普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

もっと生産的な国会運営を望む

2007-03-15 22:15:50 | 政策、社会情勢

<<非生産的な国会運営>>
松岡さんが議員開館に置いた事務所の光熱費の問題で盛り上がっている所で、追求する側の民主党の中井洽衆院議員が3年間で1000万円超の光熱費を政治資金収支報告書に計上していた問題が持ち上がって、益々面白い展開になってきた。

然し、考えて見れば、いや考えなくても判ることだが、国会は政策を討議する場所だ。

拉致問題、少子化、教育改革、800兆の借金、社会格差など問題山積み国会がこんなくだらぬ事で時間を潰す余裕は無いはずだ。

<<事務所経費問題解決の方法>>

これが普通の社会ならこのような問題の解決など、たやすいことだ。

演説は上手くても、経理はさっぱりな候補者がいても、自民や民主のような大きな党なら、経理に詳しい人を置いて、候補者が報告を提出する前に、チェックすれば松岡さんや中井さんのような、おかしな報告は事前に修正出来る筈だ。

そのような簡単なことが出来ないのは、門外漢には想像するしかないが、世間に知られたく無いことがあって、予算のつけ回しをしてるのかも知れない。

国会議員に言わせれば、それどころか、ことによると党内の人にも知られては困るもの、何かドロドロしたものがあるのかも知れない。

従って、事務所費、光熱水費など経常経費の内訳の報告を義務づけていない
政治資金規正法の見直しも直ぐに行うべきだが、自民党などが私が想像した以外の理由もあるのだろうか、余り乗り気ではないようだ。

<今直ぐでも出来ること>
読売新聞の報道によれば、
 読売新聞が、資金管理団体の主たる事務所を05年に議員会館に置く衆参両院議員167人について、03~05年の収支報告書を調べたところ、光熱水費を計上していたのは58人。1度でも年間100万円を超えたのは衆院8人、参院2人で、自民党8人、民主党1人、国民新党1人だった。合計額では松岡農相が計約1440万円と最多で、中井氏が2番目だった。
とある。
(3月14日 読売新聞)

つまり現行の法体制のもとでも、第三者にこれだけのおかしな事実が判ることを示している。

だから党内で、国会議員とその関係者以外の人が、異常に大きな経費を出した分だけでもチェックするだけで、問題の大半を未然に防止できるのではないだろうか。

自民党も民主党もこのようなマイナーな事で、大事な国会審議の時間を食いつぶすのは、本意ではないと思うが(いや本意かな?)党内の自浄作用で、この種の問題を片づけて貰いたい。

そしてより生産的な国会運営をして貰いものだ。

<<民主党に一言>>

このブログに何度か書き、都度、民主党にも投書してきたが、相も変わらず、政府攻撃のさいの脇の甘さが目立つようだ。
 参院選で民主党が負けるかも

松岡さんを攻撃する前に何故、自党にも同じ問題がないか位調べて置かないのだ。

菅さんの「談合三兄弟」の大失敗の教訓が何故活かされないのだろうか。

Eメールのガセネタ問題の反省は、党首を小沢さんに代えただけだったのか。

民主党の皆さん、こんな甘っちょろい態勢で、次期政権を狙えると思います?

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損得勘定で子育てを考える人

2007-03-14 23:15:07 | 政策、社会情勢

<<桜井よし子さんのブログ>>
日頃トラック・バックで(勝手に)お世話になっている桜井よし子さんののブログの
親学の開始こそ日本人再生の糸口に
に懐かしい昔の「辛抱強く愛情に富み、子どもにつくす母親」「行儀がよくて親切な子ども」「両親を敬愛し老年者を尊敬する日本の子ども」 の字句が並んでいた。
まさに私の子供時代の戦前の姿だ。

 そして、
「子育てはイライラする」答える母親は1981年の10・8%から75%になり、「親が子の犠牲になるのはやむをえない」答えた日本の親は世界平均73%の約半分の38・5%、調査対象73ヵ国中72番目と
と続けている。

そして、
子どものために親が自分を犠牲にするという価値観が、およそほかのどの国よりも軽視されている現在の日本では、子どもも親の変化を反映して変化した。
と嘆いている。

<<昔の母親像>>
私はこの文を見て私の母親を思い出した。

私の家は、前にも書いたが学校へ持って行く弁当は鰹の削り節に醤油をかけたものか、海苔の佃煮に決まっていたほどの貧乏だった。
 
母親は炊事、洗濯から内職まで一日中身を粉にして働いていた。

それでいて、新、旧の正月の二度の餅搗き、雛の節句には飾る人形も無かったが、甘酒、五月の節句には、柏餅を作り、七夕には笹の飾り、夏の海水浴、学校の遠足には小遣い銭まで、余所の子と同じにしてくれた。
(最も小遣い銭も僅か5銭で、ハーフ・サイズの森永キャラメルと飴玉二つが定番だったが。)

母親は島田洋七さんのがばいばあちゃんのような、才気は無かったが、八十を越した今になっても感心するのは、母から金の愚痴など聞いたこともない し、物差しで叩かれたときも、親が苦労しているのにお前達は など言われたことはないことだ。

多分、母親は苦しい家事を切り盛りすること、子供の世話をすることを当たり前と思っていたのだろう。

母親の口癖は「余所様に迷惑をかけないように」だ。
それともう一つ「もし人が気付かないか、気付いてしない事は、人に言う前に自分でしなさい]だ。

私も受け売りで子供達に同じことを言っている。
少し恰好良くないが我が家の家訓のようなものだ。

勿論、私の母親が特に優れている訳でなく、同時代の日本の大多数の母親もみなそうだったと思う。

そのような日本の親達が何故桜井よし子さんが嘆くようにアンケート対象国の73ケ国中72番目の低レベルの意識しかない国に落ちぶれたのだろうか。

<<国民の意識レベルの低下した原因>>
その原因は,
1.戦後教育の歪み
占領軍は、一時神道を禁止しただけでなく、戦前からの日本の全ての価値観を否定し、民主主義を導入した。

おまけに神道ともに私どもの精神的支柱であった仏教まで、全ての価値観を否定されて呆然となっている国民と同様に、勢いを失い、衰退の一路を辿った。

そこに民主主義だ。
こう言う英文がある。
Being able to exercise one's rights is fundamental to democracy.
(権利を行使できるということは,民主主義 にとって基本的なことだ。)

今までの全ての価値観を否定され空白状態になった頭に、権利中心の教育をされたらどうなるかすぐ判ることだ。
少子化と若い人達の責任

権利ばかり言って、自分の責任や義務を感じない生徒。
自己中心の生徒が出来るのは当然だ。

戦後50年の間に、その生徒が親になり、結婚し、子供を産む時期になって、自己中心の親が増えて、桜井さんの心配する現象が起きているのだと思う。

そして、50年経った今教育基本法の改定問題が出てきた ように、占領された時代から何の教育方針の見直しがされて来なかったことだ。

その間、多くのの識者が心配する割りに取り上げられなかった理由は、今の一部マスコミや日教組が同法案に反対している理由と同じだ。

然も、「子育てはイライラする」答える母親は1981年の10・8%から75%になり、と彼女が言うようにそ家庭の劣化が加速度的に増えているのだ。

もう一つの原因は、色々書かなくても一行で済む。
2.市場経済中心主義→金儲け中心主義→物事を全て損得で考える人が増えて来た事だ。

<<損得勘定抜きの社会>>
私は母親の生き方とその口癖から、他人さまために私の出来ることをする、それが報われなくても、私のしたことに代償を求めない生き方を習った。

私は現在4つのクラブに入っているが、母親の教えと、私の性格から黒子的な形で出来る範囲の協力をしてきた。

例えば、私の属する英語新聞輪読会で、私が皆より少しだけ多くの英語の原書の読書経験があることと、講師がいないため、週に一度の会で英文を読むだけで、家では殆ど勉強しないと判っていている、大半の会員の為に、八十を越した今でも、毎日NHKのビジネス英語を勉強している。

