NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

教わるのと、できるようになることの違い

2010年08月09日 23時16分26秒 | 指導方法
子どもたちの学習指導時に「あえて」教えない指導を
しなくてはいけない時があります。
僕は特にその教えない機会が多いかもしれません。

理由は、教える機会が多い生徒ほど点数が伸びない
という現象が起こりがちだからです。

それから点数がいつも高い生徒に
良かれと思って教えていたら
「ちょっと先生、自分でやらせてもらっても良いですか?」
って止められてしまったこともあります(笑)
それも1回ではなく、何度も経験しちゃってます。


実は(当たり前ですが)自力で解かなくちゃ
力はつかないのです。(テストでできません。)

塾では先生にたくさん教わらなくちゃ損だぁ~
みたいに感じてしまっている人がいると思いますが
それは、ちょっと違います。

教えてもらってばっかりだと
「わかった気」になりますから
必ず、自分で解き直さなくちゃ身につきませんので
気をつけなくちゃいけません。

それこそ「その場しのぎの勉強」になってしまいます。
指導者側は特に注意しなくちゃいけません。

教わるのとできるようにするのは違います。
前者は受動的。後者は能動的です。
やっぱりやる気、元気が大事な栄養です。