The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002 クルニ マルケ・ロッソ IGT

2010-11-13 06:26:50 | ワイン
先日の『キュイジーヌの会』の最後を飾ったのが、このワインでして、


イタリアは中部、トスカーナとウディネーゼと背中合わせ、北はエミリア・ロマーニャ、


南はアブルッツォに囲まれた、マルケ州のIGTなんですね・・・


初ヴィンテージは1997年ですが、ココにきて2006年の『イタリアワインTOP100』にて、


第一位を獲得したり、トレ・ヴィッキエーリ(三ツ星)を5年連続獲得するなどという、


素晴しい成果を挙げているようです!


この2002年物の『クルニ』は、随分前に購入していた物でしたが、


ブルゴーニュ・グランクリュのラインの最後に、〆として登場させるワインに、


苦慮した挙句の選択でして、参加者の皆さんはいかがでしたでしょうか?


赤のイワユル『ベーレン・アウスレーゼ』のようなこのワインは、


好みが分かれるところでして、その辺がビミョー・・・


まあ、それにしても、出しちゃった物は、引っ込むはずも無く、


ショーガナイという所でしょうか?


ワタクシとしては、迷宮に誘うがごとくの、この濃蜜ぶりや、


蜂蜜のように甘く、舌に絡みつく、エロティックな果実の感触は、


今までに無い『モンテプルチアーノ』体験でして、


この品種の王者、アブルッツォ州の『ヴァレンティーニ』とは別な意味での、


オドロキを体感できるわけ・・・


このワイン、マリアージュというよりは、このまま頂くのが常道!


この会では、最後のデザートの直前にお出しいたしました。


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『第60回ワインとキュイジーヌの夕べ』の写真集は、現在編集中!


本日中にはアップされると思います。


もう少しお待ちください♪