そうかと言って、母親の無償のサービスの教えが染みついている私は、皆が勉強しようとしまいと無関係だと思っている。

勿論、私だけでなく、会の代表者は、無償で会の世話をし、英字新聞を取っている人は、その費用を請求しもしないし、ケーキ作りの得意な人は時々焼いたパイとコーヒーを持ってきて御馳走してくれる。
会員の中には、外国旅行に良く出かける人達が居て、そんな旅行など無縁となった私たちにもケーキなどお土産に持ってくる。

誰も損得や、計算ずくで会に来ている人はいない。
だから、この会が15年以上も続いているのだ。

なお会員の中には、外国人学生のために、ボランティアの日本語教室を主宰している人、パソコン・クラブを立ち上げその世話をしている人、市関連の二つのボランティア活動の世話をしている人なども居る。

クラシック・ギターのクラブのリーダーは、新人の人達の練習用にと、楽譜をパソコンに恐らく一日以上かけて取り込み、CDとして会員に配布している。
そして私どものお礼の申し出に頑として断っている。

詰まり、損得抜きの無償の行為で、会が成り立ち、コミュニティーが成り立ち、国が成り立つのだ。

<<損得ずくで成り立つ家庭>>
「親が子の犠牲になるのはやむをえない」と考えない100-38.5=61.5%の親を持つ家庭はどうなるのだろうか。
コミュニテイーの最小単位である、家庭て゜も無償のなにかが無ければ、成り立つ筈はないと思う。

そして、成り立たない家庭ばかりではコミュニテイーも成り立たなくなる。

・親が一生懸命しているのに、子供が応えないからと言って叱る→子供の反抗→虐待
・親の考え方をした損得勘定をする、自己中心の子供ができる、
・少子化の進行
・いじめの増加
・コミュニティーの破壊または消滅
・凶悪犯罪の増加

など数え上げればきりのないほどの社会の異常現象の増加と損得勘定する人や自己中心の人の増加と結びついているような気がする。

然し、唯一の救いは、私の身の回りのようにまだ38.5%の健全な考え持つ人達がいる。

どうか社会のために、また国の為にこの人達のより一層の頑張りと、健全な人達の増加を願うばかりだ。

参照:

子育てより自分の生活優先


安倍内閣の理想と現実

2007-03-13 22:08:37 | 安倍内閣
<<朝鮮半島問題に関与した政治家>>
3月11日の関西テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」で、河野さんの慰安婦に関する発言問題の時の総理は村山さん、自民党には野中さんが居たこと、
朝鮮半島問題に関連して、金丸さんの金庫から、北朝鮮の刻印が入った金塊が出て来たことが、少し触れられた。

詰まりそれ以上の発言はなかったが、その番組に出ていた三宅さん、宮崎さん、勝矢さんなど出場者は皆判っているけれど、それ以上言うのは日本人として恥ずかしかったのだろう。

<<米国のスパイになった戦犯候補者>>
3月12日私どもの英字新聞輪読会の "Postwar 'spies' hoodwinked U.S."で、戦後の日本で重要戦犯が刑を逃れるために、米国のスパイになって居たこと。
然し彼らは米国にとってまったく役に立たなかった事が記されていた。
登場人物は、辻政信、児玉誉士夫などが書かれていた。

この文を読んだ後の話し合いで、そう言えば、ロッキード事件の時、米国が児玉誉士夫を使って影響力を及ぼしたらしいと言う発言も出た。

いずれにしても、戦後から小泉さん前までの政界は、外国の影響力があったとは思いたくないが、少なくとも、ドロドロしていた世界だったようだ。

<<小泉さんの功績>>
その点小泉さんにはそう言ったうさん臭さは、殆ど見られず、簡単明瞭で、軽薄、頑固、アメリカ追随一本槍の三つのキーワードで、彼の動き全てが、国民にも読み取れた。

小泉さんのやったことは、全て米国の規制改革および競争政策イニシアティブに基づく要望書に乗っているらしいのは残念だが、今までの政界のあり方を変えた功績は大きいと思う。

そうは言っても、占領下での米国の影響力は致し方ないが、今になってもなんらかの外国の影響力下にあり、しかも、完全な日本の国のことである拉致問題の処理もその影響力を乞わねばならないのは日本国民としてやはりくやしい気がする。

<<安倍さんの理想と現実>>
安倍さんになって、その若さから来る清新さや、「主張する外交」、「情報部門」の強化などの主張から感じられる、日本の外交の舵取りの変化で、多くの支持率を集めてきた。

美しい国」と言う奇麗事過ぎて、言いがかりを付けられやすい難はあるが、国の目標を示したことも、まあ悪くはないと思う。

ところが、閣僚の不祥事に対する彼の発言は、我々が今まで持っていた彼のイメージとは全く相反するものだ。
特に松岡さんを護る為の発言は何だ。
「法の規制どうりに処理しているので問題はない」など、法の枠に入っていればどのような、不都合や非道なことをしても、国民の税金を無駄使い(横領?)しても良い と言わんばかりだ。

これが「美しい国」を目指す総理の発言だろうか。
安倍さんが、鈍感力などの言葉に載せられて、泥をかぶっているような気がしてならない。
私は安倍さんがやはり、クリーンで、小泉さんのように外国の影響を余りを受けずに、日本の内政、外交を進める人であって欲しいと思う。

安倍さんは「支持率のために仕事をしているのではない」と言うが、支持率が安倍内閣の最大の武器であるのは間違いない所だ。

そしてその支持率は、単なる人気投票だけではなくて、安倍内閣のやっていることの評価も入っていることを忘れないで欲しい。

政策の推進は勿論だが、安倍さんの廻りを何時も身ぎれいにして置く ことも、その推進のためにも大事なことだと思う。

小泉さんの言う「鈍感力」はあまり感心しないが、いざと言う時の彼の非情さ を学んで切らねばならぬ時は切るべきだと思う。

一時的なスリプ・ダウンと後々効いてくるボディー・ブローのどちらを選ぶかだ。

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日本型会社、堀場製作所

2007-03-12 23:16:39 | 企業経営

私は昨日のブログの小沢民主党について書いた中で、
<<自民党の対決姿勢について>>
<自民党と民主党の違いを具体的にはっきり出す>

私の考えだが例えば、
2.自民党→アメリカ型の市場経済主義
  民主党→日本型の市場経済主義
(1)日本型の会社組織
  会社は株主だけでなく、従業員、経営者、社会のための物。
(2)資金だけにもの言わせる、会社の買収などへ制限

と書いた。

たまたま今夜テレビ東京のカンブリア宮殿で、まさに日本型の会社と思える堀場製作所の創業者の堀場さんのインタビューがあったので概略を紹介する。

堀場製作所は京都にある計測機器メーカーで、自動車の排気ガスの分析機器では、世界の80%のシェァを占めているそうだ。
(余談ではあるが、同じ計測機器の大メーカーの島津製作所も京都市内にある。)

会社の社是:
 「おもしろおかしく]
 この基本的な考え方は、面白くなかったら、先ず一生懸命にやって見ろ。
 そうすれば、きっとその仕事が面白くなる。
 もしそうしても面白くなくなれば、止めろ(辞めろ)

経営方針のキーワード:
 社員の我が儘を許す
     従業員を大切にする経営方針
1.月一度当月誕生の従業員へのパーティー
  一流ホテルからの料理をケイタリング 

2.経営に支障のない範囲で社員の我が儘を許す
(1)子供を持つ女性→自宅勤務
(2)一流の運動選手への特別配慮
   東京転勤、9時出勤18時退社

3.仕事面でも社員の我が儘を許す
    社員の提案を大事にする。
    改善運動(多くの会社もやっている)

