、教えて!gooにも寄せられている。
「百貨店の将来」
「池袋 三越の閉店」
閉店の原因として挙げられているのは「消費者の百貨店離れ」「保守的で遅れてるイメージ」「経営陣の判断の誤り」「集客努力の不足」など。百貨店は衰退に向かうと言い切る人もいる。
「(百貨店は)衰退傾向に有ると考えます。これだけ消費者の節約志向が強く高い物を買おうとしない以上、衰退の方向に向かうと考えます」
節約志向に合わせて、最近は百貨店でも3000円均一セールとか、スーツ2着で10,000円とかのチラシを見かけるようになったが
「百貨店が激安になると言う事はその百貨店の地位や名誉を棄てる事を意味していると考えます」
とこの回答者は言う。確かに、「高級感」は百貨店の大きなウリだったはず。スーパーとは違う百貨店の魅力が語られているQ&Aもある。
「「デパート」「スーパー」の違いは?」
「デパートとスーパーの違い」
「私の母(70才)の世代ですと同じ商品なら普通の店より大手デパートで買った方が安心だと言っています。どこの包装紙であるかも大切な要素だったのです」
「松○屋(私の住んでいる名古屋では○坂屋がナンバーワンブランドです)の包装紙で包んであるだけで、『おぉー!』と思います」
そうそう、お世話になった方や親類への手土産は、中身はともあれ某老舗百貨店の紙袋を下げていくだけで喜んでもらえた。しかしそんなブランド信仰は崩れつつあるのか?と思わせるのが
「高級百貨店と言えばどこ?」
という質問に対して寄せられたコメント。
「すでに百貨店は多くの消費者にとってめったに行かない場所になっていて、デパ地下だけが最後の砦となっています」
「こういったデパートではすでに格といったものはほとんどありません」
景気が良くなれば持ち直すのか、それとも一度離れた客はもう戻らないのか。
私自身は今でも百貨店の中を歩き回るのが好き(買うかどうかはともかく)。
独特のあの雰囲気も、店員の丁寧な物腰も(時にはうっとうしいこともあるけど)、ほかでは味わえない良さがあると思う。
だからこのまま衰退の一途をたどるとしたらやっぱり寂しい。何よりも、ブランド信奉者への手土産やギフトを安直に選べる場がなくなると困るから。
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この中のリンク貼ってあるところ、見てください。
勉強になります。
そもそも「スーパーとデパートって、どこが違うの?」っていう素朴な疑問が「教えて!goo」に取り上げられていますね。
そして、下記、二つのブログ。
百貨店衰退はジェネラリスト不要時代の象徴か?
マスコミも今のままでは早晩百貨店と同じような道を辿るような気がしますがどうでしょうか?
今のままだと、広告会社は、百貨店と同じ衰退の運命をたどる
いま改めて、広告業界の行く末が、百貨店業界の現状とぴったりと重なってならない。
今、デパートというものを具に見ること、考えることは、とても時代の勉強になると思うのです。
デパートというものが、どのように手を打って、結果どういう行く末になっていくのか。
デパ地下と包装紙の価値ゆえに生き延びている今のデパートが、今後どうなっていくのか、しっかり時代というものを見守って行きたいと思います。
このまま行くと、節度がない限り、税金は払いたくない。無料で物はほしい、行きつく先は働かない、かもしれません。
GMSも早晩同じ運命をたどると思います。
こちらは駅前の店は、シャッター通りの衰退に巻き込まれ、ロードサイドの店は、少子高齢化に伴う、家族の衰退、そこから発生する、地域全体の衰退に巻き込まれてゆくのではないでしょうか。
それにしても奥深そーですね。いろんな問題に派生していきそうで、さながら、現代社会問題のデパートになりさう、です。
何から研究しましょうか。
まずは、ストレートに今後の生き残りの方向性かな。
凡人としては、やはり、「銘品店」という方向。しかも従来のブランド品にこだわらない、ならではの発掘銘品というのが差別化のポイント。日本全国の日本酒を残さず在庫してくれていたら、片っ端から呑めますから、ね。
もうひとつは、ネットブランドのショーケースでしょうか。