岸田ソムリエがこの中からいかがでしょうか?と出された3本の中から、
『1999 ヴォーヌ・ロマネ レ・ブリュレ ルネ・アンジェル』を選んだ。
他の2本は、名だたる造り手の90年代中盤のグランクリュであったのだが、
あえてこのワインを選んだわけだ・・・
その理由の一つは『レ・ブリュレ』の中庸の酒躯と、それに備わるであろうエレガンス!
もう一つは、おそらくこんな素晴らしいシチュエイションで、
ルネ・アンジェルを拝めるチャンスなど、これからいくら待っても望み薄に違いない、
という算段だった・・・
既に皆さんもご存知かと思うが、ここのドメーヌは、2004年が最後になった。
今はかの『シャトー・ラトゥール』の所有となって『ドメーヌ・ド・ユージェニー』として出されている。
『ルネ・アンジェル』の当主は1981年からフィリップとのことで、
99年は彼の油の乗った時代といえるのだと思う。
そして『レ・ブリュレ』薫り高く、飲み頃が早く訪れる!
99年という、ヴァン・ド・ガルドであるが、このプルミエならいけそうだ、と踏んでいた。
結果、実に神々しい香気を放ち、果実も練れて、甘くトップリと解けている。
ヴォーヌ・ロマネの2つのグラン・クリュの濃密度には及ばないものの、
その分味わいの潔さが、次のレザムルーズに繋がるわけだ!
このワインは心底『ルネ・アンジェル』の思い出の一本になったと思う!
『1999 ヴォーヌ・ロマネ レ・ブリュレ ルネ・アンジェル』を選んだ。
他の2本は、名だたる造り手の90年代中盤のグランクリュであったのだが、
あえてこのワインを選んだわけだ・・・
その理由の一つは『レ・ブリュレ』の中庸の酒躯と、それに備わるであろうエレガンス!
もう一つは、おそらくこんな素晴らしいシチュエイションで、
ルネ・アンジェルを拝めるチャンスなど、これからいくら待っても望み薄に違いない、
という算段だった・・・
既に皆さんもご存知かと思うが、ここのドメーヌは、2004年が最後になった。
今はかの『シャトー・ラトゥール』の所有となって『ドメーヌ・ド・ユージェニー』として出されている。
『ルネ・アンジェル』の当主は1981年からフィリップとのことで、
99年は彼の油の乗った時代といえるのだと思う。
そして『レ・ブリュレ』薫り高く、飲み頃が早く訪れる!
99年という、ヴァン・ド・ガルドであるが、このプルミエならいけそうだ、と踏んでいた。
結果、実に神々しい香気を放ち、果実も練れて、甘くトップリと解けている。
ヴォーヌ・ロマネの2つのグラン・クリュの濃密度には及ばないものの、
その分味わいの潔さが、次のレザムルーズに繋がるわけだ!
このワインは心底『ルネ・アンジェル』の思い出の一本になったと思う!