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NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

出来の良い子、良くない親?

2011年04月01日 23時52分41秒 | 子ども
以前、傍聴したある有名な先生が講演で
「お母さん、お父さん、
 お子さんのことを出来の悪い息子だとか娘だとか
 思う前にご自身は出来の良い母親、父親かどうか
 考えてみてはどうでしょう?」
と、言ってました。


そう言われるとたいていの親は
「いや、自分はちゃんと働いて、家族を養って・・・」
とか
「毎日きちんと家事をしていますし・・・」
などと、自分の良い面を探し、自己を肯定しようとします。


子どもも同じ。
良い面を認めて肯定してあげるのが1番。
出来が悪いと感じる前に自分はどうでしょうか。
ちょっと考えてみましょう。

成長時には必ず壁が現れる

2011年02月16日 22時45分20秒 | 子ども
小学校低学年の頃から漢検を指導していますが
まず、小学2年生(9級)が1つの壁になります。

ここを何とかクリアーできれば次は小学4年生
(7級)レベルです。
難しい(普段使わないような)熟語が出てきますので
少し大きめの壁になると思います。

そろばんも同じようにあるレベルを超えると
しばらくはスラスラとクリアーしていきます。
そして壁がやって来ます。


これらの壁にどのように対応していくか。
ここが重要になります。
中学生や高校生の普段の勉強も同じで
壁にぶつかった時の粘りが大事です。

ずっと右肩上がりに成績も伸びていけばいいのですが
必ず、おどり場のように横ばいができたり、
またはやや下降気味に成長していくものです。;
それが普通です。


壁にぶつかったり、スランプだと感じるときは
成績をブレイクアウトさせる良い機会です。
チャンスだと捉えてがんばってもらいたいです!

あとの後悔先に立たず!

2011年02月12日 22時44分06秒 | 子ども
嬉しい報告が続々入ってきています。
この時期は本当に胃が痛くなる思いです・・・
がんばっているみんなに光を!
暖かい春はもうすぐそこまでやって来ています。

高校受験はともかく、大学受験を終えた
生徒の中には
「もう少し早くやっておきゃ良かった!」
と言う子がいます。

もう毎年毎年聞きまくっています(笑)
あとの後悔先に立たず!
なんですが、なかなか伝わらないものです。

合格したいオーラを惜しみなく出そう!

2011年01月25日 22時43分27秒 | 子ども
県内の私立高校入試がいよいよ来週に迫ってきました。
本命の人も併願の人もいますが
みんな一生懸命がんばっています。
数ヶ月前とは目つきが違います。

受験の時にいつも言っていますが、合格は
「その学校へ行きたい思いの強い人」
から順番に決まっていきます。


何が何でも“合格したいオーラ”の出ている生徒は
この時期になると、自分の勉強の仕方をとやかく言わず
確実にこちらのアドバイスを素直に聞こうとします。
そしてどんなこともメモしたり、ノートに取ろうとします。

残念ながらそうでない人はいつまでも言い訳したり
「自分のやり方」にこだわってしまって
結局、力がついていないことを直視しません。

本当にそこへ行きたいの?と、首を傾げたくなります。

少し厳しいことを書きましたが
この土壇場でまだ受け身的であったり
言うことを聞かずに、間違った勉強スタイルを変えられない人が
難しい受験に成功した試しがないから言っているのです。

僕が10年以上受験指導をしてきて感じることなのです。
その学校へ行きたい!と思う気持ちが強ければ
自然と「合格したいオーラ」が出ます。
そして素直になり、黙々とやりますから必然的に
合格へと繋がるのです。

伸びる子は素直な子

2011年01月21日 23時16分11秒 | 子ども
指導をしていて感じるのは基本的な学習の仕方が
身についていない子どもが多いという点です。

例えば算数・数学で計算が苦手な子はまずノートで
きちんと計算ができません。(暗算でしたがります。)
大きな数になるとメモみたいに筆算をします。

こういう風に書けば間違いが少なくてすむよ
と、お手本を見せたとき
お手本通りに素直にやる子は比較的その後の指導も
スムーズに進み、結果として成績も伸びてきます。

逆にそんなの関係ない、自分でやるんだい!
と、言わんがばかりの勢いで突っ走ってしまう子は
(個人的には好きな面もありますが・・・ ^^)
なかなか成績も伸びてきません。

我々も、言ってすぐに聞き入れてくれる場面
ばかりではないのは、百も承知ですから
いかにして、「書けばできるようになる」ということに
気がついてもらえるかを考えています。


そのためには少し時間がかかる場合があります。
まず、間違ってもらう、忠告する、その通りやらないと
また間違う、再度、忠告する、
この繰り返しをしばらく続けなくちゃいけないからです。


結果的には「答えが合えば良い」のですが
常に合わせるための効果的な手段を我々はいくつも
知っているので、できればそれを伝授したいのです。

小学生だけでなく、中学生も然り。
もちろん高校生や我々社会人も同じ。
いち早く伸びる子は素直な子、ですね。

中学受験は子どもの成長を1番感じる!

