２０１０ 勝沼 甲州 シュール・リー 麻屋葡萄酒

このワインが、むしろ後に出てくるべきだったかもしれない、
と思うほど、マッタリとした、濃密なエキスを感じる甲州なんですね・・・

現在、麻屋葡萄酒では、大正１０年の創業から数えて５代目の『雨宮一樹』さんが専務として取り仕切り、
若き農大出身の醸造責任者『清水勇二』さんが、ワイン造りを担当するという、
絶妙のコンビネーションでワインが生産されているとのことです。

この『シュール・リー』は、実にバランスの取れた、甲州らしさも残しつつ、
濃密な味わいと、かすかな甘さも楽しめる逸品なんでね・・・

ワタクシは好きなタイプの甲州です。



『トビウオのなめろう、ジャコと卵豆腐、山芋焼き菜の花のペースト』などの付き出しや、
『鯨のたたき』などとも、見事なマリアージュを見せてくれまして、実に美味しくいただきました。



押えて置くべき甲州でしょう・・・

この造り手の十八番『花鳥風月　麻屋ヴェール　白』を飲む機会も近し！
そんな気もしておりまする・・・