NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

冬休みの準備 一応完了!

2007年12月20日 23時21分43秒 | 学習塾経営
いよいよ来週から冬休み特別講座が始まります。
大学受験から小学生までの時間割もようやく決まりました。
(高校2年生の1名だけまだですが・・・)

今年はおかげさまで時間割を作成するのに1週間ほど要しました。
生徒の都合による日程振替の調整を入れずにです。
今回はかなり手こずりました。

というのも高校受験が変わってきたからです。
数年前まではほとんどが地元の公立高校に進学していきました。ですから
うちでは私学の受験を特段、勧めていません。特に必要ないと思います。

もちろん、進路指導の必要な生徒にはいろいろ勧めてきましたが
こちらからあえて「●●高校受けてみたら?」などということは
一切していません。
なのに、今年は結構な人数の生徒が地元以外の学校を受験します。

変わったなぁ~と思います。
今年は僕自身もかなり予習を要する冬休みになりそうです。

時間管理は超重要

2007年12月19日 23時59分52秒 | メンター
ここ最近忙しさのあまり時間の使い方がまずくなっています。
受験生に「時間管理」の大切を話しておきながら情けない限りです(反省)。

ところでセンター試験を受験するとなると何かと一気に忙しくなります。
何を、いつ、どのくらいの時間でやれば、いつまでに終われるのか。
この修正を日々やって行かなくてはいけないのでコントロールが難しいです。

ですが、社会人になると重要なことが当然のように4つや5つ一度にやってきます。
新入社員であってもアルバイトの時に比べると仕事量、責任度合いが3倍から5倍に
ふくれあがってきます。

学生の頃にきちんと優先順位をつけて、やりきれた人間はたいてい社会人に
なってからもやり遂げ、信頼される人材になっていくともいます。

何かに甘えたり、言い訳をする癖をつけてしまうと結局やり遂げられずに
誰からもあまり信頼されない・・・といった具合になると思います。

若い頃は苦労は買ってでもせよ、と言いますが確かにそうかもしれません。

今やるのか、それとも、ずっとやらないのかは 自由だ~

2007年12月17日 23時13分25秒 | メンター
昨日の講演会、良かったですね。
ヒントがいっぱい見つかったのではないでしょうか?
終了後のアンケートを読ませていただいたところとても良かったというお声
ばかりでした。深川先生、ありがとうございました。

出席された保護者の方、何か行動に出られましたでしょうか?
今やり始めるのか、それともずっとやらないのかは自由だぁ~
(by犬井ヒロシ 笑)ですよ!

僕は家庭と、塾で早速取り組んでいます。
何をですって?
昨日のアンケートの下にあったあのツールです!

ペガサス(ナガハマ)風?にアレンジして作っていきます。
ご希望の保護者の皆さんにもお伝えしたいと思っています。
あのままで終わり、なんてことにならないように!
絶対に実践していきますからね!


ところで塾の入り口に、「ペガサスの約束事」を張り出しました。
大切な3つの約束を必ず守って行きたいと思います。
我々、講師の意識が変われば必ず子どもたちの意識も変わってきます。
昨日は本当に良い講演会でした。勉強になりました。

新たな気持ちで再出発されている保護者の方が多いのではないでしょうか?



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授業中の発表 = 学習に対する意欲 ???

2007年12月15日 21時22分45秒 | 学習塾経営
本日、何件かの体験授業を行いました。
個別指導を希望されるお子さんの中にはすごく内気なお子さんがいます。
学校の授業のような一斉指導で質問したり、発表したりすることを嫌がる
と言うこともよくあります。

そんなお子さんでもテストでは「良い点が取りたい」と必死に勉強しています。
学校では質問しにくい雰囲気だから、塾では個人的に質問をしてきます。
でも中には塾でも質問をほとんどしてこないお子さんがいます。

わかっていれば問題ないのですが、「内気な性格」だからという理由だけで
わからない部分を放って置いてしまうことに我々は一番、気を遣っています。
本当はわかっていないかもしれない。
常にそう思って、チェックを入れるようにしています。
(もちろん信頼していないわけではなく、確認をしたいだけです。)


学校の成績が相対評価から絶対評価に変わりました。
ある生徒が 僕の学校の数学の授業は
「発表したら1点もらえる」「ノートを提出したら1点」「忘れ物は1点減点」で
授業態度の点数がつくんだ!だからめっちゃ発表してるで!
なんて事を言ってきました。