4.適材適所の従業員配置

堀場さんのコメント:
(1)オンリー・ワンを目指せ

(2)神は二物を与えないが一物は与える→それを会社も個人も活かすべき

(3)パートでやる様な単純労働ほど面白い→そのそ面白さを見つけろ

失敗した時の対応の質問に答えて
(4)失敗の原因を解析して、2度と繰り返すな

グループの中に優秀だが、我が儘な人がいて、グループの和を乱して困るの質問に
(5)独りで仕事をさせろ。彼のその面での優秀さを活かせ。
 
私の見方:
1.これを見て直ぐ思ったのはトヨタ自動車だ。
不況にも従業員をレイオフせず、彼らの会社に対する忠誠心を活かした改善活動→世界でトップクラスの技術の保有→日本トップのシェアを保つ→授業員を大切に出来ると言う良い循環から益々伸びて一人勝ち出来ている。

2.トヨタと堀場の違いはトヨタが創業者と距離を置いた運営で、持続可能な経営方針を保っているのに対して、堀場は経営者一人の識見で今の位置を占めていることだ。
だから堀場製作所のの将来は堀場さんが居なくても今の経営方針が保てるか否かにかかっている。

3.私は中国やインドなどの膨大な潜在的経済力を持つ国に伍して行くためには、従業員を大切にし、彼らが持つ、能力を最大限に活かして行くしか他に道がないような気がする。

4.政府も、残業代ゼロ法案など、従業員無視のイージー・ゴーイングの経団連の提言に惑わされずにしっかりと将来を見据えた政策をとって貰いたいものだ。

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不評の小沢民主党について

2007-03-11 23:03:13 | 民主党

昨日は安倍内閣改造の勧めについて書いたので、今日は小沢さんが率いる民主党について書いてみる。

念のためにブログの小沢、民主党で検索した20件について調べて見ると、民主党や小沢さんへの批判がましいもの15件、支持するもの2件、その他3件で、明らかに小沢さんや民主党の人気が落ちているようだ。

その原因は、ブログ上での意見と、その理由を考えてみた。

1.民主党の審議拒否に類する議会運営の拙さ。
2.従軍慰安婦発言で小沢さんが日本に不利になるような発言をした。
民主党は、国民の審議拒否えの拒否反応に付いて判らず、うやむやの内に審議に戻って大きなマイナス点を稼いだ。

共産党ならいざ知らず、国の政権を担うべき、民主党の幹部である小沢さんや鳩山さんが、慰安婦問題で政府を攻撃するだけに気を取られて、日本に取って不利になる発言を公の場ですることに、多くの日本人が怒っているのに気がつかないのだ。

つまり、民主党または小沢さんがが、下々の国民の事を判って居ないのだ。  

3.小沢さんの資金管理団体が巨額の不動産取得費を事務所費に計上していた問題
4.政権の疑惑を追及できず、アンチ自民を吸収できないでいる。

政府のこの種の問題を追求するには、自身の党内の問題をクリーンにし、且つそうするシステムを確立して、行うべきだ。

特に北朝鮮系の団体からの献金問題で、インターネットを賑わし、民主党の支持率を下げていることに気付くべきだ。、

5.国民投票法案に対する小沢さんの消極的な発言
6.小沢さんが、「非自民」というだけで、日本がもっと良くなるという政策が見えて来ない。
小沢さんが、自民党との対決色を鮮明にする政策は良いが、憲法改正の党の方針なのに、そのために必要な国民投票法案に、慎重姿勢を示していては、民主党が言う憲法改正はまやかしかなと言う感じ、さらに進んでは、民主党自体がまやかしではないかと感じさせてしまう。

これは、小沢さんの趣旨に反する方向に進んでいることを気がつくべきだ。
民主党はその政策や目標とする将来の日本の姿を明らかにすべきだ。


<<自民党の対決姿勢について>>
<対決対姿勢の出し方>
自民党の方ではなくて最大のお客さんである、国民の方を頭にもいれて置くこと。
例:審議拒否で国民から総スカンを食ったこと。
共産党の真似をして、首長選挙へ無理やりに候補者をださうとしていること。
県民や市民が欲しているのは、民主党の首長でなくて、県や市のために最適の人だ。
慰安婦問題の発言のように、国益を無視した発言。
自党の主張と矛盾する、自民党反対のための反対発言などなど。

<自民党と民主党の違いを具体的にはっきり出す>
私の考えだが例えば、
1.自民党→小さな政府(実際は掛け声だけ)
  民主党→企業などの暴走、社会崩壊を防止できるていどの中程度の政府
2.自民党→アメリカ型の市場経済主義
  民主党→日本型の市場経済主義
(1)日本型の会社組織
  会社は株主だけでなく、従業員、経営者、社会のための物。
(2)資金だけにもの言わせる、会社の買収などへ制限
3.自民党→格差社会を認めるがカムバック出来るシステムを模索
  民主党→同一労働、同一賃金、頑張ったものか、報われる社会
4.自民党→支持基盤は企業と農民
  民主党→支持基盤は国民

<自民党と民主党の違いがないもの>

例えば、憲法改正、教育改革などには、反対のための反対でなく、よりよい対案を出すなど前向きの対応をする。
この際、次期政権を狙う政党としては難しい対応を迫られると思うが、その行動は何時も国民を意識しながら行う。

参照: 政党支持率の分析

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安倍内閣改造の勧め

2007-03-10 22:36:20 | 安倍内閣

<<清新とは遠い安倍内閣>>
私は1月12日のブログで安倍内閣支持率低下の原因として内閣の中に、組閣名簿中の首を傾げるような人が混じっていたことをその原因の一つに上げた。

 安倍内閣支持率低下の原因

その例として、
小泉内閣の金融担当大臣でマスコミから散々叩かれ遂に更迭された厚生労働大臣の柳沢さん や、典型的な建設族・農林族としてマスコミを騒がした農林水産大臣の松岡さん などが選ばれた。
と書いた。

そのもう一つの例として、
安倍さんの政策の目玉の、教育再生会議の審議に、文科省の意を受けたと思われる伊吹大臣が介入し、審議を混乱させ、最終報告案について、案は案であり文科省が実際の政策決定するのだと言うような、閣僚にあるまじき発言をした。
ことを書いた。

その後私が心配したように、上記3人に関する色々な問題が起こった。
 安倍内閣の不祥事(Wikipedia)
例えば、
2007年1月10日、文部科学大臣伊吹文明の資金管理団体が、賃料のかからない議員会館を所在地にしているにかかわらず、多額の「事務所費」を支出したことを政治資金収支報告書に記載しており、その一部を交通費や飲食代などに流用していた疑惑が浮上した

2007年1月27日、島根県内で行なわれた自民党県議の後援会の集会にて、厚生労働大臣柳澤伯夫が、「15~50歳の女性の数は決まっている。
産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭でがんばってもらうしかない」などと、厚生労働省のトップという地位にいるにも関わらず「女性は子供を生む機械」という趣旨の発言をした。

農林水産大臣の松岡の資金管理団体「松岡利勝新世紀政経懇話会」が、賃料が発生しない議員会館に主たる事務所を置きながら、事務所費として2003年は2600万円超、2004、2005年は3100万円超、3300万円超と、極めて高額な支出を計上している。


その他、政府税制調査会の会長本間正明さんや、規制改革担当大臣の佐田玄一郎さんの辞任など、予測つかない問題は別として、私のような政治の素人でも、前記の3人のように、いずれ問題が出ると直ぐ予測出来るような人を何故閣内に入れたか判らない。

何よりも、清新を売り物にした安倍さんが、黴臭いような人達を何故閣内に入れたのだろう。

1.Wikipediaで「疑惑のデパート」と書かれた農林水産大臣松岡さん から今後どんなボロを出てくるか。

2.安倍さんの最重点の教育問題で、文科大臣の伊吹さん が、どのような官僚よりの発言をして、安倍さんの指導力不足をマスコミから突かれるのか。

3.少子化、ホワイトカラー・イグゼンプション、社会保険庁など、今の焦点となっている、柳沢さん が厚生労働大臣としてまたどんな失言が飛び出てくるのか
判らない。
柳沢さんがコメントする放送を見るたびに、また失言をするのではないかと期待したり、はらはらとして見ているのは私だけではないだろう。

