The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

初夏らしい日々が続いております!

2011-05-18 21:27:08 | ワイン
今日は近くの大病院の緩和病棟での往診がありましたので、
久しぶりにクルマでの出勤なんですね・・・

そこで、朝は目覚ましに『ジョニー・グリフィン』の『ブルー・ノート 1559』、
すなわち『ア・ブローイング・セッション』を、
夜はフィリー・ジョーとポール・チェンバースがリズム・セクションの、
ビル・エヴァンスの1959年の作品・・・
そう『あなたと夜と音楽と・・・』が入っているやつを、大音量でかけて出勤&帰宅致しました!

先日午後6時半でこの明るさ・・・
と書き込みましたのですが、帰りの道すがら、
4号線を疾駆していますと、ドーン・・・すなわち『DAWN』
美しい夕焼けが見えたんですね・・


美しいニッポン!
頑張ってゆきましょう!!

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『あなたと夜と音楽と』はこのアルバムに↓

2008 エルビンガー・ゾンマーベルグ グラウ・ブルグンダー シュペートレーゼ トロッケン

2011-05-18 04:01:44 | ワイン
実は現在この様になりましたのも、取っ掛かりはドイツワインでした。

その後、興味の対称はフランスワインに移ったわけですが、
料理をいただきながらのワインの流れに置いては、ドイツワインやアルザスの存在を、
いやがおうにも知らされる事が間々あります。

さて、前回の『オテル・・・』に参加してくださった、
Sさんご紹介のドイツワイン(インポーターは『ゲアハルト』)を開けて見ました。

コレが何とも珍しいワインでして、生産地区が『バーデン』で、
しかも品種は『グラウ・ブルグンダー(ピノ・グリ)』
加えて『遅摘み(シュペートレーゼ)』の『辛口(トロッケン)』ときている・・・


まずは飲んでみましょう!とグラスに注いで見ますと、
濃厚な、しかもトロミさえ感じる麦藁色の液体に思わずビックリです!


香りは注ぎたてから立ち上がりまして、甘い完熟マンゴーに黄桃のニュアンス!
そこへ乾燥ハーブとシナモンなどのスパイシーさが加わります!

味わいは甘みと渋みが混在した、重量感のあるフルーツでして、
最初は酸度の抑えがフレッシュ感の妨げかな?とも思いましたが、
グラスで待って程なく、もしくは料理とともに味わえば、
綺麗な酸味が泉のように湧き上がるわけです。

コレは、塩系パスタやグラタン、さらには幾つかの肉料理にもマリアージュが可能♪
楽しみなドイツワインをご紹介いただきました。