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即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

時代に合わせて呼吸をするつもりはない

2010年01月19日 23時07分08秒 | 音楽と美術
歌手の浅川マキさん死去 団塊世代が支持(共同通信) - goo ニュース

残間里江子さんのブログ浅川マキさんが作ってくれた茗荷の味噌汁。
引用させていただきます。
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浅川マキさんが亡くなった。
この1、2年、急に思い出しては、
どうしているのかなぁと気になっていた。

1970年代、
ニューミュージックを聴きながら、
浅川マキも聴いていた。
ライブも何回か行った。
黒いロングドレスと黒いブーツ。
いつのころか黒い服が好きになり、
この30年はほとんど黒ばかりを着ているが、
根底には「大人の黒」をまとった、
浅川マキがいたような気がする。

プロフィールを見ると、
「石川県金沢市出身」と書かれてあるのだが、
浅川マキに「現実」は不要で、
どこに生まれようが、どんな親に育てられようが、
誰と愛し合おうが、
日常や生活は一切関係なく、
存在そのものがカッコよかった。

もう二十数年になるだろうか。
「神田川」の作詞家・喜多絛忠さんと飲んでいた時、
「そうだ、この裏にマキが住んでいるんだ。
これからマキの家に行ってみよう」と言われた。
どこのマキか解らないままついて行くと、
六本木交差点近くの花屋の上の、
古いアパートの一室に浅川マキさんがいた。
やはり、そこも黒の世界で、
マキさんは、
暗い照明の中で黒っぽい服を着ていた。

真夜中に近い時間に突然訪ねた私たちを、
マキさんは喜んでいる風ではなかったが、
嫌がっている風でもなく、
数日前に来た人を再び迎えるように、
「あゝ、来たのね」という感じで招き入れてくれた。

喜多絛さんとは旧知の間柄らしく、
気軽に喋っているのだが、
(ステージトークと同じようにボソボソと.........)
私は距離感をどうとっていいのか判らないまま、
堅くなっていた。

小一時間の時が流れた頃、
マキさんは私たちに「お腹空いてない?」と問い、
返事も聞かないうちにキッチンに入って行った。
あの浅川マキが何か食べものを作っている.........。
何だか夢幻(ゆめまぼろし)の中にいるようだった。

ほどなく戻ってきた時、
お盆に味噌汁椀が二つ乗っていた。
これだけでも意表を突かれたが、
お椀の中を見て、
またもやちょっと驚いた。
味噌汁の実が、
こまかく刻んだ茗荷(だけ)だったのである。

私は茗荷好きの母の影響で、
幼い頃から茗荷が大好きだったので、
もちろん嬉しくいただいたのだが、
出しがよくでていて、
本当においしい味噌汁だった。

浅川マキと茗荷の味噌汁。
考えてみればピッタリのイメージだ。
浅川マキがポタージュスープというのも変だし、
豆腐や若芽の味噌汁も微妙に違うと思う。
あれから、私も時々作ってみるのだが、
あの夜のあの味は越えられない。
花屋の上のアパートは、
新しいビルに建て替わり、彼女の姿も消えた。

一時身体を壊したとも聞いたが、
風の便りに最近はまたライブをやっているよと聞いていたので、
どこか探し当てて、
聴きに行きたいと思っていたのに.........。

.........少し遅い時間になってしまったが、
「ちっちゃな時から」「かもめ」「夜が明けたら」
「愛さないの愛せないの」「赤い橋」「こんな風に過ぎて行くのなら」
そして、私が一番好きな曲「ふしあわせという名の猫」を聴いた。

60代の浅川マキの歌を聴いてみたかった。
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読んでいるうちにジーンと来てしまいました。
あの頃の空気感、懐かしいです。

