The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1998 ラランド & 1996 ポンテ・カネ

2013-06-11 05:32:41 | ワイン
マコTの序盤で、この2本の90年代のポイヤックが出てきて、さてどうよ?
ということでしたが、回りの反応を眺めていましたら、
どうやら二手に分かれたやに、見受けられました。



ワタクシは対面のS待先生と同意見で、96’ポンテ・カネに一票を投じたわけですが、
まあまあこれも好き嫌いの範疇によるわけでして、意見が違ったからといって、
どうこうということではないんですね・・・

豊満かつ、甘く、オーヴァーデコレイション、飲み口の最後にクドサを感じる『ラランド』!

一方、幾分粉っぽく、シリアスで、抑制が利いていて、未だに余力を残している『ポンテ・カネ』!

さて、ボルドーを飲んでいる、しかもポイヤックだ・・・
新大陸や今はやりの右岸ではないと来る!

だったらやはり『ポンテ・カネ』でしょう、というのがワタクシの考えなんですわ。

その日『72’ラランド』も飲んでいるわけですが、この『98’ラランド』が果たして、
そういう好ましい枯淡の領域まで到達するのかどうか?

そんなことでの『ポンテ・カネ』!
それだから、ワインは面白い♪