<<今後の展開と安倍さんへ期待>>
何度も同じことを言うが、無党派を自認する私としては、国の為に是非政権交代があって欲しいと、思っているので、この様な人事面で安倍内閣の支持率が落ち、民主党が勝って欲しいと思う。

然し、不人気の小沢さんのを率いる民主党が次期の参院選で勝つ可能性が可なり少なくなっている気配だ。
だから次善の願いとして、自民党がもっとしっかりして貰いたいと思っている。

その為にに、予算成立以後でもいつでも良いが、内閣改造を行って、安倍さんらしい内閣 改造をして貰って体制を建て直し、難問だらけの拉致問題、教育問題、少子化、格差是正など、小泉さんがし残した問題解決に、後顧の憂いなく本腰で取り組んで貰いたいものだ。

その時は、前にも書いたが、安倍内閣の清新さを失わないような人材の入閣 とともに、是非安倍さんの相談相手になり、且つ一部権限の移譲できるような、実力者を是非内閣にも入れて貰いたい。

私は人気のある麻生さんに副首相的な役割は果たして貰うか、党内事情が許せば、腹の坐った平沼さん が良いと思うのだが。
 安倍内閣支持率向上策

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北朝鮮の一方的な審議打ち切り

2007-03-09 23:21:37 | 北朝鮮

予想された通りに、日本、北朝鮮の作業部会も、北朝鮮側の一方的な審議打ち切りで幕となった。
 
6か国合意の現実を覚えて置こう

<<難しい立場におかれた日本>>
新聞は日本側の手詰まり状態報道している。
米朝間の協議進展、韓国の援助再開、中国、ロシヤのよそ事のような態度から、日本だけがおいてけぼりになりそうなのも予想通りだ。

米国に頼りきっている日本の足元を見透かしたような北朝鮮の失礼な態度を見ると、解決はほど遠いと思われるのも予想通りだ。
そう言えば、中国の副首相のドタキヤン問題もあった。

たまたま見ていた「思いっきりテレビ」のニュースで、みのもんたさんが、米国、中国、ロシヤに働きかけてなんとかしなくてはと、憤慨し、嘆いていた。

拉致問題にた似た外交上の硬直状況になった時、外国の対応は、何らかの形の武力行使だが、日本には武力放棄をうたった憲法がある。

経済制裁をしようにも、米国の北朝鮮の口座の凍結解除の動き、韓国の援助再開で、その効果も激減するだろう。

みのさんの言うように、今となっても外国に頼るほか無いのだろうか。

これに対処するには、武力を使えない日本で使えるのは外交だけだ
それで北朝鮮のように明らかに非があって、それを認めない国には外交で圧倒的な優位に立つほかないと思う。

<<武力を持たない日本の外交戦略>>
その為には、
1.日本人が一致団結してことに当たる他ないと思う。
政府が進めようとしている外交政策の足を引っ張る政治家や、言論の自由を旗頭に、その政策推進に不利になるような報道をしては、今の日本では完全なお手上げとなるのは間違いない。

イラク戦について意見が別れていても、圧倒的な武力を持ちいざとなれば、それを使うかも知れない米国は明らかに怖いし、強い外交力上の圧力がある。

そんな米国と違って日本の中で意見が割れていては、日本が劣勢に陥るのは眼に見えている。

<政治家のあり方>
例えば今度の米国での慰安婦問題の対応で、少なくとも、与党は勿論民主党迄は一致して、安倍さんの発言を支持すべきだと思う。

このような日本の威信に関わる大事な時に、共産党のように明らかな日本パッシングの片棒を担いでいては、日本のような外交力の弱い国では、先方の思うがままになるのは眼に見えている。

与党の議員で、北朝鮮に行って党内から批判が出ていたが、彼が安倍さんとも相談の上で行ったものと信じたい。

<マスコミの対応>
マスコミも、こと国内問題で政府、与党などの批判は大いにすべきだ。
然し、こと日本の外交上の大事な局面では、出来るだけ日本を支持して欲しい。(このような言い方をしなければならないのも可笑しいが。)

少なくとも慰安婦問題のように、日本でも意見が二分している問題や、靖国問題のように、宗教観も絡む外国人では理解の出来ない微妙な問題などの対応は慎重にして、少なくても日本の不利にならないような報道をして貰いたいものだ。

2.しっかりとした動かない意志を持つこと
<慰安婦問題>
河野さんの慰安婦強制の容認発言は、韓国と関係を壊したくないばかりの、不用意な発言だったそうだ。

正確なことは判らないが、私のような戦前派から見れば、当時の軍部の威張り方から見て、この様な下賤なことをフライドの高い、軍人が直接関与する筈が無いこと、軍部の指示を受けた業者が、軍の名を持ち出して、無理やりに、連れていったかも知れないことくらい直ぐに想像がつくことだ。

それで、この問題が起きたとき、良く調べもせずに、容認発言をし、今になっていやそうでは無かったと言っても、何がなんでも事を構えようとしている国や人達に通じるわけがない。

竹島
についても、日本の事を荒立てたくないためか、韓国の実行支配を黙認しているが、何時か此れが既成事実となって、日本が不利な立場になるような気がしてならない。

北方4島
も同じことだ。
このような大事なことに、政治家は色々なことを言い出しては、ロシヤを利するだけだ。

言論自由の国だからなにを言っても良いが、こと外国に関すること については、少なくとも与党や民社党の人達は、安倍さんとも緊密な連絡をとって言うべきで、日本の不利にならないようなことを、自分の意見として言うのが本当の政治家だと思う。

3.しっかりとした日本としての意識を持つ為の、
情報機関の整備
これは安倍さんの主張の通りだ。

イラク戦争のとき、米国のがせネタに踊らされた日本と、それに対して慎重姿勢を見せた、欧州の各国の対応でどちらが評価されるか考えても判ることだ。

慰安婦問題を取り上げても、このような国家の威信に関することを、今になって、自民や民社の有志で、資料の調査をしても間に合わないし、その動きを逆手にとってくる国もあるのだ。

まさはこれは日本の情報機関の役割だ。

.一本立ちの外交を目指す
今まではアメリカ一本槍の追随外交だった。

これは国民には判りやすく、日本独自の戦略も要らない気楽な戦略だった。
然し、これがもたらしたもの例えば近隣諸国との関係悪化、大義名分のない戦争への協力など、多くのマイナス面もあったことは否めない。

勿論、米国との関係も大切にしなければならないだろうが、所詮は余所の国だ。
だから当然自国の利益になるためには、それを優先するのは当然だ。

日本も日本のためのなることを最優先にすべきだ。
そのための外交面でも一本立ちにするのは欠かせないことだ。
それが安倍さんの言う主張する外交だと思う。

<<国難、日本人の保護へは臨戦態勢で>>
日本は武力戦争を放棄した国だ。
その日本が国難に際した時、今回のような日本人の人命問題の処理など非常に難しい問題に当たるときは、昔の言葉で言えば臨戦態勢で外交に当たるべきだと思う。

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金属製品盗難の激増で思うこと

2007-03-08 23:35:17 | 政策、社会情勢
<<シンガポールで訊いた話>>
私は1985年ころシンガポールに長期出張した時、現地の人に「この国の通りはいつも綺麗ですね」と褒めたことがある。

