The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

暗闇に響くバリトン・サックスですか・・・

2011-05-10 21:27:12 | ミュージック
いつも一緒にいる方達が全部出払った時こそ、ワタクシにとってのミュージック・オン!

夕闇迫る『オテル・ド・ヤマダ』はワタクシ以外は誰も居ず、
そんな日こそ、常習化している夜の行脚もやるだけ野暮!

大音響で『セシル・ペイン(バリトン・サックス)』の『ゾディアック』をかけました!

このアルバムは68年の作品で、ピアノにウィントン・ケリー、トランペットにケニー・ドーハムが担当、
両巨人は3~4年後に相次いで亡くなり、このアルバムが最後の名演とも言われているんですね。

アルバムの一曲目は『マーティン・ルーサー・キング Jr』への『レクイエム』であり、
この中の静謐なそして胸に響き渡るバリトン・サックスは『セシル・ペイン』の
最高傑作と言えるでしょう!

バリトン・サックスと言えば『ジェリー・マリガン』でしょうが、
マリガンのクールさとはまた違う、黒人特有のソウルを感じるわけ・・・

お上手とは言い難いのですが、このアルバム無性に聞きたくなるんですね♪

2009 ソレイユ 甲州 旭洋酒 山梨 日本

2011-05-10 04:32:12 | ワイン
昨晩は予ねての約束どおり、夜はラーメンのつもりで出かける準備をしていたのですが、
『ラーメン』の塩分とカロリーを考えれば、家でパスタの方がイイよね?
との提案がありまして・・・

そりゃあイイけれど、作るのはK子さんだから・・・と言いますと、
出かけるのも面倒くさいので、作りましょう!との結論になったんですね♪

で、冷蔵庫を眺めますと、有り合わせで『アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ系』の
ホウレン草とツナのパスタがイイという事になりまして、
食べるだけのワタクシはバネ仕掛けの人形のように肯きまして、
結果、家飲みのチャンスがまた訪れたってわけ・・・


それでは!ってことでワタクシは、早速ユーロ・カーブの下段を引っ張り出して、
この『アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーニ系』に、一番良く合う件の白ワインを取り出しました!

それは、イタリアの地場ならぬ、日本の甲州種なんですね・・・

今回は直近のヴィンテージの『ソレイユ 旭洋酒』さんのものを並べたのですが、
『千野・甲州』ではなく、レギュラーの『甲州』を出しました!


このワインが、ものの見事に本日のパスタとマリアージュ致しまして、
いうまでもなく、素晴しい夕食となったわけですが、
食中酒としてだけではなく、ワイン単体だけでも美味しく飲める代物ですから、
なおのこと嬉しい♪

そこへ持ってきて、コスパに優れてなおラッキーとくるわけです!

なんとなく、たまに思い出すのですが、
80年代後半から90年代前半にかけて飲み干したワインを考えてみますと、
こんなことで、小さなシアワセを感じる自分に、
一方では隔世の感をも感じることもあるけれど、
むしろワインが染みてきたんだな~~との思いのほうが強いんですね・・・

今回のことで、当方のワイン会も中止延期であったり、
もうひとつは回数を減らしたいとの要請などもありまして、
イロイロ考える時間も出来、そういう意味では『イイ機会』と思っております!

てことで、ライフスタイルの変容に挑戦いたします。