昼休みがピクニックに変わる時・・・

本日、日中はお天気も良く、いつものようにお弁当抱えて、北上川の河川敷へ・・・

まずはお弁当をユックリ時間をかけていただきまして、

続いて読みかけの道Ｏ秀介を斜め読み！
道Ｏの出生作が暗い暗い・・・と前に書いたのですが、
チョット先まで読み込みますと、
何ととんでもない展開が待っていました！

暗いどころか、シュールなどんでん返しとでも言いましょうか？
まあ、この作家はズイブン人を驚かすのが好きなようでして、
まずは、もう少し読み込みましてから報告いたします！
当方としましては、実はココにきてこんなモノ！ってな感じなのですが、
漏れ聞く話では、この本は９６万部も売れているらしいんですね・・・
凄い事です！

さて、３０分ほどでお弁当を平らげ、河川敷に降りてみようってことですが、
本日はいつもと反対側に降りまして、下流方面へ足を伸ばしてみますと、
この木は桐の木でしょうか？凄い枝振りの古木がありまして、
『髪の毛が蛇と化したメデューサの首』のように見えるんですね・・・


そこから少し下ってみますと、北上川に注ぐ小さな支流があるのを発見！

そして水嵩の増した北上川を眺めつつ小一時間を消化したわけです！

最近、昼休みがピクニックに変わっております！

『Ｐリャーソ』で『ハイツ・セラーズ』を飲む！

これまた随分前の事になりますが、桜山のパスタ専門店『Ｐリャーソ』に伺った折、
珍しい白ワインをご相伴に預かりました！

それが『２００８　ハイツ・セラーズ　シャルドネ　ナパ・ヴァレー　カリフォルニア』
だったわけです・・・

『ハイツ・セラーズ』と言えば、カベルネに特化したワイナリーの見本のようなものでして、
有名どころで言いますと、自社畑の『トレールサイド・ヴィンヤーズ』に、
２つの契約畑の『マーサズ・ヴィンヤーズ』『ベラオークス・ヴィンヤーズ』の
カベルネ・ソーヴィニオン１００％があまりにも有名です！

特にも１９７４年の『マーサズ・・・』の一件から、
その後の『カルト・ワイン』の先駆けとなりまして、
更には『ワイン・スペクテイター誌』に寄って、
２０世紀のトップ・ワイン１２本にここの『マーサズ・・・』に挙げられるなど、
ナパのカベルネでは知らない人はいないという存在になっているんですね・・・

さて、このあたかもカベルネ専門ワイナリーのような『ハイツ・セラーズ』が、
実は少量の『シャルドネ』や『ジンファンデル』を造っていたわけです！
それが今回のワインという事になります・・・

ビル・エヴァンスの遺作をかけてもらいながら、

２種類のパスタをいただきつつ、『ハイツ・セラーズ』のシャルドネを飲む！

色合いの濃厚さは、同じヴィンテージのブルゴーニュの上を行き、
カベルネの造りに似て、酒躯の強いロングストロークなスタイル！

トップには粘りのあるトロピカルフルーツのアロマが満載ですが、
待っていますと程なく修練されてヨーロッパの黄色い果実のアロマにまとまります！

そこにサンザシや蜂蜜、そして微かなミネラルが絡み合い、
味わい的にはあまやかな濃密さの立ち上がりですが、
酸度の広がりとともに、壮大なスケールのムルソーと見紛うばかりの代物に変身！

長い時間をかけて美味しくいただきました！

今時のナパのシャルドネは『君達キウイ、パパイヤ、マンゴーだね・・・』
ばかりだけではなさそうです！