彼は答えた。
「いやー、日本は警察がいなくても綺麗ですよ。日本はこんなことに予算を使わず済むから日本の方がずっと素晴らしいですよ。」

このブログを見られる人は皆さんご存じのように、同国の通りでものを捨てたり、唾を吐いたりすると罰金を取られるので有名だ。

同国に来て間もなく、アパートの上の方からよく紙がひらひら舞い降りてくるのに気がついた。
ちり紙だ。
どうも使用後外に捨てるのが当たり前になっているらしい。
良くて出来たもので、翌朝には専属の人がアパートの周辺を掃除に来る。

その後の新聞によると、鉄アレイから果ては自転車まで上から落ちて来始めて問題になり始めた。
理由は簡単。
さすがのシンガポールでも、アパートまで警察の眼が届かないからだ。

しかし、またさすがにシンガポールだ。
政府から命令が出て、アパートからの屋外への投棄は勿論、窓辺にものを置くことさえ禁じられた。
お蔭で私たちは、アパートの窓辺に飾られていた、ブーゲンビリアなどの花を見る楽しみがなくなってしまった。
それでも、一党独裁の国だからかもしれないが、民衆から表立った批判は出て来ないままだ。

<<金属製品盗難の激増>>
さて、日本では公園の滑り台、ガードレール、道路に立つ色々なステンレスの金物、釣り鐘、新品のケーブル、定尺ものの鉄板などの盗難が相次ぎ最近新聞や、テレビを賑わしている。

そして、それらを盗んだ泥棒が捕まった話は、めったに聞かない。
多分思いもよらない犯罪の対応に警察がとまどっているのかも知れない。

まして、そのようないかにも怪しいものを買った業者が捕まった話など皆無だ。
報道によれば、回収業者には、売り手の身元を確認する義務は無いのだそうだ。
それで、報道されたような怪しい物が来ても、気がつかなかったで済むそうだ。

こんなことがもしシンガポールで起こったら、電光石火で警察官を動員し、回収業者へ買い取りの際の法律を厳しくするだろう。

<<金属製品盗難の解決策>>
勿論日本でも予算や人手をかけても直ぐに同じような手を売って貰いたい。

しかし、犯罪の偶発性や、盗品の対象物が極端に広範囲に渡っているから、その根絶は難しいかもしれない。

シンガポーリアンの言を借りれば、そんな法律がなくても、回収業者が仮にモラルがあるだけで、この種の犯罪は起こらない筈だとおもう。

なお言えば、モラル意識の高い国民だったら、公共の品物を盗むなど考えられないことだ。
これは理想論でははない。
ひと頃までの日本では、こんなこと考えつきもしなかった程のモラルがあったのだ。

世の中がこうなったのは、
1.良く言われる戦後からの教育の荒廃。
2.権利重視→義務、責任の軽視→自己中心主義。
3.市場経済主義→金儲け中心主義→(企業合併など)金が全ての考え方。

などなど、長い時間がかかってきたこれらの積み重ねや、悪循環が今のような事態になったような気がしてならない。

<<安倍さんへのお願い>>
従って今の状況から抜け出すには、揺るがない信念と、時間が必要だと思います。

そしてその対策は、
1.倫理観を持った新しい日本型企業への変換→新しい日本型社会の成立。
2.教育による国民のモラルの向上。
に尽きると思います。

それが安倍さんの言う「美しい国」と思っています。

厳しい国際競争に晒されている中での改革は、非常に難しいと思うが、安倍さんになんとか頑張って下さい。

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皇后さま、腸壁からの出血

2007-03-07 23:53:45 | 日々雑感

美智子さんの腸壁からの出血の報道があった。
(3月7日  読売新聞)
その中で、
 皇后さま、腸壁からの出血などで静養へ…心労が原因か
 宮内庁関係者は「精神的な疲れ」について、「ご一家をめぐって相次いでいる週刊誌の記事の見出しにかなり心を痛められていたようだ」としている。
 皇后さまは1993年10月、雑誌の批判記事が相次ぐなか心労で倒れ、一時的に声を失われたことがある。
と報じられている。

私も美智子さんと同じく新聞の雑誌の広告の見出しを見るだけの関心しかないが、それでも、その見出しを見て、もし週刊誌が皇室廃止論に立っているので無ければ、報道のしようも、もう少し違った方法もあるのではないかと思っていた。

私は、前にも書いたが、これでは今後皇室に、美智子さんや雅子さんのような、素晴らしい人が嫁にくる人はないと思う。
皇室典範について雅子さんが可哀相

何故なら国民は皆、美智子さん、雅子さんの皇室に入る前の、難しい決心をされねばならなかったことを、報道から知っているからだ。
適齢期の女性なら尚更だろう。

中には、このような人達を特権階級の人のように思っている人もあるようだ。

然し二人の立場から言えば、その人柄や教養を持っていれば、民間では引く手あまたで、ご自身の選択で、よりよい条件の相手を選ばれ、ややこしい宮中とはかけ離れた、気楽で、優雅で、幸福なに生活を受けられる資格は十二分にあるからだ。

もし民間から皇室に入られた人で、週刊誌沙汰にされ、非難されるのは次の様な条件に限られるべきだ。
1.法律や反する行動をした時。
2.不倫などモラルは反することをした時。
3.皇室と密接な関わりのある神道に関する行事を拒否した時。
4.皇室の体面を汚した時。
それ以外のこと、個人の価値観に基づく言動については、もう少し暖かい眼で見て上げも良いのではないだろうか。

戦後以来、女性の価値観や皇室に対する見方は全く変わってしまっている。
私たちのこのことを忘れてとやかく言いがちだ。

私たちは、皇室に入られる人か゛、例え立派な家柄でも浮き世離れをした人達や、飛んでいる女性、目立ちガリやの人など望んで居ない。

人気歌手や、アイドルや、政治家などと同じように報道されては、美智子さんや、雅子さんなど、聡明な人が皇室の方からプロポースされても二の足を踏むのは当然だ。
そして、そしてお二人のように、国民から尊敬され愛されるような人が皇室に入ってくる可能性は殆どなくなるだろう。

私は、「週間新潮」や「週間文春」など、新聞やテレビで報道されない、本音のことを聞かせて貰ったり、新聞やテレビの批判など、大きな役割を果たしていると思う。
それだけになおさら、皇室の件については、もっと配慮して欲しいと思う。

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サービス残業させた会社を厳罰にしよう

2007-03-06 21:43:52 | 政策、社会情勢

<<就業時間管理に関する提案>>
基本的な考え方
 厳しい競争に対応で薄れたきた企業の倫理観の希薄化に伴い、一方的に締めつけられる従業員を護る。

1.会社に経営陣以外の社員の拘束時間の記録保管の義務を課する。
所謂ホワイトカラー・イグゼンプション制度が導入された場合も、その対象となる社員にも適用する。

理由:
今後出てくると思われる、種々の勤務形態のいずれでも、全てその管理責任は会社にあることを明らかにする。
従業員の管理の基本的なデータの一つである、拘束時間管理データの保管は当然会社の責任だ。

2.最大の就業時間に上限を定める。
理由:労働基準法で既に決められているので省略。

3.サービス残業を禁ずる。
理由:サービス残業で仕事をさせることは企業による労働力の搾取で、倫理的にも許されないことだ。

4.監督官庁は上記に違反した会社名を公表また罰する。
サービス残業や極度の残業させた会社はその程度に応じて、指導~罰金~実刑まで懲罰を与える。
理由:勿論この様な罰則がなくても、上記のことが実行出来るのが望ましいが、社会の荒廃化に伴う、罰則の強化と同じ理由だ。

<<提案の企業に与える影響>>
1.普通な経営者を持った会社の場合
例えば、今回導入が見送られた、「ホワイトカラー・イグゼンプション制度」を導入して、残業代をカットして、経費の削減をしようと考えていたような普通の経営者の率いる会社への被害は大きいだろう。

このことは、昔、労働運動が盛んな時、多くの企業は従業員の中心になる人を管理職に登用して残業代をカットしたり、会社への忠誠心を利用して、サービス残業をさせて来た。
その結果中堅のホワイトカラーの管理がおろそかになり、コンピューターの導入と言う大きな変革にも関わらず、多くの人を抱え込んだままの付けか゛、バブル崩壊時の中堅社員の大量のレイオフに繋がった。
 
