The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

06’ コルトン ルナルド プランス・フローラン・ド・メロード

2010-01-16 17:02:42 | ワイン
先日ご報告したDRCに託されたと言うコルトンです。(ヘッドは既にDRC?)


三つのリューディーのうちルナルドをご相伴に預かったのですが


その味わいたるやワタクシの予想とは全く違ったものでした。


へ~~!そうくるか?


てな調子で、はじめは思いの他迫りくる酒躯の強さに


驚きを隠しつつも冷静さを保っていたのですが、


飲めば飲むほどグングンパワーが増長するかのようでコレはモシヤの新大陸?


と屈辱の取り違えを起こすほどでした!


『仔狐コンコン山の中♪』と歌えるほど獣っけはないものの


肉厚で荒々しくそしてソヴァージュ・・・


ドウユウ理由で先代がお亡くなりになったか分かりませんが


このワインを飲むに付け『手抜きは無いな・・・』


というのが率直な感想です!


おそらくお亡くなりになる直前までワイン造りに精を出していたのでしょう。


グラスで待つ事1時間!荒々しさとソヴァージュ感は減弱し


そこにはフィネスなるもので味わいが集中し始めます。


そしてヴィレーヌ氏が太鼓判を押したと言う精緻なコルトンが現れました!


これはイトウゾ氏に大感謝するしかないでしょう・・・