どうも詳しく聞いていると先生がそのような事で普段の授業に関心を持たせて
子どもたちの意識・意欲を高めているようなのです。

点数制にする事をどうこう言うつもりはありませんが
「発表したら1点」と言う点だけはどうかな??と思いました。

たしかに発表は授業に対する意欲をアピールするものかもしれません。
ですが過去に発表で、嫌な思いをした子どもがいたとしたら
どうなのでしょうか。
意欲はあるけれど発表そのものに抵抗を感じている子どもに対しては
成績評価の基準から大きくずれると思います。


発表で生徒たちの学習に対する意欲を測るのではなく
もっと発表ができるようなはたらきかけをするべきだと思います。
発表をしてくれないような授業をしてしまっていると先生が反省すべきだと思います。

発表や質問をせずに、黙々と意欲的に勉強している生徒はゴロゴロいます。

動機づけ

2007年12月13日 23時45分24秒 | 学習塾経営
受験生がいよいよピークにさしかかってきています。
大学受験は何と言っても全国大会。自分と同じようなライバルがいっぱいです。
そんな中、勝ち抜くことができる(表現はあまり好きではありませんが)のは
『合格したい思いの強い人』なのだと思います。

受験生に僕はよくこんな質問をします。
「どうしてもその学校じゃないとだめなの?」と。
大学だけに限らず中学や高校、小学校に至るまで聞きます。

その子の「思い」がその進学先にどのくらいあるのかがキーになってくると
思うからです。

ですが残念なことに
親や先生が行けって言うから、
兄や姉が行っているから、
とりあえず近いから、
などの「行きたい理由がそれだけなの?」って
言いたくなる動機を話す子がいます。

このような動機では到底太刀打ちすることができません。
当たり前のように感じますが意外とそんな気持ちでがんばっている子どもが
いるのが実情です。本当に残念ですが。。。。

入試に限らず普段の勉強に関しても然りです。
自分のために点数を取ろうとしない子どもが結構います。

それではせっかくやっている勉強も効果は半減です。
なんとかそこをクリアーにしてあげたいのですが、、、

大きな課題です。

今年の世相は 「偽」。

2007年12月12日 22時52分53秒 | 学習塾経営
今年の世相を表す漢字が発表されました。
僕の予想が的中しました。10月25日の日記 (^_^)v

今年は政治にしても企業にしても本当にたくさんの偽造問題が発覚しました。
大手企業、老舗、それに防衛省まで。
信頼も何もかも一気に吹っ飛んでしまいましたね。残念なことです。

でも逆に考えればそういう嘘や偽造と言ったことが今後、ますます通用しない
世の中になってくる、という点では良い世の中になるのですからこれは
良しとして捉えられると思います。

学習塾でいえば、実績や生徒の声、保護者の声など。
これらは偽造しようと思えばいくらでもできます。
(どこもそんなことしていないと思いますが。)

実際のところはもう口コミでしか信用できない世の中になってきたのだと
思っています。
来年はぜひ「真」という漢字で締めくくれると良いですね。


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一生懸命

2007年12月11日 23時55分29秒 | 学習塾経営
今日、小学4年生に「どうして勉強するのか?」と言うことで少しお話を。
彼らは「将来の夢のために!」など、すばらしい答えを発してくれた。

でも僕の答えは「No!」。
すると彼らは「中学、高校、大学、と上の学校を目指していくため!」と
少し具体的な答えを出してくれた。
でも僕はまだ「No!」だ。

音楽でふえを学んだり、体育で跳び箱をならったり、どうしてそんなことを
しなくちゃいけない?大学受験には関係ないよ!と。

するととうとう、答えられなくなった。(笑)

僕は黒板に「テストで良い点数を取るため」と大きく書いた。
(ふえや跳び箱はクリアーして合格するため。)
ちょっといじわるで、大げさな表現をしてしまったけれど、どうかな?
これが本当のところじゃぁないかな?
と尋ねると「たしかに・・・」とうなずいてくれた。

君たちの本分は学生なんだから、よく学びよく遊べばよい。
あらゆる面で学びなさい。
そしていろんなことを体感しながら遊びなさい。
それが今君たちが一生懸命になってしなくちゃいけないことなんだよ。
将来の夢があることはすごく良いことだけど、それにしばられちゃ、まだ早い。
もっともっといっぱい学んでほしい。

どの教科も良い点を取りたいという一心で一生懸命がんばってほしい。
ただそれだけ!結果はそのあとで検証すればよい。
とりあえずは一生懸命やることを忘れてはいけない!