普通の会社の成果主義の取り組み

つまり経営管理の基本の一つである、労働生産性(生産量/時間)の管理、その係数の一つの時間の管理が全く放棄されてきたのだ。

この前例を考えれば、特に前向きの対策も考えずに、国会議員になんとかしてくれと泣き込むくらい直ぐ予想できることだ。

2.優れた経営者を持った会社の場合
多分ある意味では厳しい、この制度を逆用して、管理システムの効率化と、より一層の生産性向上を図るだろう。
特に今までなおざりにされてきた、事務、管理部門の生産性向上にも焦点が当てられることになるだろう。

このことは、昔、生産ラインについては労働組合の存在で、いい加減な管理が出来なかったため、タイム・スタディーや作業分析、品質管理運動に象徴される、生産性向上によるコスト・カットが図られた。

その管理システムの基本データがタイム・カードに示されるラインの作業者と作業時間と、彼らへ支払う賃金だ。

つまり、会社にとって目の上のたんこぶだった労働組合の存在が、却って生産ラインの生産性向上運動の促進に結びついたのだ。

さらに優れた会社では、前にも書いた会社への忠誠心を利用した、小集団による「改善」活動の導入と相まって、世界一の生産性を得られる生産ラインを持つことが出来たのだ。

このことからも優れた会社はこの期を捉えて更なる前進をするのはほぼ間違いないと思う。

法律に基づく政府の厳しい姿勢が、却って企業の改革意欲を増すことになり、結果的には、優秀な会社の生産ラインに見るように、ホワイト・カラー部門でも、世界に誇れるの生産性を上げる原動力になると思う。

そして、良い会社と普通の会社の差別化がさらに進むと思われる。

<<生産性向上と少子化対策>>
 3月6日の読売新聞によれば、
「無印良品」の良品計画では本部社員の残業を禁止した。
その基本的な考えは、「仕事の終わりを決めると言う”締め切り効果”により、長時間労働による無駄や無理を省くことが最善の策」と言うことだそうだ。
これをまた英語だが「ワーク・ライフ・バランス」と言うそうだ。
政府がこの運動を推進しようとする裏には、人口減社会を迎え、少子化対策につなげたいという国の思惑が背景にある。だが「残業大国」の日本で、このような考え方を、どのように根付かせていけば良いのだろうか。
と記者が書いている。

そして、たまたまか意識してか知らないが、同紙面の違う欄に、渡辺美樹さんの、コメントの中に、「ワーク・ライフ・バランス」がみんなで一生懸命仕事するのを止めようよ、と言う事なら賛成できない。と言うコメントが出ていた。

私の提案は、仕事と生活のバランスを取ると共に、厳しい規制が、結果的にも、企業競争力アップにも少子化対策にも繋がる現実的な提案だと思うが、どうだろうか。

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生活保護費より安い最低賃金

2007-03-05 22:22:23 | 政策

3月5日読売新聞で[最賃法改正案]「生活保護費より低額でいいのか」と言う社説が出た。
(2007年3月5日1時24分  読売新聞)
その概要は、
1.政府は最低賃金法の改正案を今国会に提出する。

2. 政府案の最大の改正点は、地域別最低賃金を決める際の判断要素として、新たに生活保護費を加えることだ。

3.地域別最賃は、は高卒初任給やパート賃金の7割強の水準だ。1日8時間労働・週休2日で、税や社会保険料を引いた月の手取り額は10万3760円となる。

4.しかし、住宅扶助の特別基準額を含めた生活保護費と比較すると、どの都道府県でも最賃の方が低い。これでは勤労意欲を失わせ、社会全体のモラルを低下させる恐れもある。

5.地域別最賃は公労使の三者で構成する都道府県の審議会が決める。厚労省案は生活保護費も考慮するように求めるだけで、最賃の方を高くするよう義務づけるものではない。だが、生活保護費を上回るようにする圧力にはなるだろう。
と読売社説は[最賃法改正案]に賛成している。

<<働いて生活保護費より多く貰える社会>>
私もこの動きは賛成だ。

何よりも、雇用者が、従業員に生活保護費にも劣る時給約700円そこそこしか払わなくて、恥ずかしいとも、済まないとも思わないのだろうか。

従業員がそんな給料を貰って、会社や店の為に誠心誠意で働くくと思っているのだろうか。

然しこの法案にたいして、零細企業からの反発も当然あり、選挙が最大関心事である、国会議員から、抵抗も出てくるだろう。

私は、基本的に、日本国内に活動の範囲が限定されている、大小のサービス業や流通業には、民主党案の1,000円が妥当かどうかを別にして、思い切った最低賃金のアップをしてはどうかとかねがね思っている。

何故なら、これらの業種の活動は、日本国内に限られるからだ。
かりに外国の企業が入ってきても、国内の法律を適用して、同じ最低賃金を強制すれば済むことだ。

これは国際競争にさらされている、製造業を中心とする企業と明らかに違っている。
そして、雇用者は、その分は小売値やサービス料を上げれば良い。
全国一斉にすべての雇用者が上げれば済むことだ。

消費者に対しては、今までの非人道的な給与ベースの是正することを訴えれれば、彼らとしては、了承するしかないだろう。

<<私の提案の問題点>>
この事は、国民が賃金の上昇→物価上昇→国民の負担増加をサービス業等で働く人達の為に耐えることになる。

然も、サービス業その他の国内に限られる、仕事と言っても、その人達の賃金の増加は、国際競争に晒されている日本企業やその下請けで働く契約労働者の給料に何らかの影響を与えることになる。

その一方では、企業では今問題となっている、正規社員と契約労働者の給料の格差の解消への圧力がますます強くなるだろう。

その中で、現在の競争力を維持する為には、ワーク・シェアリングの道にいずれ入るしかないと思う。

つまり、契約社員の給料を上げるために、正規社員の給料を下げることを意味する。

廻りくどく書いたが、結論を言えば、
膨大かつ、安い労働力を持つ中国やインドの新興勢力の拡大に立ち向かい
且つ市場経済の恩恵を享受し、
契約労働者の生活向上
のために、日本全体の給与レベルをいずれ下げねばならぬ時期が何時かはくるのは間違いないような気がする。

一口に言えば、日本人が貧乏になる ことだ。

問題はそれだけではない。
狭い国土で今までのような経済発展政策が何時までも通用するか。
歯止めのかからない少子化、
農村と都市の経済格差の増大、
地球環境の悪化、
エネルギーの枯渇、
その唯一の逃げ道の原子力エネルギーの廃棄物処理、
どれもこれも一筋縄でいかないものばかりだ、

<<安倍さんへお願い>>
今こそ、小泉さんのアメリカの一辺倒の経済政策から脱却し、日本を取り巻く環境や、日本固有のカルチャーに適した経済政策へ道を模索する時期に来ているような気がします。
日本の経済活動の長期戦略を今こそ立てて「美しい国」の実現に向けて邁進して下さい。
そして、提言にあるように
「政府が傷だらけになる覚悟と勇気」でお願い致します。

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いじめと昔流の子育て

2007-03-04 17:07:24 | いじめ

3月3日、NHKで「いじめ」「日本の、これから」の放送があった。
その内容は、NHKの紹介文を借りると、
「日本の、これから」では、行政の責任者、現役の教師、保護者、そして中学や高校に通う生徒のみなさんによる長時間討論を通じて、深刻ないじめをなくすために誰が何をしなければならないのか、徹底的に考えます。
だった。

<<NHKの「いじめ、日本の、これから>>
さすがにと言うか、思った通りと言うか、NHKらしく、「日曜討論」のように問題点を出し、関係者の意見を満遍なく聞くだけの番組だった。
そして、いじめは悪いことだと皆の意見が一致したこと(唯一の進歩だ)のほか、結論らしい結論は出なかったが、討論の中ではっきり判ったのは、
1.学校の教師にサラリーマン化、お役人化した人がまだいること。

