The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ビオの砦か?シャソルネイ!

2008-12-15 22:00:43 | ワイン
今回のヌーヴォー行脚でも、良い悪いはともかくとして、いかにもビオらしく、
妖しげなヌーヴォーを造りあげていたのは『ドメーヌ・ド・シャソルネイ』・・・
つまりフレデリック・コサールなんですね!
美味しく頂きました♪

あまりのブレタノミセスによる、あからさまな汚染(いわゆる運国斎)には、
流石にワタクシとしてもホトホトイヤになりますが、
適度な汚染は認知いたしますです!ハイ!!

なんか、昔より頭柔らかくなったのでしょうか?

ともかく、コサールは相変わらずやっております!

最近、針金氏持参の07’サン・ロマン・スー・ロシェ シャソルネイをご相伴に預かったのですが、これが何たって興味深い代物だったんですね・・・

大ぶりのバルーングラスで頂いたのですが、
色合いがどう見積もっても、80年代後半か、90年代前半って感じでした。
しかもその香りは、あまやかで、スパイス感があり、果実もセミドライな雰囲気なんですね・・・

この熟成感を鑑みて、恐らく80年代なのでは・・・
と一瞬思ったのですが、味わってみると、
底アジに一本線の通った凛とした風情があるんですね!

てことで、97’サン・ロマンだったのですが、
本当に不可思議なピノ・ノワールでありました!

とにかく、シャソルネイは独自の路線を邁進しているようです!

針金氏にはサンキュー・・・