おそらく、このワインが最後の一本です・・・
何が最後か?と言いますと・・・『一夏の経験』
実は我が家の台所の下には、半地下がありまして、
そこは年間通して約20度C前後を維持している場所なんですね!
で、ちょうど2000年前後は、何しろワイン会も二月に一度の会だけでしたので、
ワインストックも過剰気味でありました!
しょうがなく、セラーに入りきらない数本のワインを、
新聞紙に包んで、その半地下に置いていたという、苦い思い出があったわけです!
そんなワインも冬場であれば、問題ないのでしょうが、
『一夏の経験』で状態も変わる・・・
そんな思い出の最後のワインというわけです!
ブルゴーニュワインがスッカリ変質するさまを、嘗てある小説家も書いております!
それが開高健の『ロマネ・コンティ1934年』ですが、
そうなるのか?と恐る恐る開けてみますと・・・
これがビミョーですが、面白い熟成感!
香り的には様々なブケが交錯しまして、不思議な複雑味を帯びております。
果実よりはスパイス感、溌剌よりはデカダンス・・・
そして味わいは、酸度が萎縮し途切れ途切れのフィニッシュなんですね・・・
このカラクリを知らずに飲めば、1998にしては?
とチョット首を捻るだけなのでしょうが、知ってしまえばソウナンダと思うでしょう!
この最後の一本をググっと飲みきり、
ワタクシある種の重荷から開放された気分!
エティケットの王冠にアリガトウと言ったとか言わないとか・・・
何が最後か?と言いますと・・・『一夏の経験』
実は我が家の台所の下には、半地下がありまして、
そこは年間通して約20度C前後を維持している場所なんですね!
で、ちょうど2000年前後は、何しろワイン会も二月に一度の会だけでしたので、
ワインストックも過剰気味でありました!
しょうがなく、セラーに入りきらない数本のワインを、
新聞紙に包んで、その半地下に置いていたという、苦い思い出があったわけです!
そんなワインも冬場であれば、問題ないのでしょうが、
『一夏の経験』で状態も変わる・・・
そんな思い出の最後のワインというわけです!
ブルゴーニュワインがスッカリ変質するさまを、嘗てある小説家も書いております!
それが開高健の『ロマネ・コンティ1934年』ですが、
そうなるのか?と恐る恐る開けてみますと・・・
これがビミョーですが、面白い熟成感!
香り的には様々なブケが交錯しまして、不思議な複雑味を帯びております。
果実よりはスパイス感、溌剌よりはデカダンス・・・
そして味わいは、酸度が萎縮し途切れ途切れのフィニッシュなんですね・・・
このカラクリを知らずに飲めば、1998にしては?
とチョット首を捻るだけなのでしょうが、知ってしまえばソウナンダと思うでしょう!
この最後の一本をググっと飲みきり、
ワタクシある種の重荷から開放された気分!
エティケットの王冠にアリガトウと言ったとか言わないとか・・・