The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

75’ラランドの悩ましさ・・・

2007-06-22 21:12:02 | ワイン
年にそれほどはない経験・・・
それは、正しく甘露と化した、熟成の極みに達したポーイヤックを飲めると言う至福!

70年代の成功している、いくつかのピション・ラランドがあります。
例えば79’、78’一応70’も入れましょうか?(微妙・・・)
そして75’・・・

今から10年も前になるのでしょうか?
もちろんT商店経由で、75’ラランドを飲む機会がありました。

その時すでに、本格的なポーイヤックの西洋スギやミント、
更にはシナモン、アジアンな香料やプラムのドライフルーツの香気よろしく、
解けたタンニンとしなやかな果実、そしてそれを裏打する壮麗な酸味を備え、
楽しむに足るバランスであったと記憶しております。

ここに今、75’ラランドは更に進化熟成し、
あたかも屋久島の縄文杉の根っこに腰をおろし、
悠久の歳月に思いを馳せ、流麗に磨かれた高貴な赤い液体を飲み干すような、
そんなインスピレーションを喚起させてくれました!

悩ましいポーイヤック、久しぶりに御相伴にあずかりました!
月光仮面氏にいつもながら大感謝!

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全然関係ないですけど、こんなの載せてみました!



75’ラランドこんなにするんです!