The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1993 コルトン・クロ・デ・コルトン フェヴレ 

2013-06-24 12:47:52 | ワイン
このワインは、先日からの『ドメーヌ・フェヴレ』の06’からの造りの変化云々についての、
伝家の宝刀の一振りのような解答と言っても過言ではないでしょう。

ワタクシはそう受け止めました。

さすが『1993年』さすが『フェヴレ』と言わざるをえない。



元よりワタクシ、たとえ十分な熟成期間があったとしても、
バランスがタンニンに偏ったものは、最終形はタンニン・バランスになりますよ!
と言って憚らなかったわけですが、ソレは今でもその通り・・・

しかしながら、クラシックな造りの最たる『フェヴレ』は、
2004年ならイザ知らず、この1993年などいう、
最上級の、しかも高い次元でのフィネスが伴った、今回のモノポールなぞ登場された日にゃ、
なるはど、そこらへんに転がっている、陳腐なお上品ブルゴーニュとは、
一線を画している代物だ!とダレもが気づくはず・・・

いや、気づいて欲しい!と思うのは桜Mさんだけではない!ということなんだわね♪

それほど見事で、想像を遥かに超越するコルトンではありました。

でも、そうゆうワインの肝の部分に触れることは、
そのチャンスがあるかどうかがモンダイで、気の抜けたワインばかりに接していれば、
それが良いワインだと、お祭りになるのもショウガナイ・・・

群れずにひた走るしかないと言うことです。

コシュ・デュリ飲みに、ワイン・ヒートが集まった?

2013-06-22 21:56:40 | ワイン
花金のイタリアン『アル・Fルノ』のアポは、先日のレ・クラの時に決まったんですね。

というのも、『06’ムルソー コシュ・デュリ』を開ける、
というエポック・メイキングなお言葉をチョウダイしたからでして、
トーゼンそれには、ワタクシも噂のカリ・カルト『レッド・カー』のピノ・ノワールを抱えて、
馳せ参じる算段でおりました。

でこれに、月光氏が一つ絡んで、
古典派の教科書『93’コルトン・クロ・デ・コルトン・フェヴレイ』も御相伴に与ることができたわけ。

そうこうしている内に、『ダコッタ』のカズクンもコレ飲んで下さいまし、
と『99'モルモレート カステロ・ディ・ニッポツァーノ』を供出してくれまして、
以下のラインナップと相成ったんですね・・・



なんとも、起伏にとんだ、驚天動地の流れでして、実に面白かった♪

一つ一つのコメントは後ほどユックリと!
特にもフランス2種は特筆物、フランス・ワイン復権の狼煙のごとく、
天高く立ち昇るそのダイナミズムは何時か垣間見た青い空・・・

懐かしくもあり、頼もしくもあり・・・

胸に深く刻まれたワインではありました。


2002 シャンボール・ミュジニ レ・シャルム ドメーヌ・バルトー

2013-06-20 05:27:25 | ワイン
久しぶりの、正統派、本流の、コテコテのブルゴーニュを開けました。

場所は一周年を迎えたイタリアン『Aル・フォルノ』♪
『ダコッタ』を引き継いだオーナーシェフ鹿Z君は、その大きな器は回りに任せ、
自分は腕試しの街中レストランで切り盛りを始めたわけだ。



最近の彼の『ポモドーロ系』には感心しきり!
最後の〆には、オーダーせざるをえない情況です。

さてさて、件の『ドメーヌ・バルトー』・・・
この造り手も久しぶりなのですが、こんなに素晴しかったっけ?
と思うほど、見事な出来映え!



2002年という、例外的に良いヴィンテージであることを差し引いても、
このワインはお見事、拍手を送らざる得ないでしょう。

そして『レ・シャルム』!
説明するまでも無く『レ・ザムルーズ』と横並びの大プルミエですが、
エレガントで繊細に加えて、ストラクチャーも半端じゃあない・・・

ココの地所では『アミオーセルヴェル』『ユドロ・バイエ』『ギスレーン・バルト』などを思い出します。

色気タップリのフェロモン・トップにスミレの花・・・
待って僅かに土地の風味のソヴァージュ感を楽しめて、紫の果実のアロマがお出迎え。

フルーツは端正な調和に驚きつつも、内実の確かさに惚れ直し、
喉越しはヴェルヴェッティなしなやかさに、酸味の利きを伴い、大人の対応。

コレを言っちゃあ、セクハラと言われかねないけれど、
敢えて言います、イヨ『小股の切れ上がったイイ女』♪

それほど、素晴しいブルゴーニュではありました!

あの頃チャンネル(2012年06月17日~2012年06月23日)

2013-06-19 05:58:47 | ライフ
あの頃チャンネル(2012年06月17日~2012年06月23日)


昨年のこの時期は『The S』での『ハク・エイ・キム』のライヴ、
『イザヨイ』さんでの『堀尾和孝さんのギターライヴ』がありました。

誕生日には『08’ラヴォー・サン・ジャック ドニ・モルテ』を空けて、御満悦!

夏直前のイイ季節です・・・