2011年01月18日 22時31分13秒 | 子ども
受験は子どもにとって辛いものだと思われがちですが
(たしかに辛い面もありますが・・・)
受験の後の子どもたちをみていると
かなり成長したなっていつも思います。

特に中学受験は義務教育期間中での受験なので
別に受験しなくても中学校へは行けるわけですが
あえて自分が行きたい学校へ挑戦する。
しかも多感な10歳~12歳の時期なので
親子で乗り切らなくちゃ難しいです。

そんな中での受験はやり方によっては
その子の人生を決めると言っても良いかもしれません。
ま、それは言い過ぎとして
人生全体を決める「基礎」が固まると言っても良いです。

だからこそ親子でがんばって乗り切ってもらいたいのです。


結果はどうであれ、受験までやって来たことが
必ず実になっているのも中学受験の特徴です。
(やってムダな事ってありませんけどね。)

当塾では受験テクニックなどももちろん伝えますが
それよりも大事な事を保護者の方とも話し合います。
例年、中学受験生は少しの人数しか見られませんが
100%例外なく驚くほど成長します。

僕が楽しみなコースの1つになっています。
(相当たいへんですけど・・・^^;)
来年度も引き続き開講します。

自分が合格すればそれで良いの?

2010年12月15日 22時09分53秒 | 子ども
受験のシーズンになってきているのですが
推薦や、内定などの仕組みが出来ているため
それに該当するほとんどの人は勉強に対する
モチベーションが下がってきます。
(ほぼ合格だと安心しきってしまうのでしょう。)
しかたありません。

それだけなら自分のことだけなのでまだ良いのですが
周りに悪影響を与えてしまう人も中にはいます。

これは非常によろしくありません。
自分はほぼ合格だからそれで良いかもしれません。

でも、周りには少し前の自分と同じ状態で
がんばっている友達がいるのに
自分はもうほぼ合格だから・・・みたいな
その態度が許せません。人として。

「入学してから、ついて行けるかわからんよ!」
なんて言うつもりはありません。

「人の心」をどこへ置いてきたの?
って言いたいのです。
受験なんかよりももっともっと大事なことです。

クラブと勉強の両立

2010年11月29日 22時08分05秒 | 子ども
中高生のクラブ活動と勉強の両立は難しいと
昔からよく言われています。
クラブ活動は専念しているのですが
勉強になるとなかなか手が進まない・・・

なんてことがよくあるパターンのように言われますが
実はこんなことはそんなに多くありません。


勉強していてわからなくなるとすぐに
カッ!とくる生徒はおそらくクラブでも
同様に、カッとなってしまうと思います。

同じ人間ですから「カッとなる」性格は
変えることができません。


ですから、クラブで熱中してしまう性格なら
勉強も同様に熱中してしまうのが普通です。

物理的に勉強時間が他の人より取れないことは
あったとしても、勉強をそっちのけに・・・
なんてことは性格上、できないのです。


クラブ活動を一生懸命に取り組めるのなら
勉強も一生懸命に取り組めます。
向き不向きがありますから
良い点数が取れるかどうかは関係ありません。

ベストを尽くせるかどうか!と、言われたら
クラブをがんばっている子は
絶対、尽くせるはずなのです。

いろんな子どもたちがいてイイ!

2010年10月19日 22時04分21秒 | 子ども
塾で指導していますと
子どもたちっていいなぁ~って
つくづく思います。


おもしろいことを言って
楽しく暗記させてくれる先生がイイ!
っていう生徒もいれば
厳しく指導してくれなくちゃ嫌だ!
っていう生徒もいます。

すぐにヒントをもらいたい子もいれば
しばらく考えさせて欲しい子もいます。

自主的に計画的に勉強ができる子もいれば
受動的、依存的な勉強からスタートの子もいます。

ホントいろんな性格の子どもたちがいます。
また同じ子どもでも、日に日に成長しますから
毎日、同じ日というのがありません。
(本当にありがたい職業だと思います。)


どの子もみんな違ってみんなイイわけでして
その時点で必要な指導法を我々は提案して
モチベーションを上げて・・・
その子の現状最大限の結果を出していきます。

創造すること

2010年10月08日 23時08分14秒 | 子ども
任天堂から3DSとかいうものが出るらしく
うちの息子たちにせがまれたのですが
まだ先の話でしょ・・・と濁しておきました。(苦笑)

しかし、よくもまぁこんなに楽しいものを
次から次へと開発できますね。
さすが任天堂ですね。

こういうゲームなどを発想できる人というのは
小さい頃にたくさん遊んだ経験のある人だと思います。
もしくは何かに打ち込んだことのある人でしょう。
間違いないと思います。

無からの創造を小さい頃から一所懸命(楽しみながら)
やって来た人だと思うのです。

小学生の頃はそういった経験をたくさん積むことができる
貴重な期間だと思います。


僕は田舎育ちですから、学校が終わったらみんなで
木登りや秘密の隠れ家を造ったりして
外で暗くなるまで遊んだ(創造した)ものです。

勉強は後からでも間に合いますが
こういう貴重な経験は後からはなかなかできません。

勉強も大事ですが遊びも大事。
生きていく上での智恵は遊びの中からしか
体得することはできませんからね。

思いっきり遊び、思いっきり勉強する。
何事も一所懸命が子どもの特権ですからね。
1日1日を全力で生きてくださいね。