あの物憂げな雰囲気、彼女の歌声が蘇ってきます。

『独自の美意識を貫く姿勢を「時代に合わせて呼吸をするつもりはない」と自ら表現している。』

この強い信念が彼女を支えていたのでしょうし、彼女の生き方の原点だったのではないかと思います。

合掌。
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笑って〆る

2009年12月29日 19時03分05秒 | 音楽と美術
今日のタイトルを見ると、さては有馬記念取ったのか、と推理する方もいらっしゃるでしょうけど、残念ながらはずれ。

今年の秋競馬はさんざんでした。
有馬記念は、なんと4歳馬不在、そして5歳馬がたった一頭。
3歳馬と、6歳以上のベテラン?経験豊富?ロートル?ばかり。
なんだ、これは珍しい、前代未聞の出来事では、と考えてしまった。
そして、ここは八歳馬2頭が仲良く入った3枠を中心という穴狙いで。
世の中の年寄りは皆、がんばってほしいわけで。(笑)

結果は八歳馬の一頭、エアシェイディが健闘したが惜しくも3着。
ワイドでも買っておけば良かったです。

ということで、話は変わって、その有馬記念が行われたこの前の日曜日、
落語マニアの友人から誘われて、行ってきました。

柳家権太楼「暮れの会」です。(発売即完売したとのこと。)
寄席ではなく、用賀の真福寺というお寺で行われました。

この根っから落語好きの友人は、落語界のことは詳しいのなんの。
毎朝1時間の散歩中には、落語を聴きながら歩いているとのこと。
にんまりしながら歩いてる変なおっさんと近所では見られているとのこと。
さすがに電車の中では怪しがられるのでやめたらしい。
以前、外房まで彼の車に乗せてもらって行ったときも、ずっと落語がかかっていたっけ。

その彼が、一番熱中してるのが柳家権太楼で、もう7、8年前からこの会にも通っているとのこと。
彼に刺激され数年前から徐々に仲間が増えてきて、この日は、仲間の奥さんたちも含め、7人参加。

開場1時間半前から、整理券をもらうためにこんな状態です。

すぐ後ろに並んでた人が、初めて来て様子がわからない人にいろいろ教えてました。
『私はこれ観るために、群馬から来たんですよ。もう10年くらい毎年来てます。
 権太楼師匠に命を救われたもんですからね。』
『えー、命を救われたんですか、聞きたいです、その話。』
『話せば長いですけど、落語ってそれくらいすごいもんです。
 笑うってことは人間にとってすごいことです。』

おー、いきなり深いです。


お寺の本堂に高座を作って、130人位が座れるようになってます。
年齢層はいろいろ、若い人たちもいるし、かなりの年配もいるし、バラバラです。幾分女性の方が多いかも。

弟子が前座をやってから、権太楼師匠の出し物は、
『猫の災難』そして、『居残り佐平次』

爆笑系というだけあって、ほんと、おなかを抱えて笑いころげる。
腹から大きな声を出して笑う。

熱演度合いがすごいです。
かなり長い事、ずっとハイテンションで、全身を使って掛け合いを続ける。
酔っ払ったり、ボケたり、子供になったり、冷やかしたり、たしなめたり、謝ったり・・・・、
それはもう強烈なエンターテインメントです。

どちらの話も完全に権太楼師匠の世界に引きづり込まれたまんま、これでもか、これでもか、という波状攻撃にすっかり骨抜きにされ、完璧に抜け殻のようにされてしまいました。

終わった後は7人で忘年会。
こういう年の瀬を過ごして、年を越す。

不況とか、悩みとか、怒りとか、皆いろいろあるけれど、

いやあ、笑うことは、いいことです。 
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一日遅れのクリスマス

2009年12月26日 12時32分59秒 | 音楽と美術
風屋さんの記事、War is over, if you want it.