2.教育委員会の存在感が希薄なこと。

3.学校から文科省までの教育関係者が、いまだに奇麗事で済まそうとしているこ
と。

4.生徒達が学校、家庭から孤立していること。

そして、最後の「他に責任ばかりかぶせないで、子供達を判って下さい。」「子供達の言うことを聞いて下さい。」の子供達の発言に皆が拍手して、何となく決った感じで2時間に渡るフラストレーションの残る討論会が終わった。

然しこの討論会で一番問題になったのは、如何に苦しんでいる子供達の心をくみ取るかだった。
つまり、子供達が殻に閉じこもっていて、学校や親達に心を開かないのが、問題の解決を難しくし、遅らせる一番の問題なのだ。
子供達は自分達のことを棚に挙げて、心を開かない原因の責任を大人達に問うているのだ。

勿論私は、この事で子供達の自分勝手さとか、発言の矛盾を突くつもりは全くない。
何故なら彼らにこう言う発言をさせる環境を作ったのは大人達だからだ。

私は昨日のブログで、「昔流の子育て」の提案をした。
それは、一部暴論と見えるところもあるかも知れないが、もし、その通りにいけばいじめの数も減り、もし起こってもその解決も難しくない筈だ。

然し、いじめ関連に絞って言えば、私の説に、次のような現実がある。
1.中学生までは個室を与えない、高校生には与えてもドアなしの個室にする。
子供を密閉空間に置かない。

高校生までは個人のプライバシーより家族間のコミュニケーションに重点を置く。
いじめなどあった時に、自分の世界に閉じこもらせない環境をつくる。
そして、子供達が、家族達皆といつも居間にいて、自然と話せる環境にする。
子供にいつも家族がいるという気持ち を持たせる

現実:
プライバシー重視と言うことで、子供を個室と言う密閉空間に籠もらせる機会を与える。

2.インターネット、携帯の使用制限をする。

現実:
これらを子供達に与えて、保護者として、当然知って置かねばならぬ世界に子供を入れてしまう。

3.夕食後のテレビは時間を決めて、家族一緒で見る。
それについての感想や意見の交換をする。

現実:
家庭によっては、肝心の親が遅く帰ってくるので折角のコミュニケーションをとる 暇がない。
また長期出張や離婚などで、片親状態のときもある。

4.出来るだけ2人以上の子供を産み育てて、家の中に子供社会を作ってやる。
子供が自然と社会生活のルールや自治に慣れてくる。


現実:
少子化で家庭内、地域での子供社会の消失。

社会生活に必要な訓練を受けぬまま、いきなりコミョニテイーから隔絶した、学校内で教師達とかけ離れた密閉空間である子供社会 に入る。
これで問題が起こらねば可笑しい。

「チクる」と言う言葉が生徒の間で流行っているように、生徒達は自分達の間の密閉社会の出来事を学校、家庭と言う別の社会へ言うことを密告と言う恥ずかしいことのように思っている。
勿論この文の流れからは逸れるが、学校でも、教師、生徒一体の社会を形成して貰いたいものだ。

生徒によっては、家族意識が薄いために、皆で助け合う、困った時は助けて貰うと言う気持ちが湧かずに独りで悩む。

5.社会生活をスムーズにするしつけ規則や規律を重んじる子、思いやりのある子にする。

現実:
教育の責任を全て学校に任せる。
親達が忙しすぎて、その暇がない。
または始めからその考え方もない。

7.中学までの家での勉強に父兄も加わることで、コミュニケーションの機会を増やす。
現実:親達が忙しすぎて、その暇がないか、その意欲もない。
と言って学校も当てにならぬので、塾に頼る。

<<いじめ問題解決を阻害するもの>>
以上の色々な原因、またその原因を纏めると
子供社会の縮小

  ←少子化
  ←コミュニティーの縮小

少子化

  ←核家族化←産業の拡大に伴う転勤
  ←育児より自分の生活優先の若者の増加←強い権利意識、弱い義務意識
    
←戦後教育   
  ←育児が難しくなる←女性の雇用機会の増大
  ←出産、育児の重要性の軽視←女性の雇用機会の増大
   ←仕事をしない女性は遅れているという考えの拡がり

家族感のコミュニケーション機会の減少

 ←残業、出張の増加←合理化←企業間の競争の激化←市場経済主義
 ←女性の雇用機会の増大
  ←家族間のコミュニケーションの重要性の認識不足

<3日発表の内閣府の「低年齢少年の生活と意識に関する調査>
子供の悩みを「知らない」「殆ど知らない」父親67%、母親34%
中学生の悩み「勉強ゃ進学」61%、「友達関係」20%

学校任せの教育
←強い権利意識、弱い義務意識←戦後教育
 ←忙しい親達←残業、出張の増加←合理化←企業間の競争の激化
   ←市場経済主義

子供社会の密閉化

  ←子供部屋を持った家庭の増加←過度のプライバシー意識
    ←強い権利意識、弱い義務意識←戦後教育
  ←子供が自分の殻の殻を持つ←インターネット、携帯の発達

<<いじめ問題解決への道>>
上の幾つかは、特に現在の社会をもたらしている、経済活動については、指導者が将来を見据えた、大きなビジョンを持って貰わねば解決出来ぬこともある。
そのためには、「政府が傷だらけになる覚悟と勇気」が必要
だそうだ。
果たして今の政府にそれが期待出来るだろうか。 
日本の経済活動の長期戦略

しかも、教育再生会議が提案されたことについても、批判が起こり、国家斉唱など、どの国でもやっていることに、裁判を起こすことが出来る民主主義の国日本だ。

<<若い人達へのお願い>>
後は当事者である、若い人達自身で考えて、自分なりのしっかりした考えを持って、行動して貰う他に、いじめや、少子化問題の解決の道がないような気がします。

どうか、子供のことより、自分の生活優先など、自分さえ良ければ良いと思わないで下さい。

そして、無責任なテレビ朝日のコメンテーターが言った様に、本人が満足しておれば、それで良いのではないか と、皆がそう思ったら、日本の社会や国がどうなるか 考えて下さい。
少子化問題解決を妨げるもの
いじめ問題についてのまとめ

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昔流に子供を育てよう

2007-03-03 22:34:39 | 教育問題

昨日の民放で、家族間のコミュニケーションが良い家庭の子供程、有名校への進学率が高いと言う、興味ある放送があった。

これも「あるある大事典」の例もありどれだけの信頼性があるか判らず、子供の性格にもよることとは思うが、考えさせれるところもあるようだ。

この事から、前にも書いたが、子供の育て方についてもう一度考えて見た。
下記とダブルところや一部内容の違うところもあるが、ご了承願いたい。
 良い子の育て方

<<子供の処遇>>
下記の様に子供の年齢に応じて意識的に差を付ける。

1.個室(ただ寝るだけで、何も置けない子供部屋は除く)
中学生まで:個室は与えない。
高校生:個室(但しドアなし)のを与えても良い
それ以上:ドア付きの個室

2.パソコン、インターネット

中学生まで:居間で親と共有のパソコン使用
(親がパソコンを持って居ない時で、子供の要求があれば、新規に購入し親も使う。使い方は子供に習う。管理は親が行う。)
高校生:余裕があれば居間での占有パソコン
それ以上:制限無し

3.携帯電話
高校生まで:通話専用
それ以上:制限無し

<<基本的な考え方>>
1.家計に余裕分は、子供の教育費のための貯金に当てる。
それを、子供に納得させ、贅沢をさせない。
子供に我慢することを教える。

2.高校生までは個人のプライバシーより家族間のコミュニケーションに重点を置く。
子供を密閉空間に置かない。
いじめなどあった時に、自分の世界に閉じこもらせない環境をつくる。
つまり、家族、皆といつも居間にいて、自然と話せる環境にする。
子供にいつも家族がいるという気持ちを持たせる。

