NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

指導要領に縛られない指導をすること

2008年11月01日 23時59分53秒 | 指導方法
教科書は文科省から交付される教育の基準を示した「指導要領の解説」を
元に構成されています。
教科書を教えるのではなく、教科書を使って教えるのだ 
などとよく言われます。

ある程度この指導要領というものを基準として指導を進めて行かなくては
いけないと思うのですが、例えばまだ段階として小学校低学年レベルのことが
抜けてしまっている中学生に、中学で習う内容を身に付けさせようとするのは
どうしたものか、と考えてしまいます。

学習塾なのですからある程度大胆に1から勉強してもらうことを勧めても
良いのではないかと思っています。
もちろん十分に話し合った上での事ですが、その方が絶対その生徒にとって
意味のある塾の時間になることでしょう。

そういったコースを作って行かなくてはいけないと強く感じています。
ここ数回、指導要領がコロコロ変わるところから考えてみましても
学校の定期試験よりも、もっと昔のことに戻って勉強し直さなくては
いけない状況の生徒が最近多くなってきているものと思われます。

できる子にもそうでない子にも合わせられるコースを考えていきます。