即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

石巻紀行 その1

2013年03月02日 21時05分52秒 | 3.11
仕事の絡みもあり、仙台から石巻に行ってきました。
初めて訪れた石巻では震災後の状況を少しでも見たいと思って、短時間ではあったけど可能な範囲で回ってきました。そしてできるだけいろいろな地元の方とお話してきました。

石巻駅です。
この町は駅だけでなく町の至る所に石ノ森章太郎の漫画キャラで溢れてるのだけど、漫画は何も知らない僕は何だかチャラチャラして落ち着かないし、もっとこの町らしい風情のあるようにはできなかったのかなあ、と勝手に思いました。

駅前はチェーン居酒屋でいっぱい。
ホテルも簡単には取れない状況みたいだし、仙台もそうだけど震災後バブルのようにも見えます。

三越なんてあるんですね。すごく小さい店。都会のちょっといい商品が並んでます。

商店街はご多分に漏れず閉まってる店だらけ。


商工会議所です。

こんな碑があった。

ところどころにはまだこんな家がある。

復興マルシェです。

結構賑わってました。

急坂を登って日和山公園へ。北上川の中州の漫画館を振り返る。

日和山から見た石巻の海。
あの日ここから見ていた人も多いだろうし、その光景を想像してしまう。
それだけで一瞬足が震える。

海側に降りて行ったらこういう光景。

家などはほとんどない。お墓がいっぱい。

瓦礫はほとんどないものの、こんな光景があちこちに。

土台だけ残ってる家もあるけど、まだまだこんな状況は続く。

いろいろな意味で復興は進んでいるのだろうけど、爪痕はあまりにも大きい。

門脇小学校が見えてきます。

全員が山に登って助かったあの小学校。
「すこやかに育て 心と体」の文字。

先日やっていた石川遼の番組で見たこの看板の場所に行きました。
ど根性ひまわりが咲いた場所です。
献花、焼香してきました。

石巻港はこんな光景。

大型トラックや工事用車両でいっぱい、臭い、埃がすごいです。


レンタカーで石巻から女川、雄勝などを回ってきました。

穏やかで美しい海が続きます。

一面家も何もない殺伐とした光景が続く。

毎日多数の人が寝る間を惜しんで努力していてもなかなか片付かない。

あまりの傷跡の大きさに茫然とするばかり。

どのような復興計画に基づいているのだろうか。
この高さの道路を作るのか。

雄勝小学校。

雄勝町では漁師の会社【オーガッツ!】を作って新しい漁業の形を模索しています。

海底の瓦礫はまだ手つかずとのことだし、あれから2年経ったけどほんとにすべてはこれからという印象です。

その2に続きます。
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2 コメント

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石巻 (Guten Tag)
2013-03-02 21:26:55
2回行ったことがあります。
1回目は石の森何とか館のあと海辺を歩いた後、
女川へ行って中村雅俊何とかの俺たちの旅を見ました

(ななぽんさんはこのドラマ知らんでしょ?)。

2回目は石巻からバスで延々2時間近く(それでも合併で同じ市)行って、
鮎川港から台風情報で有名な金華山に上陸し、
更に本土に戻って御番所公園に歩いて登り(ふうふう)ましたが、
あそこから見る金華山や田代島等は絶景でした。
行かれたのですね。 (nanapon)
2013-03-02 22:15:07
ぐーちゃん、こんばんは。
昨日の一番長い日、すごかったですね。

>ななぽんさんはこのドラマ知らんでしょ?

知らないわけないでしょ?人を大正時代の人とでも思ってるのかいな?
おめだにかーすけですよね?
ちょうどあの頃、ジーパンに下駄で大学行ってましたよ。

鮎川の方には行けなかったです。
猫島も行きたかった。
また行くことを決めました。

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