3.学業以外の有害な情報から遮断する。
小さい時から覚えなくても、インターネット、携帯の操作など、僅かの練習で直ぐ上手くなる。

4.読書の習慣をつけさせる。
この為に有用な本は十分に与える。
国語力は全ての学科の基礎。
暗記力が一番強い時期に多くのことを読ませないのは損。

5.夕食後のテレビは時間を決めて、家族一緒で見る。
それについての感想や意見の交換をする。

その時いつも「何故」と考える習慣を持たせ、好奇心を持つように仕向ける。

子供が勉強している時
は、親も遠慮をする。親自身も自分の仕事や勉強の時間を持つ
親が見たいからと言う理由で、子供を個室に追いやらない。
それ以外で見たいものは録画して、子供が寝た後に見る。

6.塾の問題
中学校までは、学校で習っている範囲のことで、塾にはやらない。

学校で習うことに対して好奇心を失わせる。
好奇心を持って授業を聞くことで授業が面白くなり、集中力が高まる。
好奇心を持って習ったことは忘れない。

7.出来るだけ2人以上の子供を産み育てて、家の中に子供社会を作ってやる。
子供が自然と社会生活のルールや自治に慣れてくる。

8.社会生活をスムーズにするしつけを行う。
小学校まで:人間として半人前にもならないと思って躾ける。
  軽い体罰も避けない。
中学校まで:半人前の扱い。
  体罰より言って聞かせる。
高校:一人前に扱う。

9.躾けの目標
(1)素直な子(少なくとも中学校まで)
素直な子と、個性や我が儘が強すぎる子との学習能率は格段に違う。
(2)規則や規律を重んじる子
(3)思いやりのある子
(4)高校生になってから、個性を伸ばすように仕向ける。

<<中学校までの、子供の勉強の応援>>
(1)居間の適当なところに子供の机を置く。
親の眼が届いているので、子供はさぼれない。
個室での勉強は、単調になり眠くなる。

(2)子供の求めに応じて、親がなんらかの形で応援、指導してやる。
逆に子供はなんらかの形で親を利用する。
(以上民放で放送していた例)

(3)逆に親が知らぬところは、子供に質問してやる。
教えることは、子供に自信をもたせ、教える子供自身がその内容を理解し、記憶を確かにする道だ。

(4)とにかく褒めてやる。

(5)丸暗記でなく、いつも 「何故」と考える習慣を持たせ、好奇心を持たせるように仕向ける。

(6)予習より復習優先
特に出来る子は、予習で授業中の新しいものへの好奇心をなくす。
予習をする必要があるのは、進度が後れた生徒だけ

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「君が代」問題について

2007-03-02 07:22:09 | 教育問題

君が代問題についてはとうとう最高裁で決着がついたようだ。

これについて「教えて!goo」で私を含めて40人もの回答でを賑わした「靖国問題、日の丸・君が代問題について」の議論を思い出した。
「教えて!goo」

ここでその中の日の丸・君が代について主な意見を紹介する。
A:日の丸は国旗、君が代は国歌です。どこの国にもあるでしょう?別に何も問題ありません。
ただ、これらに対して、いちいち問題を掘り起こしこじつけて問題にしようとしている人々がいるのです。

B:日の丸はただのシンボルマークです。それだけの事です。

C:日の丸問題も君が代問題もインネンなのですから、「論点」などは無いのです。ケジメなんて言ってる人もいますが、戦争にケジメを付けた例のほうが少ないという国際関係における常識を知らないようですね。

D:日本が一つの国として、様々な価値観の中から選択しなければならない国家のポリシーというものをあえて示してこなかったということに原因があります。

E:戦争経験者は日の丸・君が代を否定するに違いない…それはサヨクの妄想であり、理想でしかないのではないか。

F:戦争の時代の国旗が日の丸だったからといって、それがどうしたというのだ?日の丸をやめることが平和に繋がるという考え方は、平和というものをナメているということだ。国旗のデザインが変われば日本人は戦争をしなくなるとでも言うのだろうか。

G:国旗や国家を変えて平和を得ることができれば、平和なんてチョロいもんです。でも、平和なんてそんなもんじゃないでしょう…。

H:「日の丸」はやはり日本に侵略された国にとっては屈辱の象徴のようです。戦時中,日本の同盟国だったドイツとイタリアは敗戦後,回りの国への配慮,過去の反省から新しい国旗に替えています。
(一部変えただけだという意見もある)

I:日の丸・君が代問題はそれを法律で国が国民に押し付けてよいのかという問題があると思います。いわゆる「愛国心」を国が国民に押し付けてよいのか、という問題ですね。

J:日の丸・君が代に対しては法律で強制することに疑問があります。
もちろん起立拒否のように意思表示レベルの話で、掲揚阻止や斉唱妨害は暴力として考えられます。掲揚や斉唱の強要も同様です。

K:日の丸は日本国旗であり、君が代は日本国歌です。いずれも、少なくとも私にとっては何の問題もありません。

L:日の丸・君が代・・・国内問題。君が代を国歌とする事への抵抗が根本にあります。 この歌が明治時代に造られた時には、明確な意味を持った歌として歌われたものです。 この同じ歌を新憲法下にても歌わされる事への抵抗感は多くの国民の中にあります。 個人的には、私は『君が代』は、歌いません。

M:日の丸・君が代・・・純粋な国内問題。日の丸・君が代の国による強要は、憲法19条の思想良心の自由に反する可能性があること。

N:日の丸は、第二次世界大戦時などに特攻隊などが「日の丸(日本)のために死ぬ」などあまりよい意味では使われていなっかたようです。
君が代も、もともとの意味は天皇家の繁栄を願った歌です。

O:日の丸は戦争のときに使用された国旗、君が代は戦争時代に天皇賛美していた曲だから国歌に不適切というわけです。

私の回答:
「日の丸」「国家」ですが、これで軍国主義に戻るものだなど色々問題があると言うなら、これに対する代案を出すべきだと思います。
多分日の丸以上の良い案は出ないと思いますが、好きな案を出してはどうでしょうか。
特に「君が代」は"キーミーガァーヨーオーワー"なんて聞いただけでは何を言っているか判らない、音楽的にも、国語からみても、可笑しい歌だと思いますので、是非出して貰ったらどうでしょうか。
しかし、勘繰って見ますと、反対の声はいろいろあっても、代案の話は殆ど聞かないのは、反対している人達は、国旗や国歌がどんなものであっても、日本人に国旗を見せたり、国歌を歌わせたくないだけで、反対は彼らが口に出せない、全く別の意図があるとしか思えません。

日の丸、君が代について多くの意見があるのは民主主義国家として良いことだ。

ただ一つ、今回問題を起こしている教師達に老婆心ながらお願いしたいことがある。
1.日本は法治国家だから、国や自治体で決めたルールを守って貰いたい。
それを自分の信念で守れない時は、甘んじてそれなりの処罰を受けて貰いたい
その態度が生徒に対して立派な教育になると思う。
まさか生徒達に国や自治体の規則が悪いからそれを守らない のだなんて言わないでしょうね。。

2.自分の信念を生徒に押しつけないで貰いたい。
それは明らかに教師の立場と、公の時間を利用した職務権限濫用行為だから。
もしどうしてもやりたいなら、校外、授業時間外にやるのは自由だ。

3.自分の信念で自分の職を賭しての行いはそれなりに立派だ。
その教師達のグループがその信念で戦っていると思う平和の為に、国家の平和だけでなく、学級の平和、いじめのない学校、もし余力があれば、社会の平和にも、その職を賭する実行力と信念をもって当たって貰いたい。

荒れ放題の学校、凶悪事件続出の社会で、戦争をしないだけの平和国家など、誰も望んで居ないのだから。

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