名曲、「Happy Christmas」の歌詞が紹介されています。

「Imagine」もそうだけど、この曲も心の奥まで染み込んでくる。
(この2つ、同じ1971年の曲なんですね。)

ジョンレノン。
ビートルズも含め、稀代のミュージシャンであることに誰も異論はないだろうけど、この人の偉大さというのは、時代を超えて、今でも強く残るメッセージを発信し続けてくれていること。

未来のグランドデザインをしっかり描き、
それをいつも心に刻み込み、
絶えず強くその実現を願っていたのであろう。

ジョンのメッセージは、
今、地球が、人類が、苦しみもがいている中で、
さらに強く、クリアに、僕らの心に響いてくるような気がします。

A very merry Christmas

And a happy New Year
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生命のみずみずしさ

2009年11月20日 13時10分06秒 | 音楽と美術

仕事を含めて昔からお世話になっているカメラマン山本弘之さんの写真展@銀座に行ってきました。
これから全国で開催するようです。

山本さんのHP
そして、ブログ

山本さんは、料理、食材などを撮らせたら、日本でも有数の腕前と実績。

今回のテーマは、採れ立ての野菜。

泥のついたものも含め、いろいろな表情の野菜たちが会場を埋め尽くしています。

そして、それぞれの野菜が本来持つ生命力、輝きを山本さんがさらに魅力的に、こだわりも持ち、愛情を込めて魅せてくれています。

皆さん、ぜひ行ってみてください。

山本さんの変わらない笑顔に会えてうれしかったです。

独自の世界に惹き込まれ、知らず知らず元気な気持ちになる写真展です。
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ショックです・・・

2009年10月19日 23時48分40秒 | 音楽と美術
加藤和彦。

僕らの世代にとって、いや、僕にとって、計り知れないくらい大きな存在です。

これ以外にもフォークルのレコードは全部持ってました。


そして、ソロになってからのこういう音楽もかなり気に入っていて、こんなの持ってます。


最近は、NHKにも結構出ていた「和幸」も、好きでした。
ひっぴいえんど(初回生産限定盤)(DVD付)

コロムビアミュージックエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


合掌。。。。。
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二科展と赤塚不二夫展

2009年09月07日 00時35分26秒 | 音楽と美術
昨日は友人が出品してるとのことで、夫婦で国立新美術館でやっている二科展に行きました。


彫刻、写真、絵画、デザインの4部門で、3フロアに本当にたくさんの作品が展示してありました。
きれいなの、感心したのもあったのだけど、あんまり観すぎて、食あたり気味になりました。


入り口の一番そばの目立つところに、すごい人だかり。
工藤静香画伯の作品でした。↓


それから銀座松屋でやっていた赤塚不二夫展に。

それにしてもこの人、ほんと天才ですね。

おそまつ君のアニメを放映してたので、座ってちゃんと観ました。
いやあ、懐かしいです。

出口のところにはこんなコーナーが。
一緒にシェー!をやって写真を撮る人たちが後を絶たず。
もちろん僕らもやりました。

明日で最終日です。


両方ともすごい人で賑わってました。
歩きすぎで足がパンパンになり、おなかもやたらすいた。
こういう一日、心の栄養にはなったのだけど、体力の衰えを感じてしまいました。
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やるなあ、オヤジバンド

2009年01月15日 22時10分13秒 | 音楽と美術
今月10日(土)のNHK、新日本紀行ふたたび
ジャズ わが夢 ~東京吉祥寺~という内容でした。
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女性誌などでも世代を問わず住みたい町の上位に常にランクされる吉祥寺。昭和53年(1978年)に放送された新日本紀行では、タウン誌「週刊きちじょうじ」の記者のリポートを通して音楽を楽しむ若者たちの姿を紹介した。放送から30年、吉祥寺はなぜ音楽を楽しめる町なのか「週刊きちじょうじ」の編集長を30年以上続けている大橋一範さんと共に、オヤジバンド、ママさんバンドと言われている音楽を楽しむ大人たちの様子を通して描く。
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この番組で、サックスを始めてやっと1年半の凡人さんがついにメジャーデビューしました。

