NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

感情的にならないように

2010年08月23日 23時11分32秒 | 指導方法
よく保護者の方から「家で全く勉強しません」とか
「兄に教えてもらっていてもすぐ喧嘩になる」
なんていうご相談を受けます。

保護者の方は子どもがテスト前にも関わらず
テレビの前でのんびりしている姿を見ると
きっとイライラしてくるのではないでしょうか(笑)
無理もないですね。僕も親の立場としてよくわかります。


ところで僕は教室では指導時に2:8の割合を使っています。
2割指導して8割演習時間にあてるとかその逆。
また、2割叱って8割褒めるとかその逆とか。

これって意図的にやるととっても効果的です。
叱る時などは感情が入ってはいけません。
心が入って「怒る」になってしまいます。

怒って言っても真意は伝わりません。
また怒ってるわ~・・・って
言われておしまいです。

淡々と心を抜いて叱らなくちゃ
思いは伝わりにくいものです。

親子での指導が難しいのは心が入るからです。
ついつい喧嘩になってしまう・・・のも
仕方ないですね(笑)


社会でも一緒だと思います。
感情的にものを言ってしまったら
なかなかうまく行かないものです。

そんな時ほど冷静な自分で自分の感情を
コントロールできるように我々、親はしていかなくちゃ
いけません。僕自身も親としてはもっともっと
気をつけなくちゃな・・・と、思います。