NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

自己流でやっているときは・・・

2012年04月13日 23時53分30秒 | 生活・人生など
かたくなに自分のやり方を通そうとする子がいます。
それを続けていてはやがて頭うちするなぁ~って子に
どうやってその事を指導するか。

僕はまず、絶対に否定はしません。
仮にダメダメなやり方でやっていたとしても
否定からは入りません。

それはなぜか。

「このやり方じゃダメだな・・・」

と、自分で自分のやり方を否定し始めるからです。


自ら否定し始めればそれはもう、スポンジのように
どんどん吸収し始めますから、びっくりです。(笑)


それを指導者側から否定で入ってしまうと逆に

「絶対、この方法で正解にしてみせる!」

となってしまい、よりかたくなになってしまいかねません。


「きたかぜとたいよう」のお話と同じですね。

暖かく旅人を照らし続ける太陽が
なんとしても強風で旅人のコートを脱がせようとする
北風よりも先に旅人のコートを脱がせるあのお話。


否定せずに気付かせる。
これがポイントですね。