凡人さんの記事、ライブハウス出演をご覧ください。(少しだけ引用させてもらいますね。)
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SOMETIME 出演から一夜明け…
やっぱり、すごいことやっちゃったなぁー、。
と。

だって、SOMETIME ですよ。
あの方やあの方のでている SOMETIMEですからねぇー。

ちょっと、した ミュージシャン だよね、ほんと。

<中略>

けど、このバンドに参加させてもらって、
こーいう、経験 できて、ほんと、すごい バンドだなって思います。
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すごいですね。かっこいいですね。
地道に努力すれば可能なんですね。
ほんと、オヤジたちが皆、いい表情してます。
凡人さんのアップも映りました。
(大勢の中から凡人さんだけこんなアップで出るっていうのは、何か訴えるものがあるんですね。)

熱心に、一心不乱に、かつ、継続的に何かに取り組む、っていいですね。
不安と緊張と達成感。
さわやかなもんです。
一人でではなく、皆でひとつのものを作り上げていくということもいい。
さぞかし、打ち上げのお酒が美味しい事でしょう。

それにしても、オヤジバンドというのは、
団塊を中心としたオヤジ世代の、代表的な趣味の一つ。(風屋さんも?)
(蕎麦打ち・陶芸などとともに)
ちょっと検索しただけで、すごい量のサイトがあり、活気を呈しています。
第2回おやじバンドフェスティバル2008 参加バンド募集!!
YouTube - TheオヤジバンドSHOW
オヤジのオヤジのためのバンドメンバー募集サイト
35歳以上限定!ギター&音楽好きのおやじ集まれ! - 親父バンドドットコム

蕎麦打ちとか陶芸よりは、地域活動という側面もあり、より外へ出て行く、交流を楽しむ、というところがいいですね。

そして、井の頭公園やサンロードなど、いろいろな風景が出てきたけど、吉祥寺という町は、音楽が溢れ、活気があり、とってもいい雰囲気だ。

さすが、住みたい町ランキング第一位。

SOMETIMEに一度行きたくなったし、
凡人さんの腕前をライブで聞きたくなりました。
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「Frida」

2008年03月21日 21時05分01秒 | 音楽と美術
ずいぶん前の映画ですが、『Frida』、レンタルで見ました。



フリーダ・カーロの生涯。
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ラテン・アメリカ諸国における現代芸術のなかで、ひときわ目立って、人を強く引きつける芸術家がいる。20世紀前半のメキシコで生きた、フリーダ・カーロという女性の画家である。

彼女の絵は、彼女の人生を知らずには眺めることができない。それは、彼女の絵に描かれている強烈なものは全て、彼女の劇的な運命と共に見るべきものだというだけではない。

たとえ彼女を知らない人であっても、彼女の絵を見ることによって、彼女の人生をも見ることになるのである。

 フリーダは、身体に辛い苦痛を抱え続けながらも、様々な魅力的な人物を惹きつけ続け、革命以降のメキシコを、実にドラマティックに生きた女性である。その彼女の短い生涯を、激動の時代背景や豪華な人間模様などと共に見ていくことにする。
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「折れた背骨」 


「ふたりのフリーダ」


「愛は抱く、宇宙、大地(メキシコ)、私、ディエゴ、そしてセニョール・ソルツルを」


『愛し、描き、生きる』

というキャッチフレーズが物語るような
彼女の波乱万丈の生涯を描いた作品。

ご覧のような作品のタッチって、とても個性的だし、圧倒的なインパクトですよね。
一度見たら忘れられない。

彼女の送った激動の人生だからこそ生まれた作品。

作品だけ見ても感じられないものを、
この迫力ある映画を見ることでより深く心に刻み付けられました。

アカデミー賞作曲賞受賞というように、全編に流れるラテン音楽がまた印象的。

圧倒される、打ちのめされる、というのはこういうことなんでしょうか。

こういうドラマを生むメキシコ、って国、ものすごいエネルギーを感じます。
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ALWAYS 続三丁目の夕日