学生が学生の本分をまっとうしないで、どうして社会人になって
社会人の本分をまっとうできようか。そんなのできるわけがない。
学生の頃に、とにかく一途に一生懸命になる訓練をしていないのだから。

純粋な子どもの考えを持ったままこのままがんばってもらいたい。
遊びも、学びも。



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小学5,6年生の脳はまだまだ柔らかい

2007年12月10日 23時10分09秒 | 学習塾経営
小学校のうちに中学校に向けた準備を始めたい。と仰る保護者の方がここ最近
多くなってきました。
理科や社会は中学でもう一度詳しく出てくる単元ばかりなのでやってて損なこと
は絶対にありません。自分から「やりたい!」と言ってくれるのであれば
僕もそれには大賛成です。
子どもがよっぽど勉強嫌いでない限り、半強制でも良いかもしれないです。


中学受験で学んだ理科や社会というのは中学で非常に役に立ってきます。
国語や算数ももちろんですが、とくに理科、社会という教科は中学では
一気に難しくなったように感じる人が多いみたいです。
専門的になってくる部分があるからだと思います。

では、なぜそれを小学校の間にやっておいた方が良いのか。
それはまず単純に、「まだまだ素直なうちに」というのが大きいです。
「部活があるからしんどい。」「学校で●●をしなくちゃいけないから・・・」
などの言い訳をせず、純粋に勉強することができるのが小学生の間です。

また10歳のころになると第2成長期にさしかかり、一気に大人びてきます。
自立の芽が出始めるのもこの頃だと思います。
この時期に勉強に目覚めたり、何かやりたいことを見つけたりすると
一気に成長してきます。

何年もこの仕事をしているとそのタイミングに気がつくようになりました。
子どもたちはいつまでも子どもではありません。
大人になろうとし始めるとき、精神面も体力面も、そして
学力面も向上してきます。

ですからこのタイミングを逃さないように、受験レベルの理科や社会を
小学5,6年生が勉強することは非常に有効で意味のあることだと僕は考えています。

やる気が行動に表れるのは子どもも大人も一緒

2007年12月08日 23時58分43秒 | メンター
今日も引き続き大学入試の合格発表が続いている。
合格者に共通しているのは「誰よりも行きたい(合格したい)」と思っていると
いうところ。行きたい気持ちが大きいから、まず僕たちとする会話の次元が違う。

「単語覚えた?」「自習席空いているからおいでよ!」
なんて言う言葉がけをすることが一切ない。

逆に「単語テストをしてください!」「自習席、空いていますか?」と言って
自分で自分をチェックするような行動を取ってくる。

行かせてもらえるのなら何でもします!というくらい一生懸命になっている
生徒は必ず合格する(もちろん能力を大きく上回る場合は難しいですが)。

社会人も全く同じ。
その人が一生懸命か、本気かどうか、なんていうのは普段の態度を見ていれば
一目瞭然だ。行動の次元が全く違う。

「時間は守りましょう」「言葉遣いは丁寧にしましょう」
「目上の人には、うなずくのではなく、はっきりと返事をしましょう」
「話を聞く態度を改めましょう」etc・・・
こんな次元の話をしなくちゃいけないのでは全く論外だ。

子供たちにもできるだけ早い時期に、この点に気がついてほしい。
「やる気」が行動に表れると言うことに。

合格おめでとう。

2007年12月07日 22時27分20秒 | 学習塾経営
今週は大学公募推薦入試などの合格発表があって、うちからは関西学院大学、
龍谷大学などへの合格者が多数出ています!おめでとう!
でもまだ受験は始まったばっかり。これからがいよいよ本当の勝負が始まる。

また、高校受験生にもうれしいお知らせが入った。
少し遠くの学校になってしまうけれど自分にぴったりの学校を見つけたAさんも
合格をゲットした。本当におめでとう!
大学受験に向けて1から勉強をし直します!と新しい門出を今日、誓ってくれた。
中学生なのにもうそんなところまで見ているなんてホントすごいです。

生徒たちがこういう顔を見せてくれる時こそ塾講師の冥利に尽きる。
なんて毎年書いているけど、この時のためにやってる、と言っても良いくらい。

でも今年はちょっとそんな時期が早くなったような、そうでないような。。。