The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

タケチャンマン・コーナーでの意外な掘り出し物♪

2013-06-18 03:57:46 | ワイン
ワインフェスではイロイロな方々から声をかけられまして、
その中でも、巡礼の隊列の途中から、76’ラス・カズの次は何がイイの?
という質問が多かったように思われます。

『タケチャンマン・コーナー』の他のワインの勇姿は以下の通り↓



で、その中でも特にワタクシがビックリしたのは、
『1997 ティント・ペスケラ レゼルヴァ』の変貌振りでして、
実にしなやかに、薫り高く、そして一定の品位を崩さずに、
物の見事な熟成を完成させていたことなんですね。

96’のミレニアム・マグナムではなくて、97’のレギュラーの方です。

ですから、先ほどの質問には、向こうから3番目の『97’ペスケラ』と教えたのですが、
どうだったでしょうか?

いずれ、この強力テンプラニーニョも、こなれてみれば、こうなるんだわ♪という、
オドロキの逸品で、一頃こぞって集めた時期もありましたが、
時が流れて、時流に流されて、そのトキドキの流行りに迎合してしまう・・・
そんなヘナチョコ・ワイン・ヒートの片棒を担ぐ事になってしまっていた。

ハンセイ・ハンセイ・・・

また一つ勉強した思いがする、マッサーウオなのでした。




盛岡ワインフェスティバル 2013

2013-06-17 23:20:59 | ワイン
昨年は2時間遅れでの参加でしたが、今年はスタート時間に準備OK!
というのも、『タケチャンマン・コーナー』のワインを御相伴に預かりたいが為・・・

はたして何が並ぶのか?と期待満々でしたのですが、
『酒の竹澤』は今年もやってくれました。

来場者はすでにして、ドコに並べば美味しいワインにありつけれるかを、
トーゼン承知しているようで、『タケチャンマン・コーナー』は、
さながら『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』の巡礼者の隊列のようで、
入り口すなわち出口まで、グラス引っさげた『ワインヒート』が並ぶは、並ぶは・・・

さしづめ、メインは『76’シャトー・レオヴィル・ラス・カズ 3L』でしょう。



このワインにおいては、3回リターンし、上半身、中央、下半身といただきました。
そそぎたては、未だに硬く、凡そ37年熟成のサンジュリアンとは思えないほど、
その進み方はステゴザウルスの歩みの如し・・・

しかしながら、注がれたグラスも、並んで次の順番までチビチビやったいる内に、
程よい開きが行われ、実に芳しく、こなれたサンジュリアンにメタモルフォーゼ♪

結果、素晴しい76’の姿にゴタイメーンと相成ったわけ・・・

コレだけ、飲めれば、あとは流れに任せるのみ!
とタガが外れて、後半には轟沈です。

さてさて、他の気になったワインにつきましては、後ほど報告いたします。

2011 カタフーナ ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン フランソワ・グリナン

2013-06-14 22:29:54 | ワイン
サヴォワ地方のオーガニックな造り手の、今度は白を開けました。
コッチの方はあの還元的な硫黄臭はありません!

実に純粋無垢、リッチで美味しい果実、酸味ありますが滋味が豊富なんですね・・・

樹齢30年のシャルドネ100%で出来ているとのことですが、
石灰岩土壌でのリュット・レゾネの栽培を踏襲し、丹念に葡萄を選果し、
ナチュラルな発酵に徹す・・・

コレに『ジャーマン・サンドウィッチ』『烏賊の腑からめ焼き』、
それに『トマトとレタスのサラダ』などと合わせていただきました。



旨い!

実に旨い!

なんか知らんけど、オーガニックにも視線がチラホラ!
でも、俺は群れんぞ!

勝手に飲んどる!(笑)
群れたところに、ろくなことは起こりません、ハイ!

では、また明日!

あの頃チャンネル(2012年06月10日~2012年06月16日)

2013-06-14 03:44:04 | ライフ
あの頃チャンネル(2012年06月10日~2012年06月16日)


去年のこの季節、やはり『盛岡ワインフェス・・・』が開催されました。
2時間ほど遅れてうかがったところ、ラック・コーポのコーナーでは、
飲み散らかされたボトルがごろごろ・・・

S先生御一行が張りついで、飲んでしまったらしい(笑)

今年はもう少し早めのご出勤、考えております。

2012 ノラポン エフェルヴェサン 農楽蔵 北海道函館市

2013-06-13 13:10:09 | ワイン
その日は東京行脚から帰って、初めての家飲みで、
日中も梅雨とは思えないほどの暑さでした。

帰りはまるで『夕陽のガンマン』よろしくの日没に遭遇し、
弥が上にも、喉の渇きはその度合いは増すばかり・・・



で、泡、アワ、あわ・・・と、叩きこみを食らった取的のごとくにと、
いつものフレーズを使って、冷えた泡を弄り捜すわけなんです。

そしたら、絶妙なタイミングで、アレアッタヨナ!と『ノラポン』を思い出し、
四の五の言わずにソレを引っ張り出したんですね♪

こんな料理とともに、あわせていただきました。



さてこの『ノラポン』シリーズですが、食を意識した『農楽蔵』のカジュアル・ラインでして、
『エフェルヴェサン』は『ザラジェンジュ』100%で造られた、
実に旨味の乗った、薫り高い、本格的なスパークリングワインなんですね。

まあ、飲みたくても、なかなか手に入らないワインの一つになりましたが、
こんなワインを、ポコっと王冠を外し、ザクッと飲めれば、
サイコーなのですが、ニッポンワインもヒョットすると、
D R Cよりも手に入れがたい代物が増えてきたように思われます。

さてさて、その日も『ノラポン』完飲!
後生大事にしまいこむのもイイですが、ワインは飲まなくちゃ!
などと独り言を言うマッサーウオなのでした。(笑)