2008年03月20日 13時03分09秒 | 音楽と美術
もうずいぶん経ってしまったけど、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』、見ました。



いいなあ、こういう町、こういう時代。

人が、つながっているもんねえ。
一緒に生きているもんねえ。

単純には言えないけど、こういうのが真っ当な暮らし、自然な関係、人間らしいコミュニケーションなんじゃないかと。

今はなき、昔懐かしいものの数々。

駄菓子屋、氷を入れる冷蔵庫、扉を開けるテレビ、そして町の人が集まるプロレス中継、名犬リンチンチン、
熱狂したベエゴマ、扇風機に「あ~」と声を出す遊び、アイスキャンディー屋、
医者の往診、一家で銀座にお出かけ、いかにものタバコ屋のおばさん、
銭湯で湯上りに牛乳、よくいた野良犬、楽しみだった紙芝居・・・・・。

感動狙いすぎ、直球すぎ、前作の方がいい、平凡、監督の自己満足、
などなど言われているようだけど、
まるでそんなこと、何も感じなかったし、どっぷりあの世界に浸ってしまった。

時代考証もよくできていたと思うけど、ただひとつ、

「お疲れ様でした。」とか、
「よろしくお願いします。」って
今はやたら使うけど、記憶ではあの頃はポピュラーではなかったように思う。

あの頃、皆使ってたっけ?

吉岡秀隆、堤真一、小雪、の演技もステキだった。

子供の頃のエキサイティングな日々を思い出すとともに、
今の世知辛い世の中のアンチテーゼとして、いろいろ考えさせられた。

あの頃の方が、圧倒的に豊かでもあり、充実していた、というのは、
ひとつしかない自分の人生、年齢、経験だからこそ言えることで、
単純に比較できることではない。

でも、やっぱり、タイムマシーンに乗って、あの頃に戻ってみたい。

あの世界で暮らしてみたい。

単なる懐古趣味で言ってるだけではなく、
やっぱり、会社や仕事も、社会全般も、創成期、拡大発展期の方が断然面白いと思う。

それぞれのフェーズによる面白さ難しさはいろいろあって、
一概には言えない部分もあるだろうけど、
まだできたてで、システム化も効率化もできてない。
皆で試行錯誤を重ねながらも、すごい勢いで知恵や汗を出している。
思い入れ、情熱、活気、活力。

成熟期ではとても味わえないような、熱気が充満している。

たぶん、同じ夕日を見ていても、
発展期と成熟期では、見え方が違うのだろうね。
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東山魁夷と市川

2008年03月17日 22時19分54秒 | 音楽と美術
家からほんの5分くらいのところにあったのに行ったことがなかった。

市川市東山魁夷記念館、行ってきました。

こんなドイツ風のおしゃれな雰囲気で、公園もカフェもあります。


市川市ではじめての名誉市民だし、昔、今の家のすぐそばに住んでいたというのも知っていたけど、実際に、どんな人でどんな人生を送ってどんな作品を残したのかまでは、詳しくは知らなかった。

戦争に行って終戦後、市川に住んで、創作活動を始めたとのこと。

最初に仮住まいした市川の家と、当時の写真。

ほんと、僕のうちから2~3軒隣の家に、ほんの2、3ヶ月のつもりで間借り生活して、結局7年間もいて、その後も市川に新居を建て住み着くことになる。

これほど市川と関わりが深い人だとは、正直知らなかった。
もっと地元の事勉強しないといけないですね。

「緑響く」1972(昭47)

白馬をモチーフにした作品はなんとなく知っていました。

そして、今月末から、市川ではないけれど、生誕100年のイベント、あるようです。

生誕100年 東山魁夷展
@(東京国立近代美術館/2008.3.29~2008.5.18)

市川市東山魁夷記念館には近いので、またカフェでお茶でも飲みがてら、ふらっと遊びに行こうと思っています。
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