以前、梅田望夫さんの《ウェブ進化論》にひっかけて、《羽生進化論》という記事書きました。
混沌を楽しむ力、そして、将棋が好きで好きで仕方ないという強い思い。
羽生だけが、他の棋士とは隔絶した別の世界で、全く別のテーマに取り組んでいる。
ほんのおととい、永世名人誕生!と、世間が騒いでいる中、
今日は、王位戦の挑決戦、対橋本七段戦が行われました。
将棋世界で順位戦予想の話題を振りまいた伸び盛りの新鋭を、危なげなくあっさり交わして、見事、深浦王位へのリベンジの権利を得ました。
そして、明日移動日で、あさっては佐藤棋聖との棋聖戦第二局。
なんというスケジュールなんでしょうか。
この他に当然就位式、取材、会館建設、免状署名、その他いろいろな用事があるはずです。
私用や、子供たちとの時間もあることだし、いつ勉強や研究してるんでしょうか?
-----------------------------------
5月31日(土) 中国北京に向かう
6月01日(日) 中国北京で講演 帰国
02日(月)
03日(火)
04日(水) 甲府へ移動・前夜祭
05日(木) 名人戦 第5局 vs 森内名人@山梨県甲府市「常盤ホテル」 ●
06日(金) 〃
07日(土) 帰京
08日(日)
09日(月) 竜王戦 1組 5位決定戦 vs 中原十六世名人 ○
10日(火) 新潟へ移動・前夜祭
11日(水) 棋聖戦 第1局 vs 佐藤棋聖@新潟県新潟市「高島屋」 ●
12日(木) 帰京
13日(金)
14日(土)
15日(日) 天童へ移動・前夜祭
16日(月) 名人戦 第6局 vs 森内名人@山形県天童市「天童ホテル」 ○
17日(火) 〃
18日(水) 帰京
19日(木) 王位戦 挑戦者決定戦 vs 橋本七段 ○
20日(金) 豊田へ移動・前夜祭
21日(土) 棋聖戦 第2局 vs 佐藤棋聖@愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」
22日(日) 帰京
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こんな人間業ではない上記のようなスケジュールをこなしつつ、
再び7冠に向かって無人の荒野をひた走っているように思えます。
これからは、もしもの話だけど、
1.棋聖戦、逆転して奪取で、四冠。
2.王位戦、深浦王位に勝ち、五冠。
3.竜王戦、1組5位で本戦入りしたけど、そこから勝ち抜いて、挑戦者に。
渡辺竜王と、永世竜王を賭けた戦い。これに勝って六冠。永世七冠も。
4.棋王戦、佐藤棋王に今年の借りを返して、七冠
その間、王座、王将の防衛もあるけれど、
順位戦、戦わなくていいのは、結構有利。
まあ、そんなうまい具合には当然いかないとは思うけど、
こんな展開を思い描いてしまうほどの勢いがある。
他の棋士との間に、ちょっと距離が開いてしまった感がある。
もう20代とは違って、調子を落とす、とか、壁に突き当たるということも多分ないはず。
淡々と、マイペースで、一局一局を楽しみながら無心で没頭していく。
どこまで行くんだろうか。
どこまで僕らを惹きつけていくんだろうか。
棋界全体に及ぼす力。
後輩たちに与える影響。
メディアを通じて、一般社会に将棋をアピールできる力。
七冠というものが、決して到達点ではないはず。
では、遠くに何を見据えて、どこへ向かって歩いていくのか。
ずっと、ずっと、ワクワクしながら、見守っていますね。
混沌を楽しむ力、そして、将棋が好きで好きで仕方ないという強い思い。
羽生だけが、他の棋士とは隔絶した別の世界で、全く別のテーマに取り組んでいる。
ほんのおととい、永世名人誕生!と、世間が騒いでいる中、
今日は、王位戦の挑決戦、対橋本七段戦が行われました。
将棋世界で順位戦予想の話題を振りまいた伸び盛りの新鋭を、危なげなくあっさり交わして、見事、深浦王位へのリベンジの権利を得ました。
そして、明日移動日で、あさっては佐藤棋聖との棋聖戦第二局。
なんというスケジュールなんでしょうか。
この他に当然就位式、取材、会館建設、免状署名、その他いろいろな用事があるはずです。
私用や、子供たちとの時間もあることだし、いつ勉強や研究してるんでしょうか?
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5月31日(土) 中国北京に向かう
6月01日(日) 中国北京で講演 帰国
02日(月)
03日(火)
04日(水) 甲府へ移動・前夜祭
05日(木) 名人戦 第5局 vs 森内名人@山梨県甲府市「常盤ホテル」 ●
06日(金) 〃
07日(土) 帰京
08日(日)
09日(月) 竜王戦 1組 5位決定戦 vs 中原十六世名人 ○
10日(火) 新潟へ移動・前夜祭
11日(水) 棋聖戦 第1局 vs 佐藤棋聖@新潟県新潟市「高島屋」 ●
12日(木) 帰京
13日(金)
14日(土)
15日(日) 天童へ移動・前夜祭
16日(月) 名人戦 第6局 vs 森内名人@山形県天童市「天童ホテル」 ○
17日(火) 〃
18日(水) 帰京
19日(木) 王位戦 挑戦者決定戦 vs 橋本七段 ○
20日(金) 豊田へ移動・前夜祭
21日(土) 棋聖戦 第2局 vs 佐藤棋聖@愛知県豊田市「ホテルフォレスタ」
22日(日) 帰京
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こんな人間業ではない上記のようなスケジュールをこなしつつ、
再び7冠に向かって無人の荒野をひた走っているように思えます。
これからは、もしもの話だけど、
1.棋聖戦、逆転して奪取で、四冠。
2.王位戦、深浦王位に勝ち、五冠。
3.竜王戦、1組5位で本戦入りしたけど、そこから勝ち抜いて、挑戦者に。
渡辺竜王と、永世竜王を賭けた戦い。これに勝って六冠。永世七冠も。
4.棋王戦、佐藤棋王に今年の借りを返して、七冠
その間、王座、王将の防衛もあるけれど、
順位戦、戦わなくていいのは、結構有利。
まあ、そんなうまい具合には当然いかないとは思うけど、
こんな展開を思い描いてしまうほどの勢いがある。
他の棋士との間に、ちょっと距離が開いてしまった感がある。
もう20代とは違って、調子を落とす、とか、壁に突き当たるということも多分ないはず。
淡々と、マイペースで、一局一局を楽しみながら無心で没頭していく。
どこまで行くんだろうか。
どこまで僕らを惹きつけていくんだろうか。
棋界全体に及ぼす力。
後輩たちに与える影響。
メディアを通じて、一般社会に将棋をアピールできる力。
七冠というものが、決して到達点ではないはず。
では、遠くに何を見据えて、どこへ向かって歩いていくのか。
ずっと、ずっと、ワクワクしながら、見守っていますね。