NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

マスターの仕方は人それぞれ

2012年04月10日 21時50分50秒 | 指導方法
生徒によって、伸ばし方は随分と違ってきます。
例えば、基本をしっかり押さえながら
自信を付けていく方が合っている子もいれば
基本よりも最初から難問を扱っていく方が
吸収していく子もいます。

どちらが良いとか良くないとかではなく
前者も後者も学年トップレベルの子ですが
やり方が違いながらも5教科で450点以上を取る力があります。

要はそれぞれのペース配分を考えてあげられるのがベストなのです。
最初から難問を突きつけられるより、基本問題で理解すれば
応用は自分で考えられるのです。
(逆に後者は難問を解きながら基本をマスターできます。)


指導者側の好みではなく、指導を受ける側に合わせたやり方が
遠いようで実は近道です。
もちろん、そのどちらなのかを見極める目が
指導者には必要です。
全体的なバランスもそうですし、単元ごとに違う場合もあります。

指導するっていうのは本当に奥が深いです!
